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大学卒業後、初めての就職で「雇用保険被保険者証」って必要?

  • 就職活動
2025年06月27日

「秋から中途採用で入社することになりました。入社式で『雇用保険被保険者証』の提出を求められているのですが、大学卒業後初めての就職なので持っていないんです。転職者だけが持つものだと思っていたのですが、どうすれば良いのでしょうか?」

初めての就職活動、しかも中途採用となると、書類や手続きに戸惑うこと、たくさんありますよね。わかります。私も初めて就職活動をした時は、本当にたくさんの書類に右往左往しました。特に社会保険関係の手続きは、専門用語も多くて、理解するのに苦労した記憶があります。

今回のご相談、「雇用保険被保険者証」についてですね。結論から言うと、大学卒業後初めての就職で、雇用保険被保険者証を持っていないのは全く問題ありません。むしろ、持っていないのが普通です。

雇用保険被保険者証って、そもそも何?

雇用保険被保険者証は、雇用保険に加入している人が、会社から交付される証書です。雇用保険とは、失業した際に生活の支えとなる失業給付を受けられる制度のこと。つまり、会社に雇用されている人が加入する保険です。そして、この保険に加入していることを証明するのが、雇用保険被保険者証です。

転職の場合、前の会社を退職する際にこの証書を受け取ります。そのため、「転職者だけが持つもの」というイメージを持たれるのも無理はありません。しかし、初めて就職する場合は、そもそも雇用保険に加入した経験がないため、この証書は持っていません

例えば、私の友人で、大学卒業後すぐに大手企業に就職した人がいますが、彼も初めて就職する際には雇用保険被保険者証を持っていませんでした。彼は人事担当者にその旨を伝え、スムーズに手続きを進めることができましたよ。

初めての就職で必要なのは、雇用保険への加入手続き!

雇用保険被保険者証を持っていないからといって、慌てる必要はありません。初めての就職では、会社が雇用保険への加入手続きをしてくれます。入社前に必要な書類を会社から送られてくると思いますが、その中に雇用保険に関する書類が含まれているはずです。指示に従って、必要事項を記入し、提出すれば大丈夫です。

手続きの流れは会社によって多少異なりますが、一般的には、会社が雇用保険事務組合に加入手続きを行い、その後、あなたに雇用保険被保険者証が交付されます。ですので、入社式当日に証書を提出する必要はないと考えて良いでしょう。もし心配であれば、人事担当者に事前に確認してみるのも良いかもしれません。

私の経験から言うと、人事担当者はこうした疑問や不安に丁寧に答えてくれることが多いです。遠慮せずに質問することで、スムーズな入社準備を進められるはずです。

大学野球経験と就職活動:企業の理解は得られる?

大学野球を経験された方の中には、就職活動において「野球経験が不利になるのでは?」と不安に感じている方もいるかもしれません。しかし、近年では、大学野球経験を高く評価する企業も増えています。特に、粘り強さやチームワーク、責任感といった野球を通じて培われた能力は、企業にとって貴重な人材となる要素です。

もちろん、すべての企業が大学野球経験をプラスに評価するわけではありません。しかし、野球に理解のある企業、特に社会人野球クラブチームを支援したり、現役選手としての活動に配慮のある企業であれば、あなたの経験は大きな強みになる可能性があります。

一般社団法人大学野球支援機構では、野球に理解のある中小企業との就職支援にも力を入れています。もし、就職活動で悩まれているようでしたら、キャリアカウンセリング等を通して、あなたに合った企業探しをサポートする体制を整えています。 もちろん、就職活動はあくまでご自身の判断で進めていただくものですが、もしご興味があれば、お気軽にお問い合わせください。

例えば、A大学野球部OBのBさんは、当機構の支援を受けて、社会人野球クラブチームへの所属を前提とした就職活動を行い、理想的な企業に就職することができました。彼は、野球経験を活かして活躍しており、非常に満足しているようです。

就職活動は、人生における大きな転換期です。不安や迷いを感じるのも当然のことです。しかし、しっかりと準備を進め、自分の強みを活かして就職活動を進めていけば、必ず良い結果が得られるはずです。頑張ってください!

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