「こんにちは、就活中の大学生です。最近友達が授業に来ません。出席が後から提出の授業は休んだり、出席票が配られる直前(授業終了20分前)などに来たりします。授業に出ていてもオンラインでインターンに参加しているので全く話を聞いていません。友達が休む理由は就活ですが、そんなに毎日あるものなの?と正直疑います。私も就活進めたいけど出席しています。それなのに毎回休まれると、その子に授業内容や課題を伝えるのが嫌になります。それで単位が取れてしまうことにも、友達の要領の良さにもイライラします。さらに内容伝えなくていいと言われたことにも腹が立ちます。今日久しぶりに友達が来たのですが、嫌な態度をとってしまいました。イライラしているのは事実ですが、そんな態度をとったこと、とても反省しています。本人に謝罪して、正直な気持ちを伝えるべきでしょうか?それとも明日から切り替えて何事もなかったように接するべきでしょうか。」 この相談、大学生活と就職活動の両立に悩む学生さんからの、よくあるお悩みですね。共感できます。私も学生時代、似たような経験をしたことがあります。
就活と学業の両立は本当に難しい?
就活と学業の両立、本当に大変ですよね。特に、インターンシップや企業説明会など、就活イベントが集中する時期は、授業や課題に追われる日々の中で、さらに負担が大きくなります。「友達はズルをしている」と感じてしまうのも、無理はありません。 私も学生時代、就活に追われ、授業を休まざるを得ない状況に何度も陥りました。その時は、周りの友達に迷惑をかけていること、そして単位が取れなくなるかもしれないという不安に押しつぶされそうになることもありました。わかります、その気持ち。
しかし、あなたの友達が毎日就活で授業を休んでいるというのは、少し疑問です。確かに、内定獲得のためには多くの企業を回り、選考を受ける必要がありますが、毎日となると、さすがにスケジュール的に厳しいのではないでしょうか。もしかしたら、就活を理由に授業をサボっている部分もあるかもしれません。大切なのは、事実関係をきちんと確認することです。
例えば、A大学野球部の先輩は、練習と授業の両立に苦労していました。彼は、授業の予習・復習を徹底し、空き時間を見つけては課題に取り組むことで、両立を実現していました。さらに、チームメイトと協力し、お互いに授業内容を共有するシステムを作っていました。こうした工夫によって、彼は学業と部活動を両立させ、就職活動にも十分な時間を確保することができました。彼の経験は、計画性と工夫次第で、両立が可能であることを示しています。
友達との関係修復、どうすればいい?
友達との関係修復についてですが、まずはあなたの正直な気持ちを伝えることが大切だと思います。ただし、感情的に責めるのではなく、「授業を休むことが多くて困っている」「伝えなくていいと言われたことに傷ついた」といった具体的な状況を伝え、あなたの気持ちを理解してもらえるように説明しましょう。
例えば、「○○君(仮名)、最近授業に来ないことが多くて、授業内容を伝えるのが大変だったんだ。正直、少しイライラしてしまって、昨日もつれない態度を取ってしまってごめんね。でも、就活も大変なのはわかるけど、授業も大切だから、もう少し協力してくれたら嬉しいな。」といったように、具体的に、そしてあなたの気持ちを丁寧に伝えることが重要です。もし、友達が就活に追われて疲れているようであれば、一緒にランチに行ったり、相談に乗ったりすることで、友情を深めることもできます。
一方、友達があなたの気持ちに全く理解を示さない、あるいは改善が見られない場合は、距離を置くことも選択肢の一つです。あなたの学業や精神状態を優先することも大切です。大学生活は、友情だけでなく、学業も重要な要素です。あなたの精神的な健康を損なうような関係は、見直すことも必要です。
就活と学業の両立のための具体的な対策
就活と学業の両立は、多くの大学生が抱える悩みです。しかし、適切な対策を講じることで、両立は可能です。まず、時間管理が重要です。 スケジュール帳やアプリを使って、授業、課題、就活活動、部活動などの時間をしっかりと管理しましょう。
- 優先順位をつける:就活活動、授業、課題、部活動など、それぞれのタスクに優先順位をつけ、重要なものから取り組むようにしましょう。
- 効率的な学習方法を身につける:集中して効率的に学習することで、学習時間を短縮できます。ポモドーロテクニックなど、効果的な学習方法を調べてみましょう。
- 周りの人に相談する:困ったことがあれば、友人、先生、家族などに相談しましょう。一人で抱え込まず、周りの人に助けを求めることも大切です。
- 休む勇気を持つ:常に頑張り続ける必要はありません。疲れたら休んで、リフレッシュしましょう。心身ともに健康な状態を保つことが、長期的な視点で就活を成功させるために重要です。
また、中小企業への就職も視野に入れてみるのも良いかもしれません。中小企業の中には、学生の状況を理解し、柔軟に対応してくれる企業も多くあります。中には、社会人野球クラブチームへの所属を支援したり、現役選手としての活動を配慮してくれる企業もあります。大学野球支援機構では、そうした企業との連携を強化し、学生の就職活動を支援しています。もし興味があれば、一度調べてみてください。
就活は人生の大きな転換期ですが、同時に大学生活も貴重な時間です。両立は大変ですが、計画性と工夫、そして周りの人の協力を得ながら、乗り越えることができます。焦らず、一つずつ丁寧に、そして自分のペースで進んでいきましょう。