「まだ大学3年になったばかりなのに子供を作ってしまいました。彼女は大学に入ったばかりです。私も彼女も子供は産みたいと思っています。しかし親は大反対です。そこでいくつか質問です。1.親は子供には金が掛かると言いますが1年目からそれほどかかるものですか?実際1、2年目はどのくらいかかるんでしょうか?2.理想は子供を産み、大学も卒業するまでバイトで何とか生活をしのいで就職です。この考えは相当甘いですか?バイトは月8万は稼げますがそれじゃどう考えても無理でしょうか?(親の援助といえば家賃ぐらいです。)3.片親が産むならすぐに就職すべきとありますがいいとこなんて入れないと言われました。やはり大学中退で理由が子供ができたからって会社としてはあまり採用したくないですか?それと大卒じゃなく高卒の資格のみで就職した場合給与なども相当安いんでしょうか?」 このようなご相談、本当に悩みますよね。大学生活と子育て、そして将来への不安を抱えていることと思います。まずは、落ち着いて一つずつ考えていきましょう。
子育てにかかる費用は、本当にどれくらい?
「子供にはお金がかかる」というのは事実です。でも、具体的な金額は、生活スタイルや住む地域、子供の個性によっても大きく違います。一概に「いくら」とは言えないのが難しいところです。例えば、おむつやミルク代、ベビー服などは、最初の1年間で数十万円かかるかもしれません。しかし、中古品を活用したり、支援制度を利用したりすることで、費用を抑えることも可能です。育児費用に関する情報は、自治体のホームページや子育て支援団体などから得られるので、ぜひ調べてみてください。最初の1~2年は、予想以上に支出が大きくなる可能性があるので、綿密な予算計画が大切です。例えば、私の友人は、出産前に育児費用をシミュレーションするアプリを使って、具体的な金額を把握していました。それによって、出産後も経済的な不安を抱えることなく、子育てに集中できたと言っていました。
また、国の制度や自治体の支援制度も活用しましょう。児童手当や保育料の助成など、利用できる制度はたくさんあります。これらの制度をうまく活用することで、経済的な負担を軽減できるはずです。これらの制度は、複雑で分かりにくい部分もあるので、自治体の窓口に相談してみるのも良いかもしれません。わからないことは、専門家に相談することも大切です。
大学生活と子育ての両立は可能?バイト収入だけで生活できる?
大学生活と子育ての両立は、確かに大変です。月8万円のバイト収入だけで生活していくのは、正直かなり厳しいでしょう。家賃の援助があるとはいえ、生活費、教育費、医療費など、他にも多くの費用がかかります。理想を追求するだけでなく、現実的な計画を立てることが重要です。例えば、学費の奨学金制度や、育児休業制度、育児支援制度などを活用することで、少しは負担を軽減できるかもしれません。また、生活費を節約する方法も検討してみましょう。例えば、食費を節約するために、自炊を心がけたり、無駄遣いを減らす努力をしたりするなどです。
さらに、パートナーとの協力体制も不可欠です。家事や育児を分担することで、負担を軽減できます。お互いに協力し合い、支え合うことが、両立への鍵になります。大学生活と子育ての両立は、容易ではありませんが、不可能ではありません。周りのサポートを受けながら、計画的に進めていきましょう。例えば、大学の学生相談室や、地域の子育て支援センターなどに相談してみるのも良いかもしれません。相談することで、新たな解決策が見つかることもあります。
大学中退後の就職活動、不利になる?
大学中退後の就職活動は、確かに不利になる可能性があります。しかし、「子供を産んだ」という理由だけで、全ての企業が採用を拒否するわけではありません。企業によっては、子育て経験をプラスに捉えてくれるところもあります。大切なのは、自分の経験をどのようにアピールするかです。例えば、子育てを通して得た責任感や忍耐力、コミュニケーション能力などを、面接で積極的に伝えましょう。また、アルバイト経験やボランティア活動などの経験も、アピールポイントになります。履歴書や職務経歴書に、正直に状況を記載し、前向きな姿勢を示すことが重要です。
高卒で就職した場合、大卒と比べて給与が低いのは事実です。しかし、キャリアアップを目指せば、必ずしも不利ではありません。多くの企業は、経験や能力を重視します。高卒からスタートしても、努力次第でキャリアを積むことは可能です。また、資格取得を目指すことで、自分の市場価値を高めることもできます。例えば、保育士資格や、事務系の資格などを取得することで、就職活動の幅を広げることができます。将来のキャリアプランをしっかり立て、目標に向かって努力することが大切です。そして、就職活動は、企業を選ぶだけでなく、企業から選ばれる努力も必要です。自己分析をしっかり行い、自分の強みや弱みを理解した上で、自分に合った企業を探しましょう。
大学を中退しても、子育てをしながら、社会に貢献できる道はあります。大切なのは、諦めずに、前向きに進んでいくことです。そして、必要に応じて、専門機関や相談窓口の力を借りるのも有効な手段です。一人で抱え込まず、周りの人に相談することも大切です。
大学野球支援機構では、野球に理解のある企業への就職支援も行っています。もし、将来的なキャリアプランについて相談したいことがあれば、お気軽にお問い合わせください。(※ただし、本記事は就職活動全般に関するアドバイスを目的としており、機構の支援内容を直接勧誘するものではありません。)