大学野球「主務(マネージャー)」「学生コーチ」「アナリスト」を対象にしたアワード開催中!

大学生活とゲーム、どう両立させる?息子の将来と家族の生活を守るために

  • 就職活動
2025年06月27日

「息子は大学入学と同時にノートPCを購入し、それにプレイステイションとコントローラーを繋げ、ヘッドセットを着用し格闘系のゲームをしています。生活が昼夜逆転し、週に2度ほどしか大学に行かず、夜中に大声を出す状態が1年続いています。ゲーム依存症のことや就活のこと、他の家族の生活に支障をきたしていることなどを話し合いたいと思っています。パソコンを壊したり、「家を出て行け」などとは言いたくありません。ゲームをすることを否定したくもありませんが、普通の生活スタイルに戻させるにはどのような言葉を掛けたらいいでしょうか。」このようなご相談、本当に悩みますよね。親御さんの気持ち、痛いほどよく分かります。お子さんの将来を真剣に考え、同時に家族の生活を守りたいというお気持ち、私たちも全力でサポートしたいです。

ゲームと学業の両立は可能?時間管理のコツとは?

まず、ゲームを完全に禁止するのではなく、時間管理を一緒に考えることから始めてみましょう。いきなり「ゲームをやめろ!」と言うと、お子さんは反発するかもしれません。わかります。私もかつては、趣味に没頭しすぎて勉強がおろそかになった経験があります。大切なのは、お子さんと対等な立場で話し合い、現状を理解し合うことです。「ゲームが好きで熱中しているのはわかるけど、このままじゃ大学生活も危うくなるし、将来の就活にも影響するよね」と、彼の気持ちに寄り添いながら、冷静に現状を説明することが重要です。

具体的な時間管理の方法としては、例えば、「1日のうち、ゲームに使える時間を決める」という方法があります。例えば、平日は2時間、休日は4時間など、具体的な時間を決めて、その時間以外は勉強や大学の授業、家事に充てるように提案してみましょう。そして、その時間を守れているか、定期的に一緒に確認するのも効果的です。アプリを使って時間管理をするのも良いかもしれません。大切なのは、お子さん自身に目標を設定させ、達成感を味わってもらうことです。

また、「ゲームをする時間と、勉強や大学の授業、その他の活動の時間を明確に分ける」ことも重要です。例えば、「18時までは必ず勉強して、18時からはゲームをする」というように、明確な区切りを作ることで、メリハリのある生活を送ることができるようになります。さらに、週末にまとめてゲームをするのではなく、毎日少しずつゲームをするように促すことで、生活リズムを整えることも可能です。例えば、○○大学の野球部員だったAさんは、毎日1時間だけゲームをして、残りの時間は勉強やトレーニングに充てることで、学業と部活動を両立させていました。彼は「メリハリをつけることが重要だった」と話していました。

大学生活と将来のキャリア、どう繋げる?

ゲームに夢中になっているお子さんですが、将来のキャリアについても考えてみましょう。「ゲームが好き」という気持ちは、将来の仕事に繋げられる可能性も秘めていることを伝えてみましょう。例えば、ゲーム開発やeスポーツ関連の仕事、ゲーム配信など、ゲームに関する仕事は多岐に渡ります。もちろん、それ以外の道を選ぶ可能性だってあります。大切なのは、ゲームへの情熱を活かしながら、将来のキャリアプランを考えていくことです。

大学生活は、将来のキャリアを考える上で非常に重要な期間です。授業に出席し、単位を取得することはもちろん、インターンシップやアルバイトを通して社会経験を積むことも大切です。また、大学にはキャリアセンターなど、就職活動に関するサポート体制が整っていることが多いので、積極的に利用してみましょう。もし、お子さんがゲーム以外の興味関心を持っているなら、それを活かせるような仕事を探してみるのも良いかもしれません。例えば、私の友人は、大学時代に培ったデザインスキルを活かして、ゲーム会社に就職しました。彼は「大学時代の経験が今の仕事に活きている」と話していました。

大学野球支援機構では、野球に理解のある企業への就職支援も行っています。社会人野球クラブチーム所属や現役選手としての活動に配慮のある企業を紹介することも可能です。もちろん、これはあくまで選択肢の一つですが、お子さんの将来のキャリアプランを考える上で、一つの参考情報として知っておくのも良いかもしれません。

家族とのコミュニケーション、どう改善する?

昼夜逆転の生活や夜中の大声など、家族の生活に支障をきたしている現状も改善する必要があります。家族会議を開き、お互いの気持ちを共有する場を設けましょう。お子さんには、自分の行動が家族にどのような影響を与えているのかを理解させ、家族全員でルールを決めることが大切です。例えば、「夜10時には必ず寝る」「夜中に大声を出さない」といったルールを決め、それを守るように促しましょう。ルールを守れた場合は褒めてあげ、守れなかった場合は、その理由を話し合うなど、柔軟に対応していくことが重要です。

また、家族で一緒に過ごす時間を増やすことも効果的です。週末に家族で食事をしたり、散歩に行ったりするなど、コミュニケーションを深める機会を増やすことで、家族間の絆を強めることができます。ゲームの話だけでなく、日々の出来事や将来の夢などを話し合うことで、お子さんの気持ちを理解し、より良い関係を築くことができるでしょう。「ゲームをやめろ」ではなく、「一緒に解決策を見つけよう」という姿勢で接することが、お子さんの心を動かす鍵となるかもしれません。

さらに、お子さんの行動をただ否定するのではなく、彼の頑張りを認め、励ますことも大切です。ゲームで良い成績を残したり、新しい技術を習得したりした際には、素直に褒めてあげましょう。そうすることで、お子さんは自信を持ち、より前向きに生活に取り組むことができるようになるでしょう。「あなたは大切な家族の一員だ」ということを常に伝え続けることが重要です。

大学野球支援機構は野球と仕事の両立をサポートします

「野球を続けたい学生」の就活のお手伝い、
それを支える「ご家族」からのご相談、
私たちは野球と仕事双方を充実させる未来に向けてサポートをしています。