住宅設計の夢と海外移住…インテリアデザインから建築への道は?

  • 就職活動
2025年06月27日

「現在、インテリアデザインを日本で勉強しています。主人が外国人であり、遅くとも2年後にはアメリカに行くことが決まっております。私は、住宅設計者となりたいのですが、日本ではこれは2級建築士資格に相当し、ベテランのインテリアデザイナーさんも2階建てぐらいまでなら建物および内部まで設計してしまうと聞きました。アメリカでは建築法等が違うため、あちらに行ってもまず学校に入り直さなければならないと思っていますが、インテリアと建築では卒業にかかる年数が大きく違ってしまいます。もし、インテリアデザイナーであっても、日本のケースのように(木造)住宅の構造および内部の設計が許されるなら、年齢的なこともありますので、そちらに進もうと思っております。また、アメリカのインテリアデザイナーは、コーディネート業務にとどまらず、きちんと設計することができるのか(もちろん就いた仕事によるとは思いますが)という点に関してもきちんと把握しておきたいです。」 このご相談、将来のキャリアプランと海外移住という大きな転換期に立たされている方からのお悩み、よく分かります。将来の夢を実現するために、最適な道を探したい気持ち、私たちも強く共感します。

日本のインテリアデザインと建築設計の実際って?

まず、日本の現状についてお話ししましょう。確かに、経験豊富なインテリアデザイナーの中には、特に木造住宅であれば、2階建て程度の建物全体の設計まで手がける方もいらっしゃいます。これは、建築士資格を持たないデザイナーが設計業務を行う際のグレーゾーンともいえる部分で、法律上は明確に禁止されているわけではありませんが、規模や構造によっては建築士の協力を得る必要があるケースも多いです。 建築士資格は、建築物の設計・監理を行うための国家資格であり、安全性を確保する上で非常に重要です。 そのため、規模が大きくなったり、複雑な構造になると、必ず建築士の関与が必要になってきます。 ですので、インテリアデザインのスキルに加えて建築設計の知識を深めたいというお気持ちは、とても賢明だと思います。

例えば、私の友人で、インテリアデザインを専攻しながら、建築設計の副専攻を選んだ人がいます。彼女は、卒業後、設計事務所に就職し、建築士の指導の下、着実に経験を積んでいます。彼女は、インテリアデザインのセンスと建築設計の知識を組み合わせることで、他の人にはない強みを持っていると語っていました。このように、専門性を高めることで、より幅広い選択肢が開けることを示す良い例です。

アメリカのインテリアデザインと建築設計の現状は?

アメリカでは、日本の状況とは少し異なります。建築設計は建築士(Architect)の資格が必須です。インテリアデザイナー(Interior Designer)は、空間デザインやインテリアコーディネートが主な仕事です。ただし、アメリカでも、インテリアデザイナーの中には、建築士と連携して住宅設計に関わる人もいます。 規模や複雑さによって、建築士の協力を得る必要性は日本と同様です。 アメリカで住宅設計者として働くには、建築士の資格を取得するか、建築士と緊密に連携して仕事をする必要があるでしょう。

また、アメリカのインテリアデザイン業界では、資格制度が整備されており、資格取得によって専門性を高めることができます。 資格取得には、一定の教育課程の修了や実務経験が必要となります。 アメリカでインテリアデザイナーとして働くことを目指すのであれば、これらの資格取得も検討すべきでしょう。 資格取得は、キャリアアップや就職活動において大きなアドバンテージとなります。

海外移住とキャリアプランの両立…どうすれば?

2年後にはアメリカに移住するという状況を踏まえると、時間的な制約がある中で、最適なキャリアプランを立てることが重要になりますね。 年齢的なことや、アメリカでの再教育期間を考慮すると、短期間で効率的にスキルアップできる方法を探すことが大切です。 例えば、オンラインコースや短期集中型の資格取得講座などを活用することで、時間と費用を節約できるかもしれません。

さらに、アメリカでの就職活動についても、早めの準備が必要です。 アメリカの建築業界やインテリアデザイン業界の動向を調べたり、現地で働く日本人の方々に話を聞いたりすることで、より具体的なキャリアプランを立てることができるでしょう。 ネットワーク構築も重要です。 アメリカで働くことを目指す日本人コミュニティに参加したり、LinkedInなどのプラットフォームを活用したりすることで、貴重な情報や人脈を得られるかもしれません。

そして、忘れてはいけないのが、ご主人のサポートです。 ご主人としっかり話し合い、お互いのキャリアプランや生活設計を共有することが、成功への鍵となります。 将来のビジョンを共有し、協力し合うことで、困難を乗り越えることができるでしょう。

もし、アメリカで住宅設計に携わる仕事を探したいのであれば、建築士の資格取得を目指すか、建築士と連携して働くことを検討する必要があります。 どちらの道を選ぶにしても、計画性と柔軟性が求められるでしょう。 そして、何よりも大切なのは、あなたの情熱と努力です。 あなたの夢が実現することを心から応援しています。

中小企業の中には、社会人野球クラブチームへの所属や現役選手としての活動に理解のある企業もあります。もし、将来、建築設計の仕事に就く際に、野球経験を活かせるような企業を探したい場合、大学野球支援機構が提供する就職支援サービスをご検討いただくことも可能です。もちろん、これはあくまで一つの選択肢です。

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