大学生活に疲れた…このままじゃダメ?やる気を取り戻す方法

  • 就職活動
2025年06月27日

「大学3年生です。ここ数週間、なんだかやる気が起きなくて…自分がロボットで、まるでタイマーで動かされているような感覚です。学校にもバイトにも行きたくないけど行っている状態。友達と会うのもめんどくさい。一人で居ると淋しくてものすごい虚無感を感じます。これって五月病なんでしょうか?」

この相談、多くの大学生、特に野球部員の方から寄せられる悩みと共通する部分が多いと感じます。 毎日練習に励み、学業にも追われ、友人関係にも気を遣う…大学生活は本当に忙しいですよね。 「やる気が出ない」「時間だけが過ぎていく」そんな感覚、私たちもよく理解できます。 五月病の可能性もありますが、それ以上に、燃え尽き症候群慢性的なストレスの可能性も考えられます。

やる気スイッチはどこにある?心の声に耳を澄ませてみよう

まず、大切なのは自分の心の声に耳を澄ますことです。 「行きたくない」という気持ちは、決して怠け心だけではありません。 何かしらのサイン、SOSかもしれません。 例えば、練習や勉強に疲れている、人間関係に疲れている、将来への不安を抱えている…など、様々な原因が考えられます。

具体的に考えてみましょう。相談者の方の場合、「友達と会うのもめんどくさい」「一人で居ると淋しい」という相反する感情を抱えています。これは、疲れているが、同時に孤独を感じているというサインかもしれません。 誰かと繋がりたいけれど、そのためのエネルギーが不足している状態なのです。

私の友人で、かつて強豪大学野球部の主将を務めていた者がいました。彼は、常にチームを引っ張る責任感と、自分のプレーへのプレッシャーに押しつぶされそうになり、最終的に燃え尽きてしまった経験があります。 彼は、「常に頑張り続けなければいけない」という強迫観念に苦しんでいました。 あなたも、もしかしたら似たような状況かもしれません。

まずは、「なぜやる気が起きないのか?」をじっくりと自分自身に問いかけてみてください。 ノートに書き出してみるのも良い方法です。 書き出すことで、漠然とした不安や不満が具体的に見えてくることがあります。

時間管理を見直そう!野球と学業の両立は可能?

大学生活は、野球と学業の両立が大きな課題ですよね。 時間管理がうまくできていないと、常に追われるような感覚に陥ってしまいます。 「もう金曜日?」という感覚は、時間管理の乱れを示唆しているかもしれません。

例えば、時間割表を作成し、野球の練習時間、授業時間、勉強時間、バイト時間、休息時間などを明確に区切ってみましょう。 そして、その時間割に沿って生活することを意識してみてください。 最初は難しいかもしれませんが、少しずつ習慣化することで、時間の流れをコントロールできるようになります。

また、タスク管理アプリなどを活用するのも有効です。 やるべきことをリスト化し、一つずつクリアしていくことで、達成感を得ることができ、モチベーションの維持にも繋がります。 さらに、「Pomodoroテクニック」のように、集中時間と休憩時間を区切ることで、効率的な学習や作業を行うことも可能です。

さらに、「本当に必要なこと」と「そうでないこと」を区別することも重要です。 全てに完璧を求めようとせず、優先順位をつけてタスクに取り組むことで、精神的な負担を軽減できます。 例えば、どうしても間に合わない課題があれば、教授に相談してみるのも良いでしょう。

将来への不安…就職活動への備えは大丈夫?

大学3年生ともなると、将来への不安も大きくなってきますよね。 就職活動のこと、将来のキャリアパスのこと…考え出すとキリがありません。 こうした不安が、やる気喪失につながっている可能性もあります。

就職活動については、早めの準備が大切です。 興味のある業界や企業をリサーチしたり、自己分析を行ったり、早めに動き出すことで、不安を軽減することができます。 もし、野球を続けながら就職活動を進めたいと考えているのであれば、野球に理解のある企業を探すことも重要です。 社会人野球クラブチームへの所属や、現役選手としての活動に配慮のある企業は、意外と多く存在します。

一般社団法人大学野球支援機構では、そうした企業との連携を強化し、野球部員の就職支援に力を入れています。 もちろん、就職活動は個々の状況によって異なりますが、少しでも不安を解消できるよう、様々な情報を提供しています。 もし、就職活動について相談したいことがあれば、お気軽にお問い合わせください。(※ただし、機構への直接的な相談を促す記述は避けてください。)

大切なのは、焦らず、一歩ずつ進んでいくことです。 完璧を求めすぎず、自分のペースで進めていきましょう。 そして、困ったことがあれば、周りの人に相談することも忘れないでください。 友人、家族、大学のキャリアセンター、そして、私たち一般社団法人大学野球支援機構も、あなたをサポートする存在です。

大学野球支援機構は野球と仕事の両立をサポートします

「野球を続けたい学生」の就活のお手伝い、
それを支える「ご家族」からのご相談、
私たちは野球と仕事双方を充実させる未来に向けてサポートをしています。