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大学生活と運転免許取得、どっちが先?野球部員の息子を持つ親御さんの悩み

  • 就職活動
2025年06月27日

「4月から工業系の私立大学に通う息子が、運転免許取得を希望しています。しかし、すぐに取得しても車は買えずペーパードライバーになる可能性が高く、また、大学生活で忙しくなる中で、安全運転を心配しています。2年後期~3年前期に取得させるのが良いか悩んでいます。」というご相談をいただきました。 確かに、大学生活と運転免許取得のタイミング、そして安全運転への不安は、多くの親御さんが抱える悩みですよね。わかります。

運転免許取得は、大学生活のどのタイミングがベスト?

運転免許取得のタイミング、悩ましいですよね。高校卒業と同時に取得する子、大学卒業後に取得する子、様々です。 息子さんのように、大学入学後に取得を希望するケースも多いでしょう。 結論から言うと、「2年後期~3年前期」というご希望は、決して悪い選択肢ではありません。むしろ、現実的な判断と言えるでしょう。

例えば、私が以前指導していた大学の野球部員で、1年生の頃は練習や授業に追われ、免許取得どころではなかったという学生がいました。彼の場合、2年生の夏休みにまとまった時間を取って取得し、その後は週末に実家の車を借りて練習に通ったり、アルバイト先への移動に使ったりしていました。 もちろん、大学によって授業の難易度や部活動の忙しさは異なりますが、2年生以降であれば、ある程度の余裕が出てくるケースが多いようです。 特に、2年後期~3年前期であれば、就職活動が始まる前にも十分な練習時間が確保でき、安全運転への不安も軽減できるでしょう。

一方で、すぐに取得したいという息子さんの気持ちも理解できます。友人の多くが既に免許を持っている、親戚から「免許は?」と聞かれるなど、周囲の状況も影響しているかもしれません。 焦らず、じっくりと話し合うことが大切です。 息子さんの気持ちを受け止めつつ、ペーパードライバーになるリスクや安全運転の重要性などを丁寧に説明することで、納得してもらえるはずです。

ペーパードライバーになるリスクと、安全運転のための対策は?

ペーパードライバーになるリスクは、事故につながる可能性があることです。 運転に慣れていない状態での運転は、危険な判断や操作ミスを招きかねません。 また、保険料の負担も大きくなる可能性があります。 全年齢の保険料は、36歳以上限定の保険料よりも高額です。 これらの点を息子さんとよく話し合い、理解してもらうことが重要です。

安全運転のための対策としては、教習所の卒業後も、定期的に運転練習を行うことが挙げられます。 週末に実家の車を借りて練習する、教習所で追加の練習を受けるなど、様々な方法があります。 また、安全運転に関する講習会に参加するのも良いでしょう。 さらに、運転中は携帯電話を使用しない、飲酒運転をしないなど、基本的なルールを守ることが大切です。 これらの対策をしっかり講じることで、安全運転への不安を軽減できるはずです。

さらに、自動車学校選びも重要です。通いやすい立地だけでなく、卒業後のサポート体制が充実している学校を選ぶことで、ペーパードライバーになるリスクを軽減できます。中には、卒業後も無料で練習できるコースを提供している学校もあります。息子さんと一緒に、いくつかの自動車学校を比較検討してみるのも良いかもしれません。

大学生活と野球、そして就職活動との両立は可能?

大学生活、野球部活動、そして就職活動…どれも大切なものです。これらをうまく両立させるためには、時間管理能力計画性が不可欠です。 息子さんが野球部員であることを考えると、練習や試合のスケジュールをしっかりと把握し、それ以外の時間を有効活用する必要があります。

例えば、時間割表を作成し、授業、練習、アルバイト、勉強、運転練習などの時間を明確に区切ることで、時間管理能力を高めることができます。 また、長期休暇を利用して、まとめて運転練習を行うことも有効な手段です。 さらに、目標を設定し、それを達成するための計画を立てることで、計画性を高めることができます。 例えば、「2年後期までに運転免許を取得する」という目標を設定し、そのために必要なステップを具体的に計画することで、目標達成へのモチベーションを維持することができます。

就職活動においても、時間管理能力と計画性は非常に重要です。企業説明会への参加、面接の準備、応募書類の作成など、多くのタスクをこなす必要があります。 これらのタスクを効率的にこなすためには、時間管理能力と計画性を高めることが不可欠です。 大学にはキャリアセンターがありますので、積極的に活用しましょう。就職活動に関する相談やアドバイスを受けることができますし、企業とのマッチングを支援するプログラムなども提供している場合があります。 また、野球部員であることを活かせる就職活動も可能です。 多くの企業が、部活動経験者を求めています。 チームワークや責任感、目標達成能力など、部活動で培った経験は、企業にとって大きな魅力となります。

野球に理解のある中小企業への就職支援に特化している一般社団法人大学野球支援機構も存在します。社会人野球クラブチーム所属や現役選手としての活動に配慮のある企業を紹介してくれる可能性があります。もちろん、これはあくまで可能性の一つであり、就職活動における選択肢の一つとしてご検討いただければと思います。就職活動は、自分自身とじっくり向き合い、将来のキャリアプランを真剣に考える良い機会です。焦らず、一つずつ着実に進めていきましょう。

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