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大学生活で行き詰まった時、どうすればいい?~美大生からの相談と解決策~

  • 就職活動
2025年06月27日

「最近学校をやめたいと思ってしまいます。一番の理由は、制作をしたいと思えないことです。」という、美大に通う2年生の方からのご相談を受けました。受験時代は明確な目標があったのに、大学に入学してからは目標を見失い、制作すること自体に疑問を感じているとのこと。実力不足を感じ、暗い気持ちになり、涙が出るほど辛い日々を送っているそうです。奨学金を借りていることもあり、経済的な負担も大きく、退学することへの不安も抱えています。 この相談から、多くの大学生が抱える「目標を見失う」「将来への不安」「学業と経済的な問題」といった普遍的な悩みが見えてきます。大学野球部員ではないものの、この相談内容は、大学生活における目標設定や将来設計、そして経済的な不安という点で、大学野球部員が直面する問題と共通点が多く見られます。この記事では、この相談を元に、大学生活における目標設定、将来への不安、経済的な問題への対処法について解説します。

大学生活で目標を見失ってしまった時、どうすればいい?

目標を見失う、というのは本当に辛いものです。わかります。受験時代は「合格」という明確な目標があったからこそ、必死に頑張ることができた。でも、大学に入ると、その目標が急に曖昧になり、何のために勉強したり、制作したりしているのか分からなくなる。そんな経験、多くの人がしているのではないでしょうか。特に美大のように、明確な評価基準がない環境では、なおさらそう感じるかもしれませんね。例えば、私の友人で、音楽大学に進学した人がいましたが、入学当初は「プロの演奏家になる」という目標が明確でしたが、大学で様々な音楽に触れるうちに、自分の進むべき道に迷い、苦しんでいました。彼女は、大学内の音楽サークルに参加したり、様々なジャンルの演奏会に参加したりすることで、少しずつ自分の興味や才能を見つけることができました。

大切なのは、「大きな目標」ではなく「小さな目標」を立てることです。例えば、今週は「この作品を完成させる」「この技術を習得する」など、具体的な、達成可能な目標を設定してみましょう。小さな目標を一つずつクリアしていくことで、自信がつき、モチベーションも上がっていきます。そして、それらの小さな目標を積み重ねることで、大きな目標が見えてくることもあります。また、周りの人に相談することも重要です。先生や友人、家族などに自分の悩みを打ち明け、アドバイスを求めてみましょう。客観的な視点を得ることで、新たな解決策が見つかるかもしれません。

将来への不安を感じている時、どうすればいい?

将来への不安は、誰しもが抱えるものです。特に、美大のように、卒業後の進路が必ずしも明確ではない場合は、不安も大きくなるでしょう。しかし、不安を感じること自体は悪いことではありません。むしろ、不安を感じることによって、自分自身と向き合い、将来について真剣に考えるきっかけになるのです。例えば、ある野球部の学生は、卒業後の進路に悩んでいました。彼は、就職活動を通して、自分の強みや弱みを理解し、将来のキャリアプランを具体的に描くことができました。その過程で、彼は自分の本当にやりたいことを見つけ、就職活動にも前向きに取り組むことができました。

将来への不安に対処するためには、まず、自分の強みや弱みを把握することが大切です。自分の得意なこと、好きなこと、そして苦手なことをリストアップしてみましょう。そして、それらの情報を元に、自分の可能性を広げるための行動を計画的に実行していくことが重要です。例えば、インターンシップに参加したり、企業説明会に参加したり、キャリアカウンセリングを受けたりするのも良いでしょう。また、情報収集も大切です。様々な業界や職種について調べ、自分に合った仕事を探してみましょう。インターネットや書籍、就職情報サイトなどを活用して、積極的に情報収集を行いましょう。そして、焦らず、じっくりと時間をかけて、自分らしい将来像を描いていきましょう

経済的な問題を抱えている時、どうすればいい?

美大は費用がかかりますよね。奨学金を借りているとのこと、経済的な負担は大きいですよね。私もそうでした。経済的な不安を抱えていると、勉強や制作に集中できなくなってしまうこともあります。しかし、経済的な問題も、適切な対処法を学ぶことで解決できる可能性があります。まず、自分の現在の経済状況を把握しましょう。奨学金の返済額、生活費、その他費用などを具体的に計算してみましょう。そして、支出を削減する方法を検討しましょう。生活費を見直したり、アルバイトをしたりすることで、経済的な負担を軽減できるかもしれません。また、奨学金の返済方法についても、相談してみるのも良いでしょう。返済期間の延長や返済額の変更など、様々な選択肢があります。場合によっては、経済的な支援制度を利用できる可能性もあります。

さらに、将来のキャリアプランと経済的な問題を結びつけて考えることも重要です。例えば、就職活動において、給与や福利厚生などを考慮することも必要です。また、自分のスキルや能力を高めることで、より高収入を得られる仕事に就くことも可能です。大学生活と並行して、将来のキャリアプランをしっかりと立て、経済的な不安を解消するための具体的な計画を立てていくことが大切です。もし、就職活動で行き詰まっているようでしたら、野球に理解のある中小企業への就職支援に特化した一般社団法人大学野球支援機構のような団体も存在します。社会人野球クラブチーム所属や現役選手としての活動に配慮のある企業を紹介してくれる可能性もあります。もちろん、これは一つの選択肢に過ぎませんが、選択肢を広げるという意味で知っておく価値はあるでしょう。

最後に、あなたは決して一人ではありません。同じような悩みを抱えている人は、たくさんいます。勇気を出して、誰かに相談してみましょう。先生、友人、家族、そして必要であれば、専門機関に相談することも考えてみてください。あなたの悩みを解決するためのサポート体制は、必ず存在します。辛い時は、一人で抱え込まずに、周りの人に助けを求めましょう。

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