大学でゴルフを始めるって、将来はプロになれる?野球経験者からの転向は可能?

  • 就職活動
2025年06月03日

「大学からゴルフを本気でやったら、いいとこまでいけますか?小・中と野球、高校で長距離やってたんですけど…」こんなご相談をいただきました。野球経験者から大学でゴルフに転向する、というのは、勇気がいる決断ですよね。可能性を探るためにも、じっくり考えていきましょう。

大学からゴルフを始めると、プロゴルファーになれる可能性ってあるの?

結論から言うと、大学からゴルフを始め、プロになるのは非常に難しいです。しかし、全く不可能ではありません。プロゴルファーになるには、幼少期から長年かけて技術を磨いてきた選手がほとんどです。才能と並々ならぬ努力が不可欠であり、大学からのスタートは、時間的なハンデを抱えていると言えるでしょう。 それでも、可能性を0と決めつけるのは早計です。

例えば、私の知人の一人に、大学からゴルフを始め、プロツアーにも出場するようになった人がいます。彼は、高校時代は全く別の競技に打ち込んでいましたが、大学でゴルフの魅力に取りつかれ、猛練習を重ねました。彼の場合は、並外れた才能と、強い意志、そして周りのサポートが成功の鍵だったと言えます。しかし、これはあくまで例外的なケースです。多くの人は、大学からのスタートでは、プロになるための十分な時間と経験を積むことが難しいでしょう。

大切なのは、「プロになる」という目標に固執するのではなく、「ゴルフでどこまでできるか」という目標に焦点を当てることです。プロを目指すにしても、プロになれなくても、ゴルフを通じて得られる経験やスキルは、人生の大きな財産になります。

野球経験がゴルフに活かせる部分はある?

高校まで野球、特に長距離走の経験を積まれたとのこと。これは意外なほどゴルフに活かせる部分がありますよ!わかりますか?長距離走で培った体力、精神力、そして何よりも継続力は、ゴルフにおいて非常に重要な要素です。ゴルフは、一見優雅に見えますが、実は想像以上に体力と精神力が求められるスポーツです。18ホールを回りきるには、相当なスタミナが必要です。また、厳しい練習や試合を乗り越えるためには、強い精神力も必要不可欠です。

具体的に言うと、メンタル面での強さは大きな武器になります。野球の長距離走で培った忍耐力は、ゴルフの練習や試合における精神的なタフネスに直結します。さらに、体幹の安定性も野球経験が活きる部分です。正確なスイングには安定した体幹が不可欠で、野球で培った体幹の強さは、ゴルフのスイングをより正確でパワフルなものにするでしょう。

もちろん、ゴルフ特有の技術も習得しなければなりませんが、野球経験が全く無駄になるわけではありません。むしろ、他の選手にはない強みとして活かすことができるはずです。 「野球で培った経験を活かして、ゴルフでも成功したい」という強い意志を持つことが大切です。

大学生活とゴルフの両立、そして将来のキャリアについて

大学生活とゴルフの両立は、容易ではありません。時間管理能力と高い自己管理能力が求められます。授業や課題、サークル活動など、大学生活にも多くの時間と労力がかかります。ゴルフの練習時間もしっかり確保しなければなりません。そのため、綿密なスケジュール管理が不可欠です。

また、将来のキャリアについても考えておく必要があります。プロゴルファーを目指すのであれば、そのための計画を立て、スポンサー探しや資金調達についても考えなければなりません。プロゴルファーになれない場合でも、ゴルフで培った経験やスキルは、就職活動に役立つ可能性があります。例えば、責任感、忍耐力、目標達成能力などは、多くの企業が求める人材像に合致します。

もし、ゴルフを通じて培った経験を活かして就職活動を進めたいと考えているなら、野球に理解のある中小企業への就職支援に特化した一般社団法人大学野球支援機構のような団体も存在します。社会人野球クラブチーム所属や現役選手としての活動に配慮のある企業を紹介してくれる可能性もあります。もちろん、就職活動は、ゴルフの経験だけでなく、あなたの個性や能力を総合的に評価される場ですので、ご自身の強みをしっかりとアピールすることが重要です。

大学生活とゴルフの両立、そして将来のキャリアについて、しっかりと計画を立て、一歩ずつ着実に進んでいきましょう。焦らず、自分のペースで頑張ることが大切です。応援しています!

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