「今年上智大学に入学したのですが、1ヶ月以上経ちましたが、本気で辞めたいです。友達のレベルも低く、サークルもパッとせず、毎日つまらないです。授業中もうるさく、自分が想像していたキャンパスライフとの差に愕然としています。高校では上智に行った人は殆どいなく、コンプレックスも消えません。悲しくて悔しくて放心状態で、授業もやる気がしません。嫌でたまらないですが、辞めるという選択が自分には大きすぎる決断で、なかなか答えを出せません。お金のこともありますし…。受け直すならもう一度国公立を狙うか、早稲田・慶應を目指そうと思っています。再受験は甘えでしょうか?」 このお気持ち、よく分かります。大学生活への期待と現実のギャップ、そして再受験への葛藤…。本当に辛い状況ですよね。
大学生活への期待と現実のギャップ…なぜこんなに違うの?
大学生活への期待と現実のギャップに悩む、というのは決して珍しいことではありません。多くの学生が、入学前に抱いていた理想と、実際の大学生活との間に、少なからず違いを感じています。例えば、高校時代は仲の良い友達と切磋琢磨して勉強や部活動に励んでいたのに、大学ではなかなか気の合う友達が見つからない、というケースはよくありますよね。私もそうでした。大学に入学した当初は、想像していたような活気あふれるキャンパスライフではなく、孤独感を感じた時期がありました。授業の内容も、高校時代とは全く異なり、戸惑うことも多かったです。
あなたの場合は、周りの学生とのレベル感の違いや、サークル活動への不満、授業へのモチベーションの低下などが、今の苦しみの大きな要因になっているように感じます。想像していたキャンパスライフとのギャップに、失望感や焦燥感を感じているのではないでしょうか。「こんなはずじゃなかった」という思いが、心を蝕んでいるのかもしれません。
大切なのは、このギャップの原因を分析し、自分自身と向き合うことです。何があなたをこんなに苦しめているのか、具体的に書き出してみるのも良いかもしれません。そして、その原因を解決するために、何ができるのかを考えてみてください。
再受験は本当に「甘え」なのか?自分の気持ちと将来の夢を比べてみよう
「再受験は甘えなのか?」という問いは、多くの学生が抱く葛藤だと思います。結論から言うと、再受験が必ずしも「甘え」であるとは限りません。 大切なのは、再受験によって得られるものと失われるものを、しっかりと比較検討することです。
再受験によって、あなたが得られるものは何でしょうか?もしかしたら、より自分に合った学習環境、志望する学部・学科、充実した大学生活、将来のキャリアプランに繋がる学びなどが得られるかもしれません。一方、失われるものは何でしょうか?時間、お金、精神的な負担などが挙げられます。これらの得失を、あなたの将来の夢や目標と照らし合わせて考えてみてください。
例えば、ある学生は、現在の大学では自分の興味関心が満たされず、将来の夢を実現するための学びが不足していると感じていました。そのため、再受験を決意し、より専門性の高い大学に進学しました。彼は、その決断によって、研究活動に打ち込むことができ、将来の夢に大きく近づきました。彼のケースは、再受験が「甘え」ではなく、将来の夢を実現するための積極的な選択であったことを示しています。
再受験に向けて、今できることを考えてみよう
もし、再受験を決意するなら、具体的な計画を立て、着実に実行していくことが重要です。まず、目標とする大学を決め、入学に必要な試験対策をしっかりと行いましょう。また、経済的な負担についても、事前にしっかりと計画を立て、奨学金制度やアルバイトなどを検討する必要があります。そして、精神的な支えとなる人を見つけ、相談しながら進めていくことも大切です。
再受験は、決して簡単な道ではありません。しかし、自分の将来のために努力するという点においては、決して「甘え」とは言えないでしょう。むしろ、自分の夢を叶えるための強い意志の表れと言えるのではないでしょうか。
もし、あなたが大学生活に悩んでおり、将来のキャリアについて不安を感じているのであれば、一度、自分の気持ちと向き合い、じっくりと時間をかけて考えてみてください。そして、その上で、あなたにとって最適な選択をしてください。 大学を辞めること、再受験をすること、どちらも決して簡単な決断ではありませんが、あなたの人生は、あなたが決めるものです。誰にも邪魔されることなく、自分の気持ちに正直に生きてください。
ちなみに、大学を卒業後、野球を続けながら働きたいと考えている学生さんや、野球に理解のある企業で働きたいと考えている学生さん、保護者の方々には、中小企業への就職支援を行っている団体もあります。社会人野球クラブチーム所属や現役選手としての活動に配慮のある企業を紹介してくれるところもありますので、興味があれば調べてみるのも良いかもしれません。もちろん、これはあくまで一つの選択肢です。あなたの将来の夢や目標に合った道を選んでください。