大学3年生で、摂食障害、鬱、不眠を抱え、大学生活に苦しんでいる、というご相談を受けました。4年で卒業したい、という強い思いと、同時に、周囲の理解を得られるか、親にどう伝えるべきか、といった不安を抱えている様子が伝わってきました。 理系で、これから卒業研究も控えている状況、そして就職活動も近いことを考えると、非常に辛い状況にあると思います。わかります、本当につらいですよね。
大学生活と病気の両立、どうすればいい?
まず、ご自身の状況をきちんと受け止め、自分を責めないでください。摂食障害、鬱、不眠は、決して「甘え」ではありません。病気と闘いながら大学生活を送ることは、並大抵のことではありません。 多くの大学生が、学業や部活動、人間関係、将来への不安など、様々なストレスを抱えています。しかし、あなたの抱える問題は、それ以上に深刻で、専門家のサポートが必要なレベルです。既に一部の教授に相談し、理解を得られているのは心強いですね。その先生方との信頼関係を大切に、積極的に相談し続けることをお勧めします。
診断書の作成を検討されているとのことですが、これは決して悪い方法ではありません。診断書は、あなたの現状を客観的に示す証拠となります。大学側や教授に、あなたの状況を正確に伝えるための重要なツールと言えるでしょう。ただし、診断書だけで全てが解決するわけではありません。診断書を提出する前に、担当教授と面談し、あなたの状況と、診断書を提出することによってどのようなサポートを求めているのかを具体的に説明することが重要です。例えば、「病気のため、授業や課題の提出に遅れが生じる可能性があること」「研究室活動への参加に制限が必要となる可能性があること」などを明確に伝えましょう。事前に相談することで、大学側も適切な対応を検討しやすくなります。
また、同期の方の言葉は、気にしなくて大丈夫です。病気の理解が不足しているだけでしょう。あなたの状況を正確に理解してもらえるとは限りませんし、理解してもらわなくても構いません。大切なのは、あなたの健康と、大学卒業という目標です。周りの理解が得られないとしても、大学には学生支援センターなどの相談窓口があります。そちらに相談することで、より具体的なサポートを得られるかもしれません。
例えば、私の友人であるAさんは、大学時代にパニック障害を患い、診断書を提出して授業の減免措置を受けました。最初は周囲の理解を得るのに苦労したと言っていましたが、大学側のサポートを受けながら、卒業することができました。Aさんの場合は、大学が柔軟に対応してくれたことで、安心して治療に専念できたことが大きかったようです。もちろん、全ての大学が同じように対応してくれるとは限りませんが、相談してみる価値は十分にあります。
両親への説明、どうすればいい?
両親への説明は、非常に難しい問題ですね。特に、父親との関係にトラウマを抱えているとのこと、とても辛く、繊細な問題だと思います。 無理強いはせず、あなたのペースで、できる範囲から話していくことが大切です。いきなり全てを話す必要はありません。まずは、あなたの現在の状況と、大学を卒業したいという強い意志を伝え、理解を求めることから始めましょう。そして、大学でサポート体制を整えるために、診断書が必要であることを説明するのも良いでしょう。 親御さんにも、あなたの状況を客観的に示す診断書は、理解を促す上で有効な手段となる可能性があります。
父親との関係が難しいとのことですが、両親に診断書を見せるかどうかは、あなたの判断に委ねられます。ただし、診断書が、あなたの状況を客観的に示すものとして、親御さんの理解を深める助けになる可能性はあります。もし、説明する際に、父親との関係が障害になるようであれば、大学のカウンセラーや、信頼できる友人、または家族以外の第三者(例えば、大学の相談窓口の職員など)に相談し、サポートしてもらうのも良いかもしれません。第三者の存在は、あなたの気持ちを伝える助けになるかもしれません。
大切なのは、あなた自身がどうすれば安心できるかということです。両親に話したくない、という気持ちは尊重されるべきです。しかし、大学でのサポート体制を整えるために、両親に協力してもらう必要がある場合は、信頼できる第三者を介して、状況を説明するのも一つの方法です。 また、両親に話さなくても、大学や専門機関のサポートを受けることは可能です。
就職活動への影響と対策
理系で卒業研究を控えている状況、そして就職活動も近いことを考えると、不安は尽きないと思います。しかし、就職活動において、病気の経験が必ずしも不利になるわけではありません。むしろ、病気と闘いながら大学生活を送り、卒業を目指しているあなたの努力と忍耐力は、企業にとって大きな魅力となる可能性があります。 就職活動では、あなたの経験を正直に伝え、病気とどのように向き合ってきたのか、どのような学びを得てきたのかを説明することが重要です。 企業によっては、あなたの経験を理解し、サポートしてくれるところもあるでしょう。
大学野球支援機構では、野球に理解のある中小企業への就職支援を行っています。これらの企業は、学生アスリートの事情を理解し、柔軟な対応をしてくれる可能性が高いです。もちろん、就職活動はあなたの努力と、企業のニーズとのマッチングが重要です。しかし、あなたの経験を活かせる企業は必ず存在します。焦らず、じっくりと企業を探していきましょう。
就職活動は、病気の状況を考慮しながら、無理なく進めていくことが大切です。例えば、説明会や面接の回数を調整したり、企業への連絡方法を工夫したりするなど、自分にとって負担にならない範囲で活動していくことが重要です。必要に応じて、大学やハローワークなどの相談窓口を利用することも検討してみてください。 あなたの努力と誠実さは、必ず誰かの目に留まるはずです。