大学生活、部活のマネージャーかサークルか…どっちを選べば後悔しない?

  • 就職活動
2025年06月03日

「大学で、部活のマネージャーをするかサークルに入るか悩んでいます。部活に入ると、就職活動の時に役立ち、社会経験を積めると思いますが、自由な時間が少なくなります。中学、高校と進学のために遊ぶ時間や友達と過ごす時間を犠牲にして勉強してきたので、最後の学生生活は遊んだ方が良いのかな、と思いますが、本当にその選択が正しいのかと、考えてしまいます。サークルの締め切りも近づいてきているのでそろそろ悩むのはやめないといけないと思うのですが、なかなか結論がでません。」 わかります。この葛藤、多くの大学生が経験する悩みですよね。高校まで勉強に打ち込んできたあなたなら、なおさら将来のこと、そして今を楽しむこと、両方を真剣に考えたい気持ちも強いのではないでしょうか。

部活のマネージャーとサークル、どっちが「自分らしい」大学生活を送れる?

まず、大切なのは「自分らしい大学生活」とは何かを改めて考えてみることです。「高校まで勉強に打ち込んできた」というあなたの経験は、すでに大きな財産です。その経験を踏まえ、大学生活で何を優先したいのか、何を学びたいのか、じっくりと自問自答してみましょう。部活のマネージャーは確かに社会経験を積める貴重な機会ですが、同時に自由時間や学業との両立に苦労する可能性も高いです。一方、サークルは比較的自由な時間も多く、友達との交流を深めることができます。どちらを選んだとしても、メリット・デメリットは必ず存在します。大切なのは、自分の価値観や将来のビジョンと照らし合わせて、どちらがより「自分らしい」大学生活を送れるかを考えることです。

例えば、私の友人で、高校時代は部活動に打ち込み、大学ではサークルで軽音部に所属した子がいました。彼女は、高校時代の経験から、大学では違うタイプの充実感を求めていたのです。彼女は、音楽を通して多くの仲間と出会い、大学生活を満喫していました。一方で、彼女は、将来のキャリアプランをしっかり立てており、サークル活動と並行して、インターンシップにも積極的に参加していました。このように、サークル活動とキャリア形成を両立させることも十分可能です。

部活マネージャー経験は就活で本当に有利?企業が求めるものは?

「部活のマネージャー経験は就活で役立つ」というのは、確かに一つの側面です。マネージャー経験を通して培った責任感、コミュニケーション能力、チームワーク力などは、多くの企業が求める重要なスキルです。しかし、就活において重要なのは、これらのスキルをどれだけ具体的にアピールできるかです。単に「マネージャーをしていた」というだけでは、他の応募者との差別化は難しいでしょう。例えば、具体的なエピソードを交えて、「困難な状況をどのように乗り越えたか」「チームメンバーとどのように協力して目標を達成したか」などを説明することで、あなたの能力を効果的に伝えることができます。

また、企業が求めるものは、スキルだけではありません。あなたの「人となり」や「熱意」も重要な評価ポイントです。部活のマネージャー経験を通して、どのような成長を遂げ、どのような人間になったのかを明確に示すことができれば、就活において大きなアドバンテージになります。「社会経験」は、部活だけではありません。ボランティア活動やアルバイト、インターンシップなど、様々な経験を通して社会性を磨くことも可能です。そして、何よりも大切なのは、あなたが「何を学び、何を成し遂げたいのか」という強い意志です。企業は、あなたの将来への意欲と可能性を見極めようとしています。

学業との両立、そして将来のキャリアパスを考える

理系の学部とのことですので、学業との両立は特に重要になりますよね。部活のマネージャーをしながら、しっかりと学業に励むのは大変な努力を要します。時間管理能力や優先順位付けのスキルが試されるでしょう。時間管理術を学ぶことは、大学生活だけでなく、将来のキャリアにおいても非常に役立ちます。 もし、部活マネージャーを選択するなら、綿密なスケジュール管理が不可欠です。授業や課題、部活の活動、そして休息の時間などをバランスよく計画し、時間どおりに実行していく必要があります。そして、困った時は、周りの人に頼ることも大切です。友達や先生、家族など、信頼できる人に相談し、サポートを受けることで、負担を軽減することができます。

将来のキャリアパスについても、早いうちから考えておくことが重要です。あなたの興味や適性、そして強みを考慮して、どのようなキャリアを築きたいのかを明確にしておきましょう。もし、野球に関連した仕事に興味があるなら、野球に理解のある中小企業への就職支援を行う機関も存在します。そういった機関は、社会人野球クラブチーム所属や現役選手としての活動に配慮のある企業を紹介してくれるかもしれません。もちろん、これは一つの選択肢に過ぎず、あなたの将来のキャリアパスは、あなたが自由に選択できるものです。

最終的にどちらを選ぶにしても、後悔しない選択をするためには、自分自身としっかり向き合い、将来のビジョンを明確にすることが大切です。 そして、どんな選択をしても、その経験から学ぶことは必ずあります。大学生活は、人生の大きな転換期。迷うのは当たり前です。じっくり時間をかけて、あなたにとって最適な道を見つけてください。

大学野球支援機構は野球と仕事の両立をサポートします

「野球を続けたい学生」の就活のお手伝い、
それを支える「ご家族」からのご相談、
私たちは野球と仕事双方を充実させる未来に向けてサポートをしています。