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大学を辞めたい…でも就職が不安…どうすればいいの?

  • 就職活動
2025年06月27日

「大学1年で、10月3日から後期が始まります。もう前期通っている時点で、大学をやめたいと思っていました。元々、何か目的があって入学したわけではなかったし、ただ就職するにはまだ時間がほしい…と思って入りました。でも、やっぱり目的がなくて入ったので、全然楽しくないし、授業も受けていても何も興味がわきません。2ヶ月くらい前に、もう無理だと思って泣きながら親に「やめたい」と話したら「泣くくらい嫌ならやめてもいいよ」と言われました。多分、親は本当はやめてほしくないんだと思います。それから、やめた後の事を考えたのですが、私には何もはっきり「これ!」といえるやりたい事がないんです…バイトはすごく楽しいので、もしやめたらとりあえずはバイトの時間を増やしてもらって、出来るだけ多くお金を貯めて、一人暮らしをしたいと思いました。でも、一つ本当に心配な事はそのあとの事です。大学を中退して、ちゃんと就職できるのかどうか分からないんです。だけど、絶対に就職しなくちゃいけない…というわけでもなくて、バイトでもパートでも、ちゃんと収入があって暮らしていければいいのかな…とも思うんです。大学をやめたい!!って気持ちは本当に強いのですが、就職のことで考えてしまって、なかなか決断できずにいます…親とも、ちゃんと向き合って話が出来なくて、毎日毎日悩みっぱなしなんです…」 このお気持ち、本当に良く分かります。大学生活に迷い、将来への不安を抱えている…多くの方が経験する葛藤ですよね。

大学中退後の就職活動は本当に不利なの?

「大学中退=就職不利」というイメージ、持っていませんか? 確かに、企業によっては学歴を重視するところもあります。でも、全てではありません。 大切なのは、あなたの経験や能力、そして将来へのビジョンです。

例えば、私が以前相談を受けた学生さんは、大学生活に馴染めず中退後、アルバイトで培ったコミュニケーション能力や責任感を武器に、中小企業で活躍していました。その企業は、社会人野球経験者にも理解があり、個人の能力を重視する社風だったんです。大学を卒業していなくても、熱意と能力があれば、門戸が開かれる企業はたくさんあります。

もちろん、就職活動は大変です。でも、大学を中退したからといって、必ずしも不利とは限りません。むしろ、大学生活で得られなかった経験を、他の活動で補うチャンスだと捉えることもできます。例えば、アルバイトで得たスキルや、ボランティア活動での経験などは、就職活動で大きな武器になります。

大切なのは、自分自身を客観的に評価し、強みを活かせる就職活動戦略を立てることです。自分は何が得意で、何がしたいのかを明確にすることで、自信を持って就職活動に臨めます。

やりたいことが見つからない…それでも大丈夫?

「やりたいことがない」と悩む…わかります。私も学生時代はそうでした。将来のことが分からず、不安でいっぱいだった記憶があります。でも、やりたいことが見つからないのは、決して悪いことではありません。むしろ、多くの可能性を秘めていると言えるかもしれません。

まず、「やりたいこと」を探すことに固執しすぎないことが大切です。今は、バイトが楽しいとのこと。その楽しさ、何から来ているのでしょうか? 責任感? 人と接することの喜び? チームワーク? その楽しさの根底にあるものを探ってみましょう。もしかしたら、その楽しさが、将来の仕事選びのヒントになるかもしれません。

それから、色々な経験をすることも大切です。ボランティア活動に参加したり、新しい趣味を始めたり、色々な人と話したり… 色々な経験を通して、自分の興味や適性が見えてくることもあります。 焦らず、一歩ずつ進んでいきましょう。

また、「やりたいこと」は、必ずしも最初から明確である必要はありません。多くの場合、仕事を通して見つけていくものです。まずは、自分がどんな仕事がしたいのか、どんな環境で働きたいのかを考え、色々な企業を見てみることから始めてみましょう。

大学中退と親との話し合い、どうすればいい?

親御さんとの話し合い、悩みますよね。親御さんの気持ちも理解しつつ、自分の気持ちを伝えるのは難しいものです。 まずは、自分の気持ちを整理することから始めましょう。なぜ大学を辞めたいのか、将来どうしたいのか、具体的に書き出してみるのも良い方法です。

そして、親御さんとの話し合いでは、一方的に自分の気持ちを伝えるのではなく、親御さんの気持ちにも耳を傾けましょう。「大学を辞めたい」という気持ちだけでなく、「バイトで得た経験を活かして、将来こうしたい」といった具体的なビジョンを伝えることで、親御さんも安心できるはずです。

もし、話し合いが難しい場合は、第三者(学校の先生やキャリアカウンセラーなど)に相談してみるのも良いかもしれません。客観的な視点からアドバイスをもらえることで、話し合いがスムーズに進むこともあります。

大切なのは、お互いの気持ちを尊重し、理解し合うことです。焦らず、時間をかけてじっくり話し合っていきましょう。そして、親御さんとの信頼関係を築くことが、将来への大きな一歩となります。

大学中退は、人生の大きな転換期です。不安や迷いは当然のことです。でも、あなたは一人ではありません。色々な人に相談し、サポートを受けながら、自分らしい道を歩んでいけるよう、応援しています。

ちなみに、就職活動において、中小企業は個人の能力や人柄を重視する傾向が強いです。特に、社会人野球経験者にも理解のある企業は、部活動で培った経験や協調性を高く評価してくれる可能性があります。もし、そのような企業に興味があれば、一度調べてみるのも良いかもしれません。

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