大学野球「主務(マネージャー)」「学生コーチ」「アナリスト」を対象にしたアワード開催中!

大学生活と野球、両立は無理?通学時間5時間、過干渉な親…それでも夢を叶える方法

  • 就職活動
2025年06月27日

「大学1年生です。大学まで片道2時間半、往復5時間かけて毎日通っており、心身ともに限界です。睡眠時間もろくに取れません。行きも帰りも満員電車でなかなか座れないですし、座れたとしても落ち着かなくて寝られません。乗り物酔いしやすい体質なので、睡眠不足なのも相まってほぼ毎回酔ってしまいます。通学時間に勉強や睡眠をして有効に使うのは難しい状況です。平日はバイトに入れないので、土日は一日中バイトに費やしておりなかなか遊べません。それに加え、私の親はかなり過干渉です。未だに門限を決められていたり、ノックせずに部屋に入ってきたり、私の存在や言動をとにかく否定してきたり…一人暮らしが駄目な理由は経済的に厳しいからだそうです。学費だけでもかなりかかっているので、一人暮らしのための費用を出してくれなんて言うのはわがままだということは重々承知です。が、上記のような現状を抱えておりかなりストレスです。説得させる方法はありませんか?往復5時間でキツいと言うのは甘え、自分で家を契約して勝手に出ていけばいいなどといった意見は不要です。」 この相談、多くの大学生、特に遠方から通学する野球部員から寄せられる悩みと重なります。確かに、通学時間5時間は長く、睡眠不足や乗り物酔い、そして親御さんの過干渉…想像するだけでも大変ですよね。でも、大丈夫です。解決策はあります。

時間がない!通学時間と部活、バイトの両立はどうすれば?

通学時間5時間、部活、バイト…時間がない!と感じるのも無理はありません。わかります。私も大学時代、似たような状況で本当に苦しみました。まず大切なのは、現状を正確に把握することです。例えば、1週間のスケジュールを細かく書き出してみましょう。授業時間、部活時間、移動時間、バイト時間、睡眠時間…全てを書き出してみてください。そうすることで、時間の使い方が可視化され、どこに時間を取られているのか、何が時間泥棒なのかが明確になります。例えば、私の友人は通学電車の中で参考書を読む代わりに、音声教材を聞くことで効率的に学習時間を確保していました。また、電車の中での読書は酔いやすいという相談者さんの状況では難しいかもしれませんので、音声教材やポッドキャストなどを活用するのも良いかもしれませんね。

次に、優先順位をつけることが重要です。野球部員であれば、練習や試合は優先順位が高いでしょう。学業ももちろん大切です。バイトは、生活費にどうしても必要であれば仕方ないですが、時間がない状況であれば、一旦減らすことを検討しても良いかもしれません。「本当に必要なこと」に時間を集中させることで、効率が格段に向上します。例えば、週に一度、友人とゆっくり話す時間を作ることで、精神的なリフレッシュを図ることも大切です。これは、時間管理の効率化だけでなく、メンタルヘルスの維持にも繋がります。

さらに、時間管理術を学ぶことも有効です。ポモドーロテクニックやGTDなど、様々な時間管理術がありますが、自分に合った方法を見つけることが重要です。そして、時間管理アプリなども活用してみましょう。スケジュール管理やタスク管理が効率的に行えるようになり、時間配分を見直すきっかけになります。

親とのコミュニケーション、どうすれば改善できる?

親御さんの過干渉、本当に辛いですね。わかります。親御さんの気持ちは「あなたを心配しているから」という愛情の裏返しであることが多いです。しかし、その愛情表現の仕方が、あなたにとって苦痛になっているのは事実です。まずは、親御さんとのコミュニケーションを改善する必要があります。そのためには、自分の気持ちをきちんと伝えることが大切です。

例えば、「お母さん、お父さん、いつも心配してくれてありがとう。でも、門限や部屋への無断侵入は、少し息苦しいと感じています。私にも、自分の時間や空間が必要なんです。」と、具体的に、そして感情を込めて伝えることが重要です。いきなり全てを話すのではなく、少しずつ、小さなことから始めてみましょう。そして、自分の気持ちを理解してもらうために、具体的な例を挙げることも効果的です。例えば、「先日、門限を過ぎて帰ってきた時、すごく焦ってしまい、練習に集中できませんでした。」など、具体的なエピソードを話すことで、親御さんもあなたの状況を理解しやすくなります。

また、親御さんの気持ちも理解しようと努めることも大切です。なぜ過干渉なのか、その背景を探ることで、より建設的な話し合いができるでしょう。もしかしたら、親御さんもあなたを心配するあまり、適切な方法で伝えられていないだけかもしれません。お互いの気持ちを尊重し、歩み寄る努力をすることで、より良い関係を築けるはずです。もし、どうしても話し合いがうまくいかない場合は、第三者(学校のカウンセラーなど)に相談するのも一つの方法です。

そして、一人暮らしの件ですが、経済的な理由で難しいとのことですが、親御さんとじっくり話し合う必要があります。現状の大変さを伝え、一人暮らしをすることで、学業や部活に集中できるようになり、結果的に成績向上や野球の実力向上に繋がることを説明しましょう。具体的なプランを示すことで、親御さんも納得しやすくなります。例えば、アルバイトを増やす、奨学金を活用する、節約するなど、具体的な方法を示すことで、より説得力が増します。また、将来のキャリアプランを提示することで、親御さんの不安を解消する手助けにもなります。

野球と学業、そして将来のキャリア…どう考えればいいの?

大学野球と学業、そして将来のキャリア…悩みますよね。多くの野球部員が抱える大きな課題です。まず、自分の将来像を明確に描くことが重要です。プロ野球選手を目指すのか、社会人野球で続けるのか、それとも野球とは別の道を選ぶのか…自分の将来像を明確にすることで、大学生活における時間の使い方や、学業への取り組み方が変わってきます。

例えば、プロ野球選手を目指すのであれば、練習に多くの時間を割く必要がありますが、同時に学業もしっかりとこなす必要があります。社会人野球を目指すのであれば、野球に理解のある企業への就職活動が重要になります。一般社団法人大学野球支援機構では、野球に理解のある中小企業への就職支援を行っています。社会人野球クラブチーム所属や現役選手としての活動に配慮のある企業を紹介するなど、選手個々の状況に合わせたサポート体制を整えています。もちろん、野球とは別の道を進む場合でも、大学で培った経験や知識は、将来のキャリアに必ず活きてきます。大学生活は、将来のキャリアを築くための重要なステップです。

キャリアプランを立てることは、大学生活を充実させるためにも、非常に重要です。将来の目標を明確にすることで、モチベーションを維持し、困難な状況を乗り越える力になります。そして、就職活動についても、早めの準備が大切です。企業研究や自己分析、面接対策など、時間をかけて準備することで、より良い結果が期待できます。また、大学のキャリアセンターなどを活用し、就職活動に関するサポートを受けることも有効です。

大学生活は、野球だけでなく、学業や将来のキャリアを考える大切な時間です。時間管理、親とのコミュニケーション、キャリアプラン…一つずつ解決していくことで、必ず道は開けます。焦らず、一歩ずつ進んでいきましょう。

大学野球支援機構は野球と仕事の両立をサポートします

「野球を続けたい学生」の就活のお手伝い、
それを支える「ご家族」からのご相談、
私たちは野球と仕事双方を充実させる未来に向けてサポートをしています。