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大学卒業後、フリーターから正社員へ。私の転身物語と就活のヒント

  • 就職活動
2025年06月27日

19歳、高校卒業後フリーターとして1年を過ごした女性から、将来の進路に悩む相談がありました。「やりたい仕事が見つからない」「資格もない」「アルバイトのシフトが少ない」など、多くの不安を抱えているとのこと。この相談をきっかけに、大学野球部員だけでなく、将来に悩む若者全体に向けた、就職活動やキャリア形成に関する情報を提供したいと思います。特に、大学野球経験者の方々には、培ってきた経験や強みを活かすためのヒントも織り交ぜていきます。

やりたいことが見つからない…でも、大丈夫!まずは自分と向き合ってみよう

「やりたいことが見つからない」と悩む方、本当にたくさんいらっしゃいます。わかります。私もそうでした。高校卒業後、漠然と「何かしたい」と思いつつ、具体的な目標もなく、ただ時間だけが過ぎていく感覚に焦燥感を感じていました。「このままじゃいけない」という気持ちは、実は大きな一歩を踏み出すための原動力になります。

まず大切なのは、自分自身とじっくり向き合う時間を持つことです。どんな仕事がしたいのか、どんな生き方をしたいのか、紙に書き出してみるのも良いでしょう。自分がどんなことに喜びを感じるか、どんなスキルを持っているか、どんな人間関係を築きたいか…などを深く掘り下げて考えてみてください。

例えば、私の友人で、大学時代に野球部でマネージャーをしていた女性がいました。彼女は、野球部での経験から、「人のサポートをするのが好き」「チームをまとめることにやりがいを感じる」ことに気づきました。その気づきをきっかけに、人事部を目指し、現在は大きな企業で活躍しています。彼女は、野球部での経験をそのまま仕事に活かしているわけではありませんが、そこで培ったスキルや人間性が、現在の仕事に大きく役立っていると言っていました。

すぐに答えが出なくても大丈夫。焦らず、少しずつ自分自身を探っていくことが重要です。そして、「今の自分」を受け入れることも大切です。完璧な人間なんていません。今の自分にできることを一つずつ積み重ねていくことで、必ず道は開けてきます。

アルバイトのシフトが少ない…もっと経験を積むにはどうすればいい?

アルバイトのシフトが少ないこと、本当に悩ましいですよね。経済的な不安も大きいですし、スキルアップの機会も少なくなってしまいます。ですが、これは「次のステップに進むためのチャンス」と捉えることもできます。

シフトが少ない状況を打破するために、まず考えられるのは、より多くのシフトに入れる職場への転職です。求人サイトなどを活用し、自分の希望に合う職場を探してみましょう。その際、「どんなスキルを身につけたいか」「どんな環境で働きたいか」を明確にしておくことが重要です。例えば、「接客スキルを磨きたい」なら飲食店、「責任感と協調性を養いたい」ならチームワーク重視の職場を選ぶなど、自分のキャリアプランと照らし合わせて職場を選んでみてください。

また、現在のアルバイト先でシフトを増やせるよう、積極的にコミュニケーションを取ることも大切です。上司や先輩に自分の希望を伝え、積極的に仕事に取り組む姿勢を見せることで、シフトを増やせる可能性が高まります。 例えば、「もっと責任ある仕事をしたい」と申し出て、新しい業務に挑戦してみるのも良いでしょう。積極的に行動することで、自分の成長にも繋がります。

資格取得は必要?就職活動はいつから始めればいいの?

資格取得や就職活動のタイミングは、人それぞれです。焦らず、自分のペースで進めていきましょう。まずは、自分がどんな仕事に就きたいのか、どんなスキルが必要なのかを明確にすることが重要です。そして、その仕事に就くために必要な資格があれば、取得を目指してみましょう。

資格取得は、必ずしも就職活動に有利とは限りません。しかし、自分のスキルアップに繋がることは間違いありません。資格取得を通して得られた知識や経験は、就職活動だけでなく、人生においても大きな財産となります。

就職活動の開始時期も、人それぞれです。早すぎることも遅すぎることもありません。自分の準備が整った段階で、始めるのがベストです。焦らず、じっくりと準備を進め、自信を持って就職活動に臨みましょう。

もし、あなたが大学野球経験者であれば、チームワークや責任感、目標達成能力など、企業が求める多くのスキルを既に持っているはずです。これらの経験をどのようにアピールするか、しっかりと準備しておきましょう。中小企業の中には、野球に理解のある企業も多く、社会人野球クラブチームへの所属や現役選手としての活動に配慮のある企業もあります。これらの企業を見つけるためには、就職活動の際に積極的に自分の経験を伝え、企業の理解を得る努力が必要です。

フリーターから正社員への転身は、決して簡単なことではありません。しかし、「自分自身の成長」という大きな目標に向かって努力を続けることで、必ず道は開けてきます。 一歩ずつ、着実に進んでいきましょう。

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