「有名国公立大学Aを受験する予定なのですが、両親は国公立大学Bを受験すると思っています。二浪していて、大学Aに合格することを目指して頑張ってきましたが、今年のセンター試験が難しかったことや努力も足りなかったこともあり、ボーダーよりも低い点数しか取れませんでした。両親からは大学Aは厳しいから、大学Bを受験しなさいと言われ、私も一応納得して「分かった」と言いました。ですが後日、願書を提出しようとした際に、今まで二浪したのは何だったのかと思い出し、急に悔しくなって泣いてしまいました。不合格でも良いから、最後まで頑張ってみたいと思ってしまい、両親には内緒で大学Aに願書を出してしまいました。明日2/13に受験票が送られてきますが、2/12~2/14まで私立受験なので確実にばれてしまいます。今まで二浪してしまい両親には本当に迷惑をかけてしまっています。合格する確率の高い大学Bを受けた方が良かったのも、それを薦めた親心も子供ながらに分かっているつもりです。明日、バレた際に打ち明けなければいけませんが、どう言ったらいいでしょうか。」 このご相談、多くの大学生、そしてご家族が抱える、胸に迫る悩みですよね。わかります。親御さんの気持ち、そしてご自身の気持ち、どちらも大切にしたい、そんな葛藤を抱えていることと思います。
親御さんの気持ち、どう理解すればいい?
まず、親御さんの気持ちを想像してみましょう。二浪もして、大学受験に挑むお子さんのことを心配しない親御さんはいません。特に、経済的な負担や、将来への不安は大きいですよね。大学Aが厳しいと判断したのも、お子さんの将来を真剣に考えてのことでしょう。親御さんの言葉の裏には、深い愛情と、将来への不安が隠れていることを、まずは理解してあげることが大切です。もしかしたら、大学Bを勧めることで、お子さんの負担を少しでも軽くしたい、という気持ちもあるかもしれません。親御さんの立場になって考えてみると、少し気持ちが楽になるかもしれませんよ。
例えば、私の友人で、同じように親御さんと大学受験で衝突した子がいました。彼は、第一志望の大学にどうしても進学したくて、親御さんの反対を押し切って受験しました。結果は不合格。親御さんには相当なショックを与えてしまったそうです。しかし、彼は自分の決断を後悔していませんでした。なぜなら、自分の意思で挑戦したからこそ、結果を受け入れることができたと言っていました。この経験から、彼は自分の将来について、より深く考えるようになったそうです。親御さんの気持ちも理解しつつ、自分の意思を貫くことの大切さを学んだ、良い経験になったと語っていました。
自分の気持ちを、どう伝えればいい?
親御さんに打ち明けるのは、確かに勇気がいりますよね。でも、正直に、自分の気持ちを伝えることが一番大切です。感情を押し殺して、うまく誤魔化そうとしても、後で後悔する可能性があります。まずは、大学Aへの受験票が届いたことを素直に伝えましょう。そして、なぜ大学Aにどうしても進学したいのか、自分の気持ちを丁寧に説明しましょう。これまでの努力、そして大学Aへの強い思いを、具体的に伝えることが重要です。例えば、「二浪してここまで頑張ってきたからこそ、この大学で学びたいという気持ちが強くなった」「この大学の〇〇研究室で学びたい」「この大学でしかできない経験をしたい」など、具体的な目標や理由を伝えれば、親御さんも理解を示してくれる可能性が高まります。
また、大学Bへの受験も検討した上で、最終的に大学Aを受験することを決めたと伝えることも大切です。大学Bを軽視しているわけではないことを明確に伝えましょう。「大学Bも素晴らしい大学だと理解しています。でも、自分自身の将来を考えた時に、大学Aで学びたいという気持ちがどうしても抑えられないんです。」といった伝え方を意識すると良いでしょう。
そして、親御さんへの感謝の気持ちも忘れずに伝えましょう。「今まで本当に迷惑をかけたことを深く反省しています。それでも、自分の夢を叶えるために、最後まで挑戦させてください。」と伝えることで、親御さんの怒りや悲しみを少し和らげることができるかもしれません。
もし不合格だったら…将来への不安と、その対策
大学受験は、結果が全てではありません。不合格だったとしても、その経験は必ず将来の糧になります。大切なのは、どれだけ努力したか、そしてそこから何を学んだかです。もし不合格だった場合、親御さんにはそのことをきちんと伝え、自分の将来について、改めて真剣に考え、具体的な計画を立てていくことを約束しましょう。大学Bへの進学も視野に入れつつ、他の選択肢も探ることを視野に入れておくことも大切です。例えば、専門学校や、再受験なども選択肢として考えてみるのも良いでしょう。
大学野球を続けながら、学業と両立していくことは大変ですが、決して不可能ではありません。多くの大学生が、野球と学業を両立させています。時間管理や学習方法を工夫することで、両立は可能です。もし、野球を続けながら就職活動をすることになった場合、一般社団法人大学野球支援機構のような組織が、就職活動のサポートをしてくれるかもしれません。彼らは、野球に理解のある企業を紹介してくれる可能性があります。社会人野球クラブチームに所属しながら働くことや、現役選手として活動しながら働くことを理解してくれる企業を探してくれるかもしれません。もちろん、就職活動は大変ですが、諦めずに、前向きに取り組むことが大切です。
大切なのは、自分の将来について真剣に考え、具体的な計画を立て、行動していくことです。親御さんとのコミュニケーションを大切にしながら、自分の夢に向かって進んでいきましょう。そして、どんな結果になっても、自分を責めずに、前向きに進んでいけるように、心の準備をしておきましょう。