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大学受験で化学・物理が苦手…でも農学部志望!大丈夫?将来の不安と対策

  • 就職活動
2025年06月27日

高校3年生の理系学生の方から、大学受験に関するご相談がありました。「化学と物理が全くできないけれど、数学、英語、生物は得意。農学部に進学したいと考えているが、化学や物理の知識が不足していることが不安だ」とのことでした。農学部では、化学や物理の知識がどの程度必要なのか、また、学部によって難易度が異なるのかといった疑問も抱いていらっしゃいました。この相談を受けて、大学生活と将来のキャリアを踏まえた上で、具体的な対策を提案させていただきます。

高校の化学・物理の知識って、農学部で本当に必要?

わかります!高校で勉強した化学や物理って、大学で本当に必要なの?って不安になりますよね。結論から言うと、農学部でも化学や物理の知識は必要です。ただし、高校で習うレベルの知識がそのまま求められるわけではありません。どの程度必要かは、あなたが目指す農学部の専門分野によって大きく異なります。

例えば、植物生理学を専門にしたいと考えているなら、植物の成長や光合成といった現象を理解するために、化学や物理の基礎的な知識は不可欠です。土壌学環境農学を専門とする場合も、土壌の化学的性質や環境問題に関する物理的な理解が求められます。一方、農業経済学農業経営学といった分野では、化学や物理の知識はそれほど必要ないかもしれません。

私の友人で、高校時代は化学が苦手だったけれど、大学で植物育種を専攻し、今では立派な研究者になっている人がいます。彼は、大学に入ってから必要な知識を丁寧に学び直したそうです。高校で完璧に理解していなくても、大学で努力すれば十分に追いつけるということを彼は証明してくれています。

心配な気持ちはよく分かりますが、得意な数学、英語、生物を武器に、志望大学に合格することを目指しましょう。そして、大学に入学してから、苦手な化学や物理を克服するための努力をすれば大丈夫です。

農学部のどの学部が化学・物理の勉強が大変なの?

農学部の中でも、どの学科が化学や物理の勉強に苦労するかは、専門分野によって大きく異なります。先ほどもお話したように、植物生理学や土壌学、環境農学といった分野では、化学や物理の知識が不可欠です。これらの分野では、大学で高度な化学や物理の知識を学ぶ必要があり、高校で基礎が不足していると、授業についていくのが大変かもしれません。

具体的に見ていきましょう。例えば、応用生物科学科生物生産学科などは、生物学的な側面が強い一方、遺伝子工学や細胞培養といった分野では化学の知識が不可欠です。また、環境資源学科地域環境科学科では、環境問題に関連する物理や化学の知識が求められるでしょう。一方、農業経済学科食料システム学科などは、社会科学的な側面が強く、化学や物理の知識はそれほど必要ありません。

大学案内やシラバスをよく読んで、各学科のカリキュラムを確認することが大切です。どの科目が重視されているのか、どのような実験や実習があるのかを把握することで、自分の得意不得意と照らし合わせて、自分に合った学科を選ぶことができます。

大学生活と就職活動…化学・物理が苦手でも大丈夫?

大学生活では、得意な分野を伸ばしつつ、苦手な分野を克服する努力が大切です。大学には、チューター制度や学習支援センターといった、学習サポート体制が整っているところが多いです。積極的に利用して、分からないところはすぐに質問し、理解を深めていきましょう。また、同じ学科の仲間と協力して勉強することも効果的です。お互いに教え合うことで、理解が深まり、モチベーションも維持できます。

就職活動においても、高校時代の成績だけで判断されることはありません。大学での取り組みや、あなたが培ってきた能力、そしてあなたの個性や人となりが評価されます。大学生活で積極的に学び、成長を続けることが、将来のキャリアにつながります。

企業によっては、社会人野球クラブチームへの所属や現役選手としての活動に配慮のあるところもあります。もし、野球を続けながら就職活動を進めたいと考えているなら、そういった企業を探してみるのも良いかもしれません。大学野球支援機構では、そのような企業との連携も進めています。もちろん、就職活動は個々の状況によって異なりますので、ご自身の状況に合った方法を選択することが重要です。

例えば、私の知人の息子さんは、大学時代に野球部に所属しながら、IT企業に就職しました。彼は、野球で培ったチームワークや責任感、そして粘り強さをアピールすることで、内定を得ることができました。あなたの強みを見つけて、それを活かせる就職活動を目指しましょう

大学生活は、勉強だけでなく、様々な経験を積む大切な時間です。得意な分野を活かしながら、苦手な分野にも積極的に挑戦し、自分自身を成長させていく。それが、将来の成功につながると思います。

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