「甲南女子大学を指定校推薦で受験します。受験方法は面接と書類選考と書いてありました。そこで、面接とはいったいどんなことを聞かれるのか、実際同じ立場で受験された面接経験者や、同じでなくても面接に詳しい方、どうかアドバイスをお願い致します…。高校の先生方は、志望動機やどうしてここが良いのかが言えれば大丈夫と言っていますが、凄く不安です…。また、一連の動作などある程度は調べていますが、何か些細なことでも構わないのでアドバイスお願いします。」 多くの大学生、特に推薦入試を考えている学生さんは、面接試験で何を聞かれるのか、どのように対応すればいいのか、不安を抱えているのではないでしょうか。わかります。私もそうでしたから。
面接で聞かれることは?予想と対策を立てよう!
推薦入試の面接では、志望動機や大学生活への意欲をしっかり伝えることが重要です。しかし、それだけでは不十分です。面接官は、あなたの人物像を深く知りたいと考えています。単に「この大学に行きたい」という気持ちだけでなく、なぜその大学で学びたいのか、将来どのような人間になりたいのか、といった点を具体的に説明できるよう準備しましょう。
例えば、よくある質問として「あなたの強みと弱みは?」があります。これは、あなたの自己理解度を測るための質問です。単に「強みは責任感です」「弱みは几帳面すぎることです」と答えるのではなく、具体的なエピソードを交えて説明することが大切です。例えば、「高校の部活動で主将を務めた経験から責任感の強さを自覚しました。チームをまとめるために、綿密な計画を立て、メンバーと積極的にコミュニケーションを取りました。その結果、チームは目標を達成することができました。」のように、具体的なエピソードを交えて説明することで、面接官はあなたの能力や性格をより深く理解することができます。
また、「大学生活で何をしたいですか?」という質問もよく聞かれます。これも、単に「勉強したいです」と答えるのではなく、具体的な目標や計画を説明することが重要です。例えば、「〇〇サークルに入部して、人間関係を広げたい」「専門科目の勉強を通して、将来の夢を実現するための知識を身につけたい」など、具体的な目標を提示することで、あなたの意欲をアピールすることができます。さらに、その目標を達成するために、どのような計画を立てているのか、具体的な行動を示すことが重要です。例えば、「〇〇サークルでは、積極的に活動に参加し、リーダーシップを発揮したい」「専門科目の勉強では、予習・復習をしっかり行い、分からないことは先生に質問するなど、積極的に学習に取り組みたい」といった具体的な計画を示すことで、あなたの意欲をより効果的に伝えることができます。
さらに、高校生活について聞かれることもあります。部活動や学校行事に積極的に取り組んだ経験、勉強で苦労した経験、友人との関係など、あなたの高校生活を振り返り、そこから何を学び、どのように成長したのかを説明しましょう。これらの経験を通して、あなたがどのような人間であるのか、大学生活でどのように活躍できるのかを面接官に伝えることが重要です。
そして、忘れがちなのが逆質問です。面接の最後に質問する機会が与えられることが多いので、事前にいくつか質問を用意しておきましょう。大学生活に関すること、研究室や教授陣のこと、就職活動に関することなど、あなたが本当に知りたいことを質問することで、あなたの意欲や関心の高さを示すことができます。ただし、事前に調べて簡単に分かるような質問は避け、あなたが真剣に大学生活を考えていることを示すような質問を選びましょう。
面接の受け答え、マナー、服装はどうすればいいの?
面接では、言葉遣いや態度にも注意しましょう。丁寧な言葉遣いを心がけ、姿勢を正して面接官の目を見て話をしましょう。また、質問にはハキハキと答え、自分の考えを明確に伝えましょう。事前に想定される質問を練習し、スムーズに答えられるように準備しておきましょう。
服装は、清潔感のある服装を心がけましょう。女性であれば、スーツが一般的です。アクセサリーは控えめにし、髪型もきちんと整えましょう。面接にふさわしい服装をすることで、あなたの真剣さを示すことができます。また、時間にも気をつけましょう。面接会場には、余裕を持って到着するようにしましょう。遅刻は、面接官に悪い印象を与えてしまうので、十分に注意が必要です。
さらに、面接官とのアイコンタクトも重要です。面接官の目を見て話すことで、あなたの誠実さや自信を示すことができます。ただし、見つめすぎるのも良くないので、自然な感じで面接官の目を見て話すように心がけましょう。また、身振り手振りも効果的に使いましょう。ただし、必要以上に大きく動かすのは避け、自然な身振り手振りで話すように心がけましょう。
例えば、私の友人で、面接で緊張しすぎてうまく話せなかったという人がいました。彼女は事前にしっかりと準備をしていたのですが、本番で緊張しすぎて、うまく言葉が出てこなかったそうです。そこで、彼女は本番前に深呼吸をすることや、面接官の目を見て話すことを意識することで、落ち着いて面接に臨むことができました。このように、本番前にリラックスできる方法を見つけることも大切です。
大学生活と野球部活動の両立、そして将来のキャリアパスについて
大学生活では、学業と部活動の両立が課題となるかもしれません。野球部活動に励みながら、学業もしっかりとこなすためには、時間管理が非常に重要です。計画的に時間を使うことで、両立が可能になります。例えば、授業の空き時間や週末に予習・復習を行い、効率的に勉強を進めることができます。また、部活動の合宿や遠征などで授業を欠席する場合は、事前に先生に相談し、欠席した授業の補習を受けるなど、対応策を講じる必要があります。
そして、将来のキャリアパスについても考えてみましょう。大学での経験は、就職活動に大きく役立ちます。部活動での経験を通して培った責任感やチームワーク、コミュニケーション能力などは、企業から高く評価されます。これらの経験を、就職活動でどのようにアピールするのか、具体的なエピソードを準備しておきましょう。
野球に理解のある企業を探してみるのも良いかもしれません。中には、社会人野球クラブチームへの所属や現役選手としての活動を支援する企業もあります。そういった企業を見つけるためには、企業研究が不可欠です。企業のホームページや説明会などで、企業の理念や社風、社員の働き方などをしっかり確認しましょう。
もし、就職活動で悩んだ際は、キャリアセンターや就職活動支援団体などのサポートを活用することも検討してみましょう。彼らは、就職活動に関する様々な情報を提供し、あなたをサポートしてくれます。一人で抱え込まず、積極的に相談してみることをおすすめします。