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大学時代の頑張りはどこへ? 就職活動と向き合うために必要なこと

  • 就職活動
2025年06月27日

26歳男性の方から、就職後、やる気が出ず、必要な資格取得の勉強もできないというご相談がありました。「大学時代は猛勉強していたのに、今は全くやる気が起きない。何が原因なのか、どうすれば勉強できるようになるのか」と悩んでいらっしゃいます。 大学時代に費やした膨大な勉強時間と、現在の状況のギャップ、そして将来への不安を抱えている様子が伝わってきました。このご相談をきっかけに、大学時代の経験と就職活動、そして仕事におけるモチベーション維持について考えてみたいと思います。

大学時代の頑張りは、今の自分に活かせる?

「高3の時は平日6、7時間、休日は16時間…毎日勉強していました」というお話、本当に驚きました。高校時代、そして大学時代と、並々ならぬ努力をされていたんですね。わかります、その努力の大きさは想像できます。しかし、その頑張りが、今の状況に活かせていないと感じる、そのもどかしさ、本当に辛いと思います。 多くの大学生が、大学生活と部活動、そして将来への不安を抱えながら日々を過ごしています。 特に、大学で培った経験や知識を活かしたいと考えている学生にとっては、就職活動は大きなストレスとなるでしょう。もしかしたら、大学時代の頑張り方と、社会人としての頑張り方の違いに戸惑っているのかもしれません。

例えば、私の友人で、大学時代に野球部に所属し、猛練習をこなしていた人がいました。彼は、その経験から培った忍耐力やチームワークを武器に、就職活動で好成績を収めました。しかし、彼の場合は、大学時代の経験を「社会で通用するスキル」として明確に認識し、自己PRに活かしていました。単に「頑張った」という事実ではなく、「何を学び、どのように成長したのか」を具体的に説明できる点が重要だったのです。

もしかしたら、あなたは大学時代の頑張りを、単なる「過去の実績」として捉えているのかもしれません。しかし、その頑張りは、あなたの潜在能力を示す重要な証拠です。その経験から学んだこと、身につけたスキルを改めて見直してみましょう。それは、今の仕事にも、そしてこれからの資格取得にも必ず活かせるはずです。

資格取得のための勉強ができない…その原因は?

「何事に対しても異常なまでにやる気が湧きません」「心が異常に疲れやすいです」「すぐに心が根を上げます」…これらの症状、本当につらいですよね。 精神科を受診されたとのことですが、薬の効果がなかったとのこと、残念です。 しかし、これは決してあなたの努力が足りないということではありません。もしかしたら、根本的な原因がまだ見つかっていないのかもしれません。

一つ考えられるのは、「燃え尽き症候群」の可能性です。大学時代、並外れた努力をされたとのことですから、心身ともに疲弊している可能性があります。 また、現在の仕事への適応に苦戦していること、そして必須資格の取得というプレッシャーも、大きなストレスになっているのではないでしょうか。 「もうどうでもいい」という気持ち、よくわかります。 頑張りすぎて、心が休まる時間がない状態が続くと、どうしてもそう感じてしまいます。

もう一つ考えられるのは、仕事へのミスマッチです。営業部志望なのに技術部に配属されているという状況は、モチベーション低下の一因になっているかもしれません。 会社の方針や事情もあると思いますが、もし可能であれば、上司や人事担当者と、自分のキャリアパスについてじっくり話し合ってみることをお勧めします。 もしかしたら、部署異動やキャリアチェンジの道が開けるかもしれません。

  • 自分の強みや弱みを改めて分析する
  • 仕事への適性や興味を再確認する
  • キャリアプランについて上司と相談する

そして、発達障害の可能性についても、専門家にご相談してみるのも一つの方法です。 ASDやADHDは、努力してもなかなか成果が出にくい、という特徴があります。もし発達障害の可能性があると診断されたとしても、それは決してあなたの欠点ではありません。適切な支援を受けながら、自分のペースで仕事を進めていくことが可能です。 多くの企業が、発達障害のある社員を積極的に採用し、サポートする体制を整えています。 もし、そのような企業を探したいという希望があれば、当機構がご支援できる可能性があります。

具体的な勉強方法とモチベーション維持のヒント

では、具体的にどのように勉強を進めていけば良いのでしょうか? まず、小さな目標を設定することが重要です。 「一日1時間勉強する」「週末に過去問を1回解く」など、無理のない範囲で目標を設定し、達成感を積み重ねていくことで、モチベーションを維持することができます。

また、勉強方法を見直すことも大切です。 大学時代と同じ方法が、今のあなたに合っているとは限りません。 自分に合った学習スタイルを見つけるために、様々な勉強方法を試してみるのも良いでしょう。 例えば、アプリを使った学習や、仲間との勉強会なども効果的です。 そして、休息も大切です。 疲れたら無理せず休み、心身をリフレッシュさせる時間を取りましょう。 趣味や好きなことをすることで、気分転換をすることも効果的です。

そして、「なぜこの資格が必要なのか」を常に意識することが重要です。 資格を取得することで、どのようなキャリアパスが開けるのか、どのような未来が待っているのかを具体的にイメージすることで、モチベーションを維持することができます。 「将来の自分」を想像し、その未来を実現するために今何をすべきかを常に意識することで、やる気が湧いてくるはずです。

最後に、あなたは決して一人ではありません。同じような悩みを抱えている人はたくさんいます。 周りの人に相談したり、サポートを受けたりすることも、モチベーション維持には非常に重要です。 もし、どうしても一人で抱えきれない場合は、専門機関に相談してみるのも良いでしょう。 あなたの頑張りが報われることを心から願っています。

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