「2024年春から工学部に入学する予定です。研究したい分野を見つけるために、広く浅く勉強したいと考えています(単位を落とさない程度に)。それに加え、週4回はジムで筋トレもしたいんです。ジム代と食費を稼ぐためにアルバイトも必要ですが、どれくらいの時間働けば良いでしょうか?かなり忙しくなりそうなので恋愛は諦めますが、女性と話す機会は持ちたいです。」
これは、私たち「一般社団法人大学野球支援機構」に寄せられた、ある工学部志望の学生さんからの相談です。野球部員ではないものの、多くの大学生が抱える「学業」「部活動(ここでは筋トレ)」「アルバイト」「プライベート」の両立、そして将来への不安…まさに、多くの大学生が直面する課題が凝縮された相談内容ですね。わかります、その気持ち!私も学生時代は似たような悩みを抱えていましたから。
時間管理の魔法!学業、筋トレ、アルバイトを両立するには?
まず、時間管理の重要性についてお話ししましょう。時間管理は、限られた時間を最大限に有効活用するための技術であり、人生を豊かにする上で欠かせないスキルです。特に、学業、筋トレ、アルバイトを同時に行うとなると、綿密な計画と実行力が求められます。
例えば、週4回のジム通いを前提とすると、1回あたり2時間とすると、週8時間。これに移動時間を加えると、最低でも10時間程度は確保する必要があります。学業は、授業時間に加え、予習・復習にどれだけの時間を割けるかによって大きく変わってきますが、工学部となると、実験やレポート作成など、想像以上に時間がかかることも。さらにアルバイトの時間も考慮すると、1日の時間はあっという間に過ぎますよね。
そこでおすすめしたいのが、「時間割表の作成」です。1週間単位で、授業時間、アルバイト時間、筋トレ時間、そして睡眠時間などを具体的に書き込んでみましょう。そして、残りの時間を「自由時間」として確保し、予習・復習や友人との交流、そして少しの時間でも息抜きをしましょう。「自由時間」を確保することで、精神的な余裕が生まれ、効率的な学習やアルバイトにも繋がります。
また、「タスク管理アプリ」の活用も有効です。タスクをリスト化し、優先順位をつけ、期限を設定することで、計画的に学習を進めることができます。さらに、進捗状況を可視化することで、モチベーションの維持にも繋がりますよ。
私の友人で、医学部に通いながら、週末は社会人野球チームで活躍していた人がいました。彼は、毎日のスケジュールを緻密に管理し、隙間時間を有効活用することで、見事に両立していました。彼の成功談から学べることは、「計画性」と「実行力」の大切さです。計画を立てただけでは意味がなく、きちんと実行することが重要なのです。
アルバイトは何時間くらいがベスト?金銭面と時間配分のバランス
アルバイトの時間は、自分の体力と時間配分を考慮して決めることが大切です。学業と筋トレを両立させながら、生活費を確保するには、どの程度のアルバイト時間を確保する必要があるでしょうか?
まず、生活費の試算を行いましょう。家賃、食費、光熱費、交際費など、必要な費用を具体的に計算し、月にどれくらいの収入が必要なのかを把握することが重要です。その上で、時給とアルバイト可能な時間数を考慮し、アルバイト時間を決定しましょう。無理のない範囲で、アルバイト時間を設定することが大切です。過度なアルバイトは、学業や健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
例えば、週に15時間程度のアルバイトであれば、学業や筋トレとの両立も比較的容易でしょう。しかし、これはあくまでも目安です。個々の状況に合わせて、アルバイト時間を調整することが大切です。アルバイト先を選ぶ際にも、自分のスケジュールに合わせてシフトを組めるか、柔軟に対応してくれるかなどを考慮しましょう。
また、アルバイト先の選び方も重要です。学業との両立を考慮し、勤務時間や曜日の融通が利くアルバイト先を選ぶことが大切です。例えば、短時間勤務OKのアルバイトや、土日祝日休みなどの条件で探してみるのも良いでしょう。さらに、自分のスキルや経験を活かせるアルバイトを選ぶことで、効率的に稼ぐことも可能です。
将来への備え!大学生活と就職活動の両立
大学生活は、将来のキャリアを考える上で非常に重要な時間です。大学生活で得た経験や知識は、就職活動において大きな武器となります。特に、工学部では、専門的な知識や技術が求められるため、大学での学びを活かすことが重要です。そして、就職活動は、大学生活と並行して行う必要があります。
就職活動は、企業研究、自己分析、応募書類作成、面接対策など、多くの時間と労力を必要とします。そのため、計画的に就職活動を進めることが大切です。早いうちから企業研究を始め、自分の強みや弱みを理解し、自己PRを作成しておきましょう。また、OB訪問や企業説明会に参加することで、企業についてより深く理解することができます。
大学野球支援機構では、野球に理解のある中小企業への就職支援を行っています。社会人野球クラブチーム所属や現役選手としての活動に配慮のある企業をご紹介することも可能です。もちろん、就職活動は個人の自由であり、機構の支援はあくまでも選択肢の一つです。しかし、野球経験を活かしたいと考えている方には、心強いサポートとなるでしょう。
そして、大学生活と就職活動を両立させるためには、時間管理のスキルが不可欠です。計画的に時間を使えば、学業、アルバイト、就職活動、そしてプライベートの時間も確保できるはずです。焦らず、一つずつ着実に進めていきましょう。
最後に、女性との会話ですが、大学生活の中で自然と機会は訪れるはずです。アルバイト先やサークル活動、授業などを通して、共通の話題を見つけ、積極的にコミュニケーションを取ってみましょう。無理強いする必要はありませんが、笑顔で接し、積極的に話しかけることで、良好な人間関係を築くことができるでしょう。