「大学2年です。朝起きれずに遅刻か欠席をしてしまいます。ここ最近は特に酷くて欠席ばかりです。自主連休状態で、もう落単したと思われる教科もあります。大学に行けば友達もいるので楽しくないわけではありません。ただ、朝起きれないという甘えです。また、課題の量も凄まじくこなせていない状況にありますが、これは自主連休中にやれば良い話なのに全くやる気が起こらず大学に行くと決めた前日にまとめて終わらせるor中途半端な状態で行きます。いつもいつも休む度その日の夕方には後悔しています。夕方から夜までのアルバイトには行っているので外出が嫌なわけでもなく。本当に朝の自分のメンタルが弱い、自分に対して甘すぎるんです。このままでは留年してしまいますし、就職にも当然響くと思います……」
朝起きられない…このサボり癖、どうしたら克服できますか?
朝起きられない、授業を休んでしまう…わかります。その気持ち、すごくよくわかります。私も学生時代、同じような経験をしました。特に、大学生活と野球の両立は本当に大変ですよね。練習や試合で疲れているのに、朝早く起きるのは本当に辛い。でも、そのままでは留年や就職活動にも影響が出てしまうので、何とかしなければいけないと焦る気持ちも同時に抱えているのではないでしょうか。
まず大切なのは、「なぜ朝起きられないのか?」を具体的に分析することです。単に「メンタルが弱い」「甘えている」だけでは解決策が見つかりません。例えば、
- 睡眠時間が足りているか?
- 寝る前のスマホの使いすぎはないか?
- 食事の内容やタイミングは適切か?
- 何かストレスを抱えていることはないか?
- 生活リズムが乱れていないか?
など、様々な要因が考えられます。一つずつ丁寧にチェックし、改善できる点を探してみましょう。例えば、寝る前に温かいミルクを飲む、寝る前にスマホを触らない、早寝早起きを心がけるなど、小さなことから始めてみましょう。効果を感じたら、さらに改善策を増やしていくと良いでしょう。
また、目標設定も重要です。漠然と「朝起きる」のではなく、「7時に起床して、8時には朝食をとる」など、具体的な目標を設定しましょう。そして、その目標を達成したら、自分にご褒美を与えてモチベーションを維持することも効果的です。例えば、好きなものを買って食べたり、映画を見に行ったりするのも良いでしょう。さらに、目標達成を記録する習慣をつけると、自分の努力が目に見えるようになり、モチベーションの維持につながります。
どうしても改善できない場合は、専門機関に相談することも検討してみましょう。大学には学生相談室やカウンセリングセンターなど、相談できる窓口があります。一人で抱え込まず、誰かに相談することで、解決策が見えてくるかもしれません。
課題の遅れ…どうすれば計画的にこなせるようになりますか?
課題の遅れも、多くの大学生が抱える悩みですよね。特に、野球部員は練習や試合で忙しいので、時間管理が難しいと思います。でも、「計画性」を身につければ、課題の遅れを防ぐことができます。まず、すべての課題の締め切り日を把握し、カレンダーなどに書き込みましょう。そして、それぞれの課題にかかる時間を予測し、逆算してスケジュールを立てます。例えば、レポートなら1週間、テスト勉強なら2週間など、余裕を持ったスケジュールを立てることが大切です。
そして、「小さな目標」を設定し、少しずつ課題を進めていくことが重要です。例えば、「今日はレポートの参考文献を3つ探す」「明日はレポートのアウトラインを作る」など、小さな目標を立て、一つずつ達成していくことで、大きな課題も克服しやすくなります。また、集中できる環境を作ることも大切です。図書館やカフェなど、静かで集中できる場所を選んで勉強しましょう。そして、定期的に休憩を取り、集中力を維持することも忘れずに行いましょう。
もし、どうしても課題に追われてしまう場合は、周りの人に相談するのも良い方法です。友達や先輩、先生などに相談することで、新たな視点やアドバイスを得られるかもしれません。また、大学によっては、学習支援センターのような場所があり、そこで学習方法の指導を受けることもできます。一人で抱え込まず、周りの人に頼ることも大切です。
大学生活と野球、そして就活…将来への不安を解消するには?
大学生活と野球の両立、そして将来の就職活動への不安…本当に多くのことを抱えていると思います。しかし、決してあなただけではありません。多くの大学生、特に野球部員は、同じような悩みを抱えています。まずは、そのことを知って、少し安心してください。
就活への不安を解消するために、早めに就職活動について情報収集を始めましょう。企業説明会に参加したり、OB・OG訪問をしたりすることで、企業の雰囲気や仕事内容について知ることができます。また、キャリアセンターを利用して、就職活動のアドバイスを受けるのも良いでしょう。キャリアセンターでは、履歴書の書き方や面接対策など、就職活動に必要な情報を提供してくれます。さらに、自分の強みや弱みを理解し、それを活かせる仕事を探しましょう。野球部での経験は、チームワークや責任感、忍耐力などを養うのに役立ちます。これらの経験を就職活動で活かすことで、あなたの魅力をアピールすることができます。
そして、焦らず、一つずつ着実に進めていくことが大切です。大学生活と野球、そして就職活動は、どれも大変ですが、乗り越えることで、必ず成長できます。もし、どうしても不安なことがあれば、周りの人に相談したり、専門機関に相談したりするのも良いでしょう。一人で抱え込まず、周りの人に頼ることが大切です。私たち一般社団法人大学野球支援機構も、野球に理解のある中小企業への就職支援に力を入れています。もし、就職活動で困ったことがあれば、お気軽にご相談ください。もちろん、強制ではありません。あなたのペースで、一歩ずつ進んでいきましょう。