「大学卒業間近の4年生女子、22歳です。春から金融機関に就職します。子供じみた質問ですみません。先日、職場の新人研修初日、女子の制服採寸をしたのですが、私は諸事情で翌日行われる健康診断を当日受けなければいけなかったため、職員の方にせかされ、慌てて採寸を終えて病院に向かいました。その後、ベストがちょっときつかったな…とサイズが不安だったため、新人研修担当の職員の方に相談し、もう一度ベストを試着させていただき、最初の11号から13号に変更させていただいたんです。しかし、その際、サイズ変更後のベストをブラウスの上に着て、ジャケットを着用してみるのを忘れました。ジャケットのサイズは13号です。私の体型をふまえ、ネットでだいたいの婦人服(OLの制服)のサイズを調べたところ、ジャケットもベストも13号どうしではかなりきつそうです(T-T)下にベスト・ブラウス着用でベストを着ると、ボタンの前留めができるか微妙…もう一回り上の15号ジャケットを試着していれば…と今更後悔しています。一度、失礼を申して制服を試着しなおさせていただいているので、また事情を話すのは先輩職員の方々のお怒りを買うでしょうか?ちなみに制服は、専門業者の方が、注文を受けて採寸にお店に来てくださったようです。恥ずかしい質問ですが、どのようにすればいいか教えてください。」 この相談、私たち大学野球支援機構にもよく寄せられる内容と似ています。就職活動や社会人生活への不安は、誰にでもあるもの。落ち着いて、一緒に考えていきましょう。
職場での失敗、どう対処すればいいの?
制服の採寸でミスをしてしまったこと、とても悔しい気持ちと不安な気持ちでいっぱいだと思います。わかります。私も新社会人の頃は、小さなミスで何度も落ち込みました。でも、大切なのは、そのミスをどう受け止め、どう対応していくかです。今回のケースでは、すでに一度サイズ変更の手続きをされていますよね。これは、積極的に問題解決に取り組んだ証拠です。素晴らしいです!
まずは、深呼吸をして落ち着きましょう。そして、自分の気持ちを整理してみましょう。何が一番不安ですか?先輩職員の反応ですか?制服がきつくて仕事に支障が出ることを心配していますか? 不安な点を明確にすることで、次に取るべき行動が見えてきます。
例えば、私の友人で、新卒で入った会社で、書類の提出期限を間違えてしまった人がいました。彼女は、上司にすぐに謝罪し、ミスを説明した上で、再提出の許可と、今後の対策について相談しました。上司は彼女の誠実な対応を評価し、再提出を許可してくれたそうです。重要なのは、ミスを隠そうとせず、正直に伝えることです。そして、再発防止策をきちんと説明することです。
今回のケースでは、再度担当者に連絡を取り、「ジャケットのサイズが心配なので、もう一度試着させていただけませんか?」とお願いするのが良いでしょう。具体的に、「ベストを着用した上にジャケットを着てみたところ、13号では少し窮屈に感じます。15号を試着してみたいのですが、可能でしょうか?」と伝えましょう。丁寧な言葉遣いを心がけ、自分の気持ちを正直に伝えれば、理解してくれるはずです。
社会人として、どんな対応が求められるの?
社会人になると、様々な場面で問題に直面します。今回の制服採寸の失敗は、問題解決能力やコミュニケーション能力を試される良い機会です。慌ただしい状況の中での判断ミスは、誰にでも起こりうる事です。しかし、そこから学ぶことは非常に大きいです。
- 責任感を持つ:自分のミスを認め、責任を持つことが大切です。言い訳をせず、素直に謝罪しましょう。
- 迅速な対応:問題が発生したら、すぐに対応することが重要です。放置すると、事態が悪化する可能性があります。
- 丁寧なコミュニケーション:上司や同僚と円滑なコミュニケーションを図ることで、問題解決をスムーズに進めることができます。
- 前向きな姿勢:ミスを反省し、同じミスを繰り返さないように努力することが大切です。前向きな姿勢で仕事に取り組むことで、周囲の信頼を得ることができます。
大学野球部での経験も、社会人生活に役立ちます。野球部では、チームメイトと協力して目標達成を目指し、困難な状況にも粘り強く取り組んできたはずです。その経験を活かし、今回の問題にも積極的に対応していきましょう。
「失敗は成功のもと」という言葉がありますが、本当にその通りだと思います。今回の経験から、時間管理の重要性や確認作業の大切さを学び、今後の仕事に活かしていきましょう。そして、何よりも大切なのは、誠実な対応をすることです。きっと、周りの人はあなたの誠実さを理解してくれるはずです。
大学生活と就職活動の両立、どうすればうまくいくの?
大学生活と就職活動、そして野球部活動、どれも大切な時間ですよね。両立は大変だと思いますが、時間管理と優先順位をしっかり決めることが重要です。例えば、大学生活では、授業やレポート作成を優先し、就職活動は、まとまった時間を取れる時期に集中して行うなど、計画的に進めていくことが大切です。
また、周囲の協力を得ることも有効です。友人や家族、そして野球部の仲間などに、自分の状況を伝え、協力をお願いすることも考えてみましょう。例えば、レポート作成に困った時は、友人と協力して進めたり、就職活動で忙しい時は、野球部の練習を少し休むなど、状況に応じて柔軟に対応することが大切です。
さらに、メンタルヘルスにも気を配りましょう。両立のストレスで疲れてしまうこともあるかもしれません。そんな時は、一人で抱え込まずに、友人や家族、大学の相談窓口などに相談してみましょう。相談することで気持ちが楽になることもあります。そして、適度な休息も忘れずに、心身ともに健康な状態を保つように心がけましょう。
もし、就職活動で企業選びに迷うことがあれば、野球に理解のある中小企業も選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。大学野球支援機構では、そのような企業との連携も進めています。もちろん、企業選びは個人の価値観やキャリアプランによって異なりますので、ご自身にとって最適な企業を見つけることが大切です。
大学生活と就職活動、そして野球部活動。どれも大切な経験です。それぞれの時間を大切にしながら、充実した大学生活を送ってください。そして、将来の夢に向かって、一歩ずつ進んでいきましょう。