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大学生活とバイト収入!卒業前に知っておきたい税金の話

  • 就職活動
2025年06月27日

「大学4年生で、4月から社会人になるのですが、1~3月のアルバイト収入が20万円を超えると税金が上がってしまうのでしょうか?そのような制限はありますか?」というご相談をいただきました。卒業間近で、就職活動や卒業論文など、忙しい時期に税金のことが気になってしまうのは、本当に心配ですよね。わかります!この記事では、大学生のアルバイトと税金について、具体例を交えながら分かりやすく解説します。卒業前にしっかり理解しておけば、気持ちも楽になりますよ。

アルバイト収入と税金、一体どうなってるの?

まず、安心してくださいね。アルバイト収入が20万円を超えたからといって、急に税金が大幅に上がるということはありません。ただし、一定の金額を超えると税金がかかるようになるのは事実です。これは、アルバイトであっても、サラリーマンであっても同じです。 税金の種類としては、主に「所得税」と「住民税」が考えられます。

所得税は、その年の1月1日から12月31日までの収入に対して課税されます。アルバイトの収入も含まれます。ただし、年間の収入が一定額(給与所得控除後の金額)を超えない場合は、所得税はかかりません。この一定額は、扶養家族の人数や他の収入などによって変わってきます。

一方、住民税は、前年の収入に対して翌年の6月から翌々年の5月までにかけて徴収されます。つまり、あなたが4月から社会人になる場合、1~3月のアルバイト収入は、翌年の住民税に影響します。 こちらも、年間の収入が一定額を超えない場合は、住民税はかかりません。ただし、所得税と住民税の計算方法は少し複雑なので、正確な金額を知りたい場合は、税務署や税理士さんに相談するのが一番です。

例えば、私の友人で、大学時代に塾講師のアルバイトをしていた人がいました。彼は、卒業間近の1~3月で、アルバイト収入が25万円ほどありました。しかし、年間の収入を計算したところ、所得税の控除額を差し引いても課税対象額に達しておらず、所得税はかかりませんでした。住民税に関しても、前年の収入が少なかったため、特に問題はありませんでした。もちろん、個人差があるので、一概に言えませんが、多くの大学生の場合、卒業間際の短期のアルバイト収入だけで、大きな税金負担になることは少ないと思います。

確定申告って必要?源泉徴収票は?

アルバイトで所得税を差し引かれるかどうかは、源泉徴収の有無によって決まります。源泉徴収とは、給料から税金を差し引いて、会社などが税務署に納付する制度です。アルバイト先によっては、源泉徴収を行う場合があります。もし、源泉徴収が行われた場合は、年末に源泉徴収票が発行されます。この源泉徴収票は、確定申告をする際に必要になります。

では、確定申告は必要なのでしょうか? アルバイト先で源泉徴収が行われなかった場合、もしくは、複数のアルバイト先で働いていて、それぞれのアルバイト先の収入の合計が一定額を超えた場合は、自分で確定申告をする必要があります。確定申告は、少し面倒に感じるかもしれませんが、税務署のホームページには分かりやすい説明や、相談窓口の情報もありますし、税理士さんに相談することもできます。必要に応じて、積極的に情報収集や相談をしてみましょう

私の知人の話ですが、彼は複数のアルバイトを掛け持ちしていました。そのため、それぞれのアルバイト先から源泉徴収票を受け取り、自分で確定申告を行いました。最初は戸惑いましたが、税務署のホームページを参考に、無事に申告を終えることができました。一人で抱え込まず、必要な情報やサポートを活用することが大切です

就職活動とアルバイト収入の関係は?

就職活動とアルバイト収入は、一見関係ないように思えるかもしれませんが、実は間接的に影響することがあります。例えば、アルバイトに時間を割きすぎて、就職活動に支障をきたしてしまう可能性があります。また、アルバイトの経験が、面接で聞かれる可能性もあります。アルバイト経験をどのように説明するかは、あなたの就職活動の成功に影響を与える可能性があります。

アルバイトと就職活動のバランスをうまく取ることが重要です。アルバイトは、生活費を稼ぐためにも大切ですが、就職活動は人生を左右する重要なイベントです。優先順位をしっかり見極めて、計画的に時間管理をすることが必要です。時間管理のコツとしては、まず就職活動のスケジュールを立て、その上でアルバイトのシフトを調整するなど、逆算して計画を立てていくことがおすすめです。 もし、就職活動に専念したいのであれば、アルバイトの時間を減らすことも検討しましょう。

中小企業の中には、社会人野球クラブチームへの所属や現役選手としての活動に理解のある企業もあります。もし、そのような企業に興味がある場合は、就職活動の際に、積極的にその点をアピールしてみるのも良いかもしれません。大学野球支援機構は、野球に理解のある中小企業との就職支援にも力を入れています。将来のキャリアプランを考える上でも、早めの情報収集が大切です

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