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人生の目標が見つからない…20代で迷子になったあなたへ贈る、未来への羅針盤

  • 就職活動
2025年06月27日

22歳、フリーターとしてスーパーで働いている男性の方から、「大学受験の失敗から引きこもり気味になり、現在も人生の目標や目的が見つからず、将来への不安を感じている」というご相談がありました。コロナ禍や世界情勢の変化も影響し、現実的な視点から将来への選択に迷っているとのことです。 この相談をきっかけに、目標設定や将来設計に悩む多くの大学生、そしてその保護者の皆様に役立つ情報を提供したいと思います。

大学進学できなかったこと、後悔していますか?

大学進学を志望しながらも、結果的に進学できなかったこと、後悔されているかもしれませんね。わかります。私も学生時代、目標達成できなかった経験から、深く落ち込んだ時期がありました。しかし、人生の成功や失敗は、大学進学の有無だけで決まるものではありません。大切なのは、そこから何を学び、どのように未来を切り開いていくかです。

例えば、私の友人で、大学進学を諦め、専門学校に進学した人がいます。彼はそこで培ったスキルを活かし、今は独立して自分の会社を経営しています。大学を卒業した人とは違う道を歩みましたが、彼自身の努力と才能によって、素晴らしい成功を収めています。 あなたの経験も、将来の糧になるはずです。今の仕事で培っている「責任感」や「忍耐力」は、どんな仕事にも活かせる大切なスキルです。過去の失敗をバネに、前向きに進んでいきましょう

そして、今、あなたが抱えている「人生の目標がない」という悩みは、決してあなただけのものではありません。多くの若者が同じような悩みを抱えています。大切なのは、焦らず、自分自身と向き合い、じっくりと考える時間を持つことです。まずは、自分が本当に何をしたいのか、何を大切にしたいのかを自問自答してみましょう。

自分の強みと弱み、本当に知っていますか?

「自分には一人で物事を決める決断力も判断力もない」と仰っていますが、それは必ずしも弱みではありません。むしろ、他者の意見を聞き入れ、協調性を持って物事を進めることができるという強みにも繋がります。周りの人に相談したり、アドバイスを求めることは、決して恥ずかしいことではありません。むしろ、成長への近道です。

自分の強みと弱みを客観的に把握するために、自己分析をしてみましょう。例えば、「強み・弱みリスト」を作成し、自分の性格や能力を書き出してみましょう。また、今までの人生経験を振り返り、成功体験や失敗体験から何を学び、何を活かせるのかを考えてみましょう。 これらの分析を通して、自分の可能性が見えてくるはずです。

もし、自己分析に迷うようでしたら、キャリアカウンセリングなども有効です。専門家のサポートを受けることで、より客観的に自分自身を理解し、将来のキャリアプランを立てることができます。 就職活動においても、自己分析は非常に重要です。企業は、あなたの個性や能力、そして将来へのビジョンを知りたいと考えています。

また、中小企業の中には、社会人野球クラブチームへの所属や現役選手としての活動を理解し、サポートしてくれる企業もあります。もし、野球を続けながら社会人として活躍したいと考えているのであれば、そのような企業を探してみるのも良いかもしれません。一般社団法人大学野球支援機構では、そのような企業とのマッチング支援も行っています。

具体的な将来設計、どのように立てたらいいですか?

将来設計は、漠然と考えるのではなく、具体的なステップを踏んで計画的に進めることが大切です。まずは、短期的な目標、中期的な目標、そして長期的な目標を設定してみましょう。

例えば、短期的な目標としては、「3ヶ月後に資格取得を目指す」「半年後に転職活動を開始する」など、具体的な行動目標を設定します。中期的な目標としては、「2年後に専門性を高める」「3年後にキャリアアップを目指す」など、スキルアップやキャリアプランを具体的に考えます。そして、長期的な目標としては、「5年後には安定した生活を築く」「10年後には自分の夢を実現する」など、人生のビジョンを描きます。

目標設定をする際には、SMART原則を意識しましょう。SMART原則とは、Specific(具体的)、Measurable(測定可能)、Achievable(達成可能)、Relevant(関連性がある)、Time-bound(期限がある)の頭文字を取ったもので、目標設定の際に重要な要素です。これらの要素を意識することで、より現実的で達成可能な目標を設定することができます。

目標を達成するためには、計画を立て、実行し、そして振り返るというサイクルを繰り返すことが大切です。計画通りに進まない場合でも、焦らず、修正しながら進めていきましょう。そして、定期的に自分の進捗状況を確認し、必要に応じて計画を見直すことで、より効率的に目標達成を目指せます。

人生の目標は、一度決めたら変更できないものではありません。人生はマラソンです。途中で方向転換することもありますし、新たな目標を見つけることもあります。大切なのは、常に前向きに、自分自身を信じて進んでいくことです。

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