大学卒業後、初めて社会に出る不安…新生活を前向きにスタートするには?

  • 就職活動
2025年06月27日

「来月から新入社員です。第一志望ではありませんでしたが、憧れの業種だったので就活は成功したと思っていました。しかし、内定者研修で叱られたり、厳しい内容を知り、憂鬱になっています。学生時代は怒られたり、挫折した経験がなく、ネガティブな自分が、これからずっと厳しい環境で働かなければいけないと思うと、悲観的になります。どうすれば前向きになれるでしょうか?」

このご相談、よく分かります。大学生活とは全く違う環境に飛び込む不安、そして想像以上に厳しい現実に直面した時の落胆…私もかつて似たような経験をしました。 新生活への期待感と同時に、不安や恐怖で押しつぶされそうになる気持ち、痛いほど共感します。

厳しい研修を乗り越えるには?どんな心の準備が必要?

まず、「この程度のことで嫌だ、逃げたい」と思う自分を責めないでください。それは決してダメなことではありません。むしろ、自分の感情に正直に向き合えている証拠です。 研修で初めて厳しい言葉を浴びせられ、ショックを受けた…その経験は、決して無駄にはなりません。むしろ、今後の成長の大きな糧となるでしょう。

多くの企業では、新入社員研修で社会人としての基礎を叩き込むことを目的として、時に厳しい指導が行われます。それは、あなたを潰すためではなく、早く一人前になってほしいという、企業側の願いの表れなのです。 もちろん、度を超えたパワハラやハラスメントは許されるべきではありませんが、研修で経験する厳しさは、成長の過程で必要な試練と捉えることもできるのではないでしょうか。

例えば、私の友人で、かつて大手メーカーの厳しい研修を経験した人がいます。彼は、研修中に何度も挫折しそうになり、何度も泣きそうになったと言っていました。しかし、彼はそこで「自分はこんなに頑張れるんだ」という自信を掴み、その後、会社の中心メンバーとして活躍するようになりました。 彼の経験は、困難を乗り越えることで得られる成長の大きさを教えてくれます。

心の準備としては、「完璧を求めない」「失敗を恐れず挑戦する」「周りの人に助けを求める」ことを意識してみましょう。 完璧にこなそうとすればするほど、プレッシャーを感じ、ミスを恐れて行動できなくなってしまいます。 失敗を恐れずに挑戦し、失敗から学ぶことで、成長のスピードは格段に上がります。そして、困った時は、先輩や同僚に相談しましょう。彼らは、かつてあなたと同じ経験をしているはずです。

大学野球部での経験は、社会人生活でどのように活かせる?

大学野球部での経験は、想像以上に社会人生活で活かせます。 野球部では、チームメイトと協力して目標達成を目指す経験、厳しい練習や試合を通して培った忍耐力や精神力、そして責任感…これらは、どんな仕事にも通じる大切なスキルです。 これらの経験を自信に変え、社会人生活に活かしましょう

例えば、チームメイトと協力して目標を達成した経験は、チームワークの重要性を理解し、実践する上で役立ちます。厳しい練習や試合を通して培った忍耐力や精神力は、困難な状況でも諦めずに努力を続ける力となり、責任感は、仕事への責任感を高めます。 これらの経験を、面接や自己PRで効果的にアピールすることもできます。

もし、就職活動で苦労している、または野球経験を活かせる企業を探したいと考えているのであれば、一般社団法人大学野球支援機構のような団体に相談してみるのも良いかもしれません。彼らは、野球に理解のある企業との繋がりを持っています。もちろん、就職活動はあくまでもあなたの意思で決めるべきですが、選択肢の一つとして知っておくのも良いでしょう。

ネガティブな感情とどう向き合う?前向きな気持ちを取り戻すには?

ネガティブな感情は、誰にでもあるものです。それを「悪いもの」と決めつけず、受け入れることが大切です。 落ち込んだり、不安になったりするのは、あなたが真剣に社会人生活に向き合っている証拠です。 その感情を無視したり、無理に押し殺そうとせず、自分の気持ちを認めてあげましょう

前向きな気持ちを取り戻すには、自分の好きなこと、得意なことに意識を向けることが効果的です。 例えば、趣味に没頭したり、友人と会話をしたり、リラックスできる時間を作ることで、気分転換を図りましょう。 また、目標を設定し、小さな成功体験を積み重ねることも、自信を取り戻す上で有効です。 目標は、あまり大きくせず、達成可能な範囲に設定しましょう。

例えば、「毎日30分だけ読書をする」「週末に友達と会う」など、小さな目標から始め、一つずつ達成していくことで、「自分にもできる」という自信が芽生えてきます。 そして、「自分は成長できる」という確信を持つことが、前向きな気持ちを取り戻す鍵となるでしょう。

最後に、「人生最後の春休み」を、憂鬱な気持ちで過ごすのは勿体ないですよ! 残りの時間を、自分自身と向き合い、心穏やかに過ごすことを意識してみましょう。 そして、新生活への期待と不安を胸に、一歩ずつ進んでいきましょう。 あなたは、きっと素晴らしい社会人になれるはずです。

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