大学野球「主務(マネージャー)」「学生コーチ」「アナリスト」を対象にしたアワード開催中!

大学卒業後、再就職に悩む…野球経験は活かせる?キャリアの転換点を乗り越える方法

  • 就職活動
2025年06月27日

28歳で旧帝大理系大学院卒、技術職経験者の方からご相談がありました。「技術職に就いたものの適性を感じず退職、その後公務員試験に挑戦するも失敗。現在は再就職活動中だが、年齢や経歴、勉強の空白期間をどう説明すれば良いか悩んでいる」とのことです。理系から文系への転職、公務員試験の経験、そして年齢による不安…多くの重圧を感じている様子が伝わってきました。 この経験を活かし、新たなキャリアを築くためのヒントを探っていきましょう。

年齢と空白期間をどう説明すればいい?面接で自信を持てる方法とは?

28歳で転職活動、しかも理系から文系への転身…確かに年齢を気にする気持ち、よく分かります。そして、公務員試験に費やした期間をどう説明するか、これも大きな悩みですよね。面接官は、あなたの「空白期間」そのものよりも、その期間に何を学び、どのように成長したのかに関心があります。

例えば、公務員試験の勉強を通して培った分析力や問題解決能力粘り強さコミュニケーション能力などは、どの職種にも活かせる貴重なスキルです。面接では、これらのスキルを具体的に説明することが重要です。 「一次試験は全科目合格でしたが、二次面接で不合格でした。その経験から、自分の強みと弱みを客観的に分析し、コミュニケーション能力の向上に努めました。具体的には…」と、具体的なエピソードを交えて説明することで、説得力を高めることができます。

また、「なぜ公務員を目指したのか」「なぜ断念したのか」「そして、なぜ今この会社を選んだのか」という、あなたのキャリアプラン全体を明確に示すことも大切です。 正直に、公務員試験に挑戦した経緯や、その経験から得た学び、そして現在のキャリアプランを説明することで、面接官はあなたの誠実さや成長意欲を感じ取ることができるでしょう。

私の友人で、以前は研究職に就いていた人が、全く異なる分野の営業職に転職した事例があります。彼は、研究職で培った論理的な思考力やデータ分析能力を営業活動に活かすとアピールし、見事内定を得ました。 過去の経験は必ずしも無駄にはなりません。 それをどのように活かすか、どのように説明するかがポイントです。

理系から文系への転職は本当に難しい?あなたに合った企業選びのポイント

理系から文系への転職は、確かにハードルが高いように感じるかもしれません。しかし、不可能ではありません。 企業は、あなたの専門知識やスキルよりも、「あなたの人間性」や「仕事への取り組み方」を重視している場合が多いです。

そのため、企業選びにおいては、「あなた自身の強み」を活かせる企業を選ぶことが重要です。 例えば、分析力に自信があるなら、データ分析を扱う企業やコンサルティング会社などを検討してみるのも良いでしょう。 コミュニケーション能力に自信があるなら、営業職や人事職なども選択肢に入るかもしれません。

また、中小企業も視野に入れてみましょう。大企業に比べて、個人の能力を活かしやすい環境が整っている企業も多いです。 特に、野球に理解のある中小企業であれば、あなたの経験や人脈が活かせる可能性もあります。 大学野球支援機構では、野球経験者にとって働きやすい環境を持つ中小企業をご紹介する取り組みも行っています。 もちろん、就職活動はあくまでもご自身の判断で行ってください。

さらに、「文系総合職」という枠にとらわれすぎないことも大切です。 あなたの理系的なバックグラウンドを活かせる、「理系と文系の融合」が求められる職種を探してみるのも良いかもしれません。 例えば、IT関連企業の営業職や、医療機器メーカーの企画職など、様々な可能性があります。

資格取得は本当に必要?就職活動と並行してできる効率的な学習方法

簿記や宅建などの資格取得は、確かにあなたのスキルアップに繋がります。しかし、就職活動と並行して資格取得を目指すのは、非常に負担が大きいです。 焦って資格取得を目指し、就職活動がおろそかになるくらいなら、まずは就職活動に集中した方が良いかもしれません。

もし、資格取得を目指すのであれば、「あなたのキャリアプランに本当に必要か」をしっかりと見極めましょう。 そして、効率的な学習方法を計画的に実行することが重要です。 例えば、オンライン学習サービスを活用したり、資格取得のための勉強会に参加したりするのも良いでしょう。

大切なのは、焦らず、じっくりと自分自身と向き合い、将来のキャリアプランを明確にすることです。 そして、そのプランを実現するために、必要なスキルを身につけていくことです。 就職活動は、自分自身を見つめ直し、成長できる貴重な機会でもあります。

就職活動は、マラソンです。短距離走ではありません。 常に前向きな姿勢を保ち、一歩ずつ着実に進んでいきましょう。 そして、あなたの経験や努力は、必ずや将来のあなたを支える力となるでしょう

大学野球支援機構は野球と仕事の両立をサポートします

「野球を続けたい学生」の就活のお手伝い、
それを支える「ご家族」からのご相談、
私たちは野球と仕事双方を充実させる未来に向けてサポートをしています。