大学野球「主務(マネージャー)」「学生コーチ」「アナリスト」を対象にしたアワード開催中!

大学生活と友情…忙しい友達との距離感、どうすればいい?

  • 就職活動
2025年06月27日

「友達の忙しいアピールに悩んでいます。私は文学部、彼女は工学部で、同じ高校から一緒に地方の国立大学に進学しました。私の学部は必修科目が少なく、一回生のうちは空きコマがかなり多いです。バイトをしたり遊んだり、TOEICの勉強をしたりなど時間に余裕があります。ですが、その友達は専門科目が早速入っているため、時間割がぎっしり詰まっています。そのため、私がその子にご飯や買い物に誘ったりすると、『文学部は時間あっていいよねー』などと嫌味のように言ってきます。私は確かに理系のような忙しい生活をする覚悟はありませんが、翻訳の勉強がしたくて文学部を選んだだけで、遊ぶために選んだわけではありません。それなのに、ここまで嫌味を言われる理由がわかりません。LINEも用事があるときだけするのですが、1週間ぐらいおいて返信がきます。理系の大学生は、LINEの返信もできないほど忙しいんですか?また、その子に自分から連絡するのはもうやめたほうがいいのでしょうか。」 このような相談を受けました。大学生活における友人関係、特に学部の違いによる時間管理やコミュニケーションのずれは、よくある悩みです。一緒に頑張ってきた高校時代とは違い、大学では個々のペースが大きく変わるため、戸惑う気持ちもよく分かります。

大学生活の忙しさは学部によって本当に違うの?

まず、理系と文系の忙しさの違いについて考えてみましょう。確かに、工学部など理系学部は、専門科目の実験や演習、レポート作成などで、時間的にかなりタイトなスケジュールになることが多いです。一方、文学部など文系学部は、比較的自由な時間が多い傾向にあります。これは、学問の性質や教育方法の違いからくるもので、どちらが良い悪いではなく、単に異なるだけです。あなたの友達が忙しいのは、単に工学部のカリキュラムがそうだからであり、あなたの時間の使い方を批判する理由にはなりません。

例えば、私が以前指導した学生の中には、医学部に通いながら、週に2回、社会人野球チームで練習している学生がいました。彼は、睡眠時間を削って勉強と練習を両立させていましたが、決して苦しそうではありませんでした。彼は、自分の時間の使い方を徹底的に管理し、効率的に学習と練習に取り組んでいました。彼の場合は、野球への情熱が、時間管理のモチベーションになっていたと言えるでしょう。

あなたの友達も、もしかしたら時間管理に苦労しているのかもしれません。彼女にとって、大学生活は想像以上にハードで、余裕がない状態なのかもしれません。彼女があなたに嫌味を言ってくるのは、そのストレスのはけ口になっている可能性があります。もちろん、彼女の言動は決して許されるものではありませんが、彼女の状況を理解しようと努力することも大切です。

友達とのコミュニケーション、どうすれば円滑に?

次に、友達とのコミュニケーションについて考えてみましょう。LINEの返信が遅いこと、誘いを嫌味っぽく断られること…悩ましいですよね。わかります。しかし、彼女が忙しいのは事実です。彼女を責めるよりも、まず彼女の状況を理解しようと努めることが大切です。例えば、「最近忙しいみたいだけど、大丈夫?」と気遣いのメッセージを送ってみたり、誘う際にも「もし時間があったら、一緒に…どうかな?」と、彼女の都合を優先するような言葉遣いを心がけてみましょう。

また、友達とのコミュニケーションは、頻度よりも質が大切です。週に一度でも、じっくりと話をしたり、一緒にご飯を食べたりする時間を作る方が、毎日短いメッセージをやり取りするよりも、関係性を維持する上で効果的かもしれません。無理に頻繁に連絡を取ろうとせず、お互いに心地よい距離感を保つことを意識してみましょう。

さらに、共通の趣味や話題を見つけることも有効です。例えば、お互いに興味のある映画を見に行ったり、カフェで勉強したりするのも良いでしょう。共通の話題があれば、自然と会話も弾み、関係性が深まる可能性があります。そして、もし彼女が本当に忙しくて、なかなか予定を合わせられない場合は、無理強いせず、彼女のペースを尊重することも大切です。

大学生活と将来のキャリア、どう両立させる?

大学生活は、学業だけでなく、将来のキャリアを考える大切な時期でもあります。特に、大学野球部員は、練習や試合に多くの時間を費やすため、就職活動との両立が大きな課題となります。しかし、時間管理術を身につけることで、両立は不可能ではありません。例えば、効率的な学習方法を習得したり、時間を区切って集中して勉強したりするなど、工夫次第で時間は作れます。

また、就職活動においては、大学野球経験を活かせる企業を探すことも重要です。大学野球支援機構では、野球に理解のある中小企業を紹介する活動を行っています。これらの企業は、社会人野球クラブチーム所属や現役選手としての活動を配慮してくれる企業が多く、大学野球経験者を積極的に採用しています。もちろん、就職活動は、個々の能力や適性、企業のニーズなど、様々な要素が絡み合う複雑なプロセスです。しかし、自分の強みや価値観を明確に理解し、それに合った企業を探すことで、成功の可能性を高めることができます。

例えば、私の知人の息子さんは、地方の大学で野球部に所属しながら、地元の中小企業に就職しました。その企業は、社会人野球チームを持っていて、彼は大学野球で培った経験を活かしながら、仕事と野球を両立させています。彼は、就職活動において、大学野球での経験を積極的にアピールし、企業の担当者に自分の熱意を伝えました。その結果、彼は自分の希望する企業に就職することができ、充実した日々を送っています。彼の経験は、大学野球と就職活動の両立が可能であることを示しています。

大学生活は、人生における重要な転換期です。学業、部活動、そして将来のキャリア…どれも大切なものです。時間管理を工夫し、周りの人に相談しながら、それぞれの目標に向かって進んでいきましょう。そして、自分自身を大切にすることも忘れないでください。

大学野球支援機構は野球と仕事の両立をサポートします

「野球を続けたい学生」の就活のお手伝い、
それを支える「ご家族」からのご相談、
私たちは野球と仕事双方を充実させる未来に向けてサポートをしています。