「こんにちは。大学生の女です。3年になり周りが就活をしている中、私は何もできていません。所謂社会不適合者だと思います。よく何もできないよねって言われますし、就職できるのか本当に心配です。…(以下、相談内容)」というご相談をいただきました。 就活への不安、わかります。周りの友達が動き出しているのに、自分だけ取り残されているように感じて、焦る気持ち、すごくよくわかります。でも、大丈夫ですよ。まだ間に合います!一緒に、あなたの未来について考えていきましょう。
家での手伝いは自己PRになるの?
「家での手伝いは自己PRになるのか?」というご質問ですね。結論から言うと、なります! ただし、ただ「家業の手伝いをしました」では、企業はあなたの能力を測れません。ポイントは、具体的なエピソードと、そこから得られたスキルを明確に示すこと。例えば、「家業の会計業務を手伝い、簿記3級の資格取得を目指して勉強しました。その過程で、正確な数字処理の重要性や、ミスを防ぐための工夫を学びました」といったように、具体的な行動と、そこから得られたスキルを結びつけることが重要です。
あなたの場合は、会計、資料作成、掃除など、事務職に直結する経験が豊富です。これらの経験を、単なる家事手伝いではなく、「責任感」「正確性」「効率性」といったビジネススキルを磨いた貴重な経験として捉え直してみましょう。例えば、資料作成ではどのようなソフトを使いましたか?工夫した点はありますか? 会計業務では、どのような帳簿を使っていましたか? 数字の正確性をどのように確保していましたか? これらの具体的なエピソードを、STAR法(状況・課題・行動・結果)を用いて整理すると、説得力のある自己PRになりますよ。
例えば、私の友人で、家業の旅館を手伝っていた人がいました。彼女は、接客経験を自己PRに活かし、ホテル業界に就職しました。単なる接客ではなく、「お客様一人ひとりのニーズを汲み取り、最高のサービスを提供することにやりがいを感じていました」といった具体的なエピソードを語ることで、企業に彼女の能力をアピールすることができました。あなたも、同様のアプローチで、家業での経験を魅力的な自己PRに昇華させることができるはずです。
他に何かすべきことはありますか?
資格取得は素晴らしいですね!秘書検定、FP3級、簿記3級は、事務職を目指す上で非常に役立つ資格です。これらの資格取得に向けて努力していることは、あなたの「目標達成能力」や「継続力」を示す強力な証拠になります。就活では、これらの資格取得の過程で学んだこと、苦労したこと、そしてそれらを乗り越えた経験を積極的にアピールしましょう。
さらに、オンライン説明会への参加も素晴らしいです。積極的に企業の情報収集をしている姿勢は、企業にとって好印象です。説明会では、積極的に質問をしたり、担当者と積極的にコミュニケーションをとるようにしましょう。企業の雰囲気や社風を知る絶好の機会です。そして、説明会で得た情報を元に、企業研究を深めてください。企業の理念や事業内容、社風などを理解することで、より効果的な自己PRを作成することができます。
それから、インターンシップへの参加も検討してみてはいかがでしょうか。実際に企業で働くことで、仕事内容や社風を肌で感じることができ、自己PRに役立つ具体的な経験を得ることができます。また、企業の人事担当者と直接話せる機会も得られますので、企業への理解を深めるのに役立ちます。インターンシップは、就活活動の大きなアドバンテージになりますよ。
そして、忘れてはいけないのが自己分析です。自分の強みや弱み、興味や価値観をしっかりと理解することで、自分に合った仕事を見つけやすくなります。自己分析は、就活活動の土台となるものですので、しっかりと時間をかけて取り組んでみましょう。もし、自己分析に迷うようでしたら、キャリアカウンセラーに相談してみるのも良いかもしれません。
こんな私でもできるようなおすすめの仕事は?
「こんな私でもできる仕事は?」と悩んでいらっしゃるんですね。わかります、不安になりますよね。でも、あなたの経験と資格取得への努力は、立派な武器です。事務職は、あなたの経験を活かせる可能性が高い職種です。さらに、大学職員も視野に入れているとのことですが、これもあなたの経験と能力を活かせる可能性のある職種です。大学職員は、事務職と同様に、正確性や責任感、コミュニケーション能力が求められる仕事です。
事務職や大学職員以外にも、あなたのスキルや経験を活かせる仕事はたくさんあります。例えば、一般事務、営業事務、人事事務、経理事務など、様々な種類の事務職があります。それぞれの仕事には、求められるスキルや経験が異なりますので、自分に合った仕事を見つけることが重要です。企業の求人情報サイトをよく見て、自分に合いそうな仕事を探してみましょう。
また、中小企業も視野に入れてみてはいかがでしょうか。中小企業では、大企業に比べて、一人ひとりが幅広い業務に携わる機会が多く、様々なスキルを身につけることができます。また、大企業に比べて、アットホームな雰囲気の職場も多いです。大学野球支援機構では、野球に理解のある中小企業への就職支援を行っています。もし、興味があれば、一度調べてみるのも良いかもしれません。もちろん、就職活動は、自分に合った会社を見つけることが一番大切です。焦らず、じっくりと探していきましょう。
最後に、自信を持ってください。あなたは、家業を手伝いながら、資格取得にも励む努力家です。これは、多くの企業が求める人材像に合致しています。就活は、自分自身をアピールする絶好のチャンスです。あなたの経験や能力を自信を持って伝えましょう。きっと、あなたにぴったりの仕事が見つかるはずです。