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大学受験と野球、将来の夢…進路変更で迷うあなたへ

  • 就職活動
2025年06月27日

高校3年生で、進路変更を経験し、私立大学の出願を目前に迷っている、というご相談を受けました。「2ヶ月前まで就職予定だったものの採用を辞退し、進路変更したため勉強はあまりできていない。高いお金を払ってまで近畿大学を受ける必要はないのではないか。京都橘大学だけに絞っても良いのか、近畿大学も受ける方が良いのか」とのお悩みです。国公立大学も志望しており、3教科受験可能な大学を検討中とのこと。国語120点、英語130点、社会65点?55点の得点状況で、経済的には一般的な家庭より裕福とのことでした。この状況を踏まえ、大学受験と将来のキャリアプランについて、一緒に考えていきましょう。

私立大学受験、絞っても大丈夫?費用対効果を考えてみよう

進路変更で勉強時間が限られていたとのこと、わかります。焦る気持ち、よく分かります。私立大学の出願は大きな決断ですよね。特に、費用面も考慮すると、どこを受験するかは本当に悩ましい問題です。近畿大学と京都橘大学、どちらも魅力的な大学でしょうが、現状の勉強時間と得点状況、そして将来のキャリアプランを総合的に判断することが大切です。「高いお金を払ってまで…」というご心配、とても現実的で重要です。

まず、ご自身の得点状況と、各大学の合格可能性を改めて確認してみましょう。過去問を解いて、合格可能性をシミュレーションしたり、大学の入試情報サイトなどを活用して、合格ラインを調べてみるのが良いでしょう。そして、近畿大学と京都橘大学、それぞれのメリット・デメリットをリストアップしてみてください。例えば、近畿大学は立地や学科の多様性といったメリットがある一方で、学費が高いというデメリットがあるかもしれません。一方、京都橘大学は学費が比較的安価であるというメリットがあるかもしれません。この費用対効果を、ご自身の将来のキャリアプランと照らし合わせて考えてみてください。

例えば、私の友人で、経済的に余裕のある家庭環境にも関わらず、地元の国立大学に進学し、奨学金を返済しながら、卒業後に安定した企業に就職した人がいます。彼は、将来のキャリアプランを明確に持ち、そのプランに最適な大学を選択したのです。費用面だけでなく、卒業後のキャリアパス、将来の夢などを考慮して、大学選びをすることが重要です。近畿大学と京都橘大学のどちらに進学しても、将来の夢を実現できる可能性があるなら、費用面を優先して一方を諦める必要はないかもしれません。しかし、費用面と将来のキャリアプランを総合的に判断した結果、一方の大学を諦める方が良いと判断する可能性もあります。

国公立大学受験と併願戦略、両立は可能?

国公立大学も志望されているとのこと。これは素晴らしいですね!国公立大学は、学費が私立大学に比べて安価であるという大きなメリットがあります。そして、3教科受験可能な大学を選ばれるとのことですが、これは賢明な選択です。得意な教科に絞って受験することで、合格可能性を高めることができます。しかし、国公立大学は倍率が高いため、私立大学との併願戦略をしっかり立てることが重要です。

私立大学の出願は、国公立大学の受験戦略にも影響します。私立大学の受験で自信をつけ、国公立大学の受験に臨むという戦略も有効です。逆に、私立大学受験で失敗したとしても、国公立大学受験に集中できるというメリットもあります。私立大学と国公立大学の受験時期を考慮し、ご自身の状況に最適な併願戦略を立てることが重要です。例えば、私立大学の出願を絞り、国公立大学受験に集中する時間を作る、という戦略も有効です。

大学受験は、人生における大きな転換期です。進路変更という大きな決断をされたこと、そして、将来のキャリアプランについて真剣に悩んでいらっしゃること、とても素晴らしいと思います。焦らず、冷静に、ご自身の状況と将来の夢をしっかりと見据えて、最適な進路を選択してください。

野球と学業、そして将来のキャリア…夢を叶えるための道筋

大学野球を続けながら、学業と就職活動、そして将来のキャリアプランをどのように両立させていくか…これは多くの大学生が抱える大きな課題です。野球部員は、練習や試合に多くの時間を費やすため、学業との両立に苦労するケースも多いです。さらに、就職活動も加わると、時間管理が非常に難しくなりますよね。わかります。私もかつてそうでした。

しかし、野球経験は必ずあなたの将来のキャリアに活かせます。チームワーク、責任感、忍耐力、目標達成能力…野球部で培ったこれらの経験は、多くの企業が求める重要な資質です。就職活動では、これらの経験を効果的にアピールすることが大切です。例えば、面接では、野球部での経験を通して学んだこと、そしてそれらをどのように仕事に活かしたいかを具体的に説明しましょう。また、履歴書やエントリーシートにも、野球部での活動内容を積極的に記載しましょう。

大学野球支援機構では、野球に理解のある中小企業への就職支援を行っています。社会人野球クラブチーム所属や現役選手としての活動に配慮のある企業を紹介することも可能です。もちろん、就職活動はご自身で行う必要がありますが、適切な情報やサポートを得ることで、より効率的に就職活動を進めることができます。もし、就職活動で悩んだ際は、一度、周囲の大人に相談してみるのも良いかもしれません。親御さん、先生、先輩など、信頼できる人に相談することで、新たな視点や解決策が見えてくることもあります。

大学生活は、野球だけでなく、学業や友人関係、そして将来のキャリアを考える大切な時間です。焦らず、一歩ずつ着実に進んでいくことが大切です。ご自身のペースで、大学生活を楽しみながら、将来の夢に向かって進んでいきましょう。

大学野球支援機構は野球と仕事の両立をサポートします

「野球を続けたい学生」の就活のお手伝い、
それを支える「ご家族」からのご相談、
私たちは野球と仕事双方を充実させる未来に向けてサポートをしています。