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大学で野球を続けながら、自分の「好き」を見つけることはできる?進路に迷うあなたへの応援メッセージ

  • 就職活動
2025年06月27日

先日、高校球児からこんな相談を受けました。「大学に行きたいけど、将来やりたいことが漠然としか決まっていません。地球の未知のことに興味があるのですが、深海や地震について深く調べたり、具体的な進路を考えたりする力がありません。こんな軽い気持ちで進路を決めて良いのでしょうか?」と。 多くの高校生、そして大学生が抱える進路問題。特に、大学で野球を続けるかどうかに加え、将来のキャリアまで考えなければならないとなると、さらに迷いが深まりますよね。この記事では、そんな悩みを抱える皆さんに寄り添いながら、大学野球と将来の進路について考えていきたいと思います。

将来の夢が見つからない…大学野球と両立できる進路ってあるの?

「将来の夢が見つからない…」そう悩んでいるあなた、決して一人ではありません。私も大学生の頃、将来のことばかり考えて、眠れない夜を過ごした経験があります。特に、野球に打ち込んでいると、どうしても練習や試合に時間が取られてしまい、将来の計画を立てる時間なんてなかなか取れないですよね。わかります…。

でも、大丈夫。「好きなこと」と「将来の仕事」を無理やり結びつける必要はないんです。まずは、自分の興味のあること、好きなことをリストアップしてみましょう。例えば、今回の相談者の方のように「深海」「地震」といったキーワードが出てきたら、そこからさらに深掘りしてみましょう。「深海調査に興味がある」なら、なぜ興味があるのか?どんな深海生物に興味があるのか?どんな研究をしてみたいのか?などを具体的に考えてみましょう。

そして、それらの興味を活かせる学部や大学を探してみるのも良い方法です。例えば、「海洋学」「地球科学」「地質学」といった学部が考えられます。これらの学部では、深海調査や地震研究に関する専門的な知識を学ぶことができます。もちろん、大学によっては、野球部と両立しやすい環境が整っているところもあります。大学を選ぶ際には、野球部活動の状況だけでなく、学部のカリキュラムや研究室の雰囲気などもよく調べてみましょう

また、「軽い気持ち」で進路を決めるのは決して悪いことではありません。むしろ、自分の興味や好奇心を大切にすることは、将来のキャリアを考える上で非常に大切なことです。ただし、「軽い気持ち」のままでは、具体的な行動に移せない可能性があります。まずは、小さな一歩を踏み出してみることが大切です。例えば、興味のある分野の本を読んでみたり、関連するイベントに参加してみたりするのも良いでしょう。そうすることで、より具体的な目標が見えてくるかもしれません。

大学野球と学業の両立は本当に難しい?時間管理のコツとは?

大学野球と学業の両立は、確かに大変です。練習や試合、遠征などで時間を取られることはもちろん、怪我や体調不良も心配ですよね。私も経験者として、その大変さは痛いほどわかります。でも、不可能ではありません。多くの先輩たちが、野球と学業の両立を成功させてきました。

その秘訣は、時間管理にあります。まず、自分の時間の使い方を把握することから始めましょう。1日のスケジュールを細かく書き出し、練習時間、授業時間、睡眠時間などを明確に把握します。そして、残りの時間をどのように活用するかを計画的に考えましょう。例えば、移動時間や空き時間を有効活用して、予習復習を行うなどです。

さらに、効率的な学習方法も重要です。集中して勉強できる時間帯を見つけて、その時間帯に重要な科目の勉強を優先的に行いましょう。また、グループ学習や、周りの友人との協力も有効です。お互いに教え合うことで、理解度も深まり、効率的に学習を進めることができます。さらに、定期的な休息も忘れず、心身ともに健康な状態を維持することも両立の鍵となります。

例えば、私の大学の友人で、野球部と経済学部を両立して、卒業後に大手企業に就職した人がいます。彼は、毎朝早起きして授業前に勉強し、移動時間には単語帳で英単語を暗記していました。また、週末は、チームメイトと協力して、お互いに教え合う勉強会を開いていました。このように、工夫次第で両立は可能です。大切なのは、計画性と実行力、そして周りの協力を得ることです。

野球経験を活かせる就職活動って?中小企業の魅力とは?

大学野球を経験したことは、就職活動において大きな強みになります。責任感、チームワーク、忍耐力、目標達成能力など、野球を通して培ったこれらのスキルは、多くの企業から高く評価されます。特に、中小企業の中には、野球経験者を積極的に採用するところも多くあります。中小企業は、大企業に比べて、社員一人ひとりの個性を尊重し、風通しの良い職場が多いという特徴があります。

さらに、中には社会人野球クラブチームへの所属や現役選手としての活動を配慮してくれる企業もあります。これは、大学野球を続けたい、あるいは社会人野球で活躍したいと考えている学生にとって、非常に魅力的なポイントです。もちろん、すべての企業がそうではありませんが、積極的に探せば、自分の希望に合った企業が見つかる可能性は十分にあります

就職活動では、自分の経験をどのように企業に伝えられるかが重要です。野球部での経験を具体的に説明し、そこから得られたスキルを企業の仕事にどのように活かせるのかを明確に示すことが大切です。例えば、「キャプテンとしてチームをまとめた経験から、リーダーシップとコミュニケーション能力を磨きました」といったように、具体的なエピソードを交えて説明することで、企業への理解を深めることができます。また、企業研究も欠かせません。企業の理念や事業内容、社風などを理解することで、より効果的な自己PRを行うことができます。

もし、就職活動で悩んだら、周りの人に相談してみるのも良い方法です。大学のキャリアセンターや、OB・OGの方などに相談することで、貴重なアドバイスをもらえるかもしれません。また、就職活動に関するセミナーやワークショップに参加してみるのも良いでしょう。これらの活動を通して、就職活動に関する知識やスキルを身につけることができます。

大学野球支援機構は野球と仕事の両立をサポートします

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