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大学生活は野球だけじゃない!家事経験を就活で活かす方法とは?

  • 就職活動
2025年06月27日

「こんにちは。現在、就職活動中の者(大学4年♀)です。長文・まとまりのない文になってしまいすみません。私は今までにアルバイトをしたことがありません。サークルにも所属していません。なので履歴書やエントリーシートの「学生時代に力を入れたこと」の部分が書けず困っています。私にも大学時代に頑張ったことはあります。それは「家事」です。大学2年のとき、家庭の事情で、母がそれまでのように家事をする事が大変な状況になったため、朝・夕のご飯の支度、お弁当作り、洗濯などを毎日私と妹でやっています。2年間、自分の分担は一回だってサボったことはありません。家族内とはいえ、自分に与えられた仕事をきちんとこなす力も身についたと感じています。なので履歴書にもこのことを書こうと考えていました。しかし、一人暮らしをしている友人に「そんなの私だってしてるけど、私はサークル活動もしてきた。だから、それを履歴書に書くのはよくないんじゃないか。」と言われました。そう言われると、確かに一人暮らしの子にとっては、していて当たり前のことだし、それを履歴書に書いていいものかどうか…と不安になってきました。しかし、この事以外に書くことが見つかりません。頑張ったことが「家事」でもいいのでしょうか?また、皆さんが人事担当だったとして、家事を頑張ったと書いてある履歴書にどんな印象を受けますか?」 このご相談、多くの大学生が抱える悩みと共通する部分がありますよね。一緒に考えていきましょう。

家事経験は就活で不利?本当に「当たり前」のことなの?

「家事なんて誰でもしてることだから、就活でアピールにならない…」そう思って悩んでいる方、実は少なくありません。確かに、一人暮らしをしている学生にとっては、家事は日常の一部かもしれません。でも、本当に「当たり前」と言えるでしょうか?

考えてみてください。あなたの2年間の努力は、単なる家事ではありません。責任感、計画性、継続力、そして家族への献身といった、多くの企業が求める重要な資質を培ってきた経験なのです。毎日欠かさず家事をこなすことは、想像以上に大変なことです。特に、大学生活と両立しながら、責任感を持って家事を継続してきたあなたの努力は、並大抵のことではありません。

例えば、私の友人で、大学時代は毎日早朝に起きて家族のために朝食を作り、部活動と学業を両立していた人がいます。彼女は、その経験を通して時間管理能力や責任感を高め、就職活動でも大きく役立ったと言っていました。「当たり前」に見える経験の中にも、実は大きな価値が隠されているのです。

家事経験を効果的にアピールするには?履歴書・ESの書き方

では、どのように家事経験を効果的にアピールすればいいのでしょうか?ポイントは、具体的なエピソードと、そこから得られた学びを明確に示すことです。

単に「家事を手伝っていました」と書くだけでは、人事担当者の心に響きません。例えば、次のように具体的に記述することで、あなたの努力と成長が伝わるでしょう。

  • 具体的な内容:「母が病気療養中だったため、大学2年から2年間、毎朝6時に起きて朝食と弁当の準備、夕食の支度、洗濯、掃除などを担当しました。」
  • 工夫や努力:「部活動の練習や授業と両立するために、時間管理を徹底し、効率的な家事動線を工夫しました。料理のレシピを研究し、栄養バランスの良い食事を作ることを心がけました。」
  • 成果と学び:「家事を完璧にこなすことで、責任感と計画性、そして時間管理能力が向上しました。困難な状況でも諦めずに努力を続ける大切さを学びました。また、家族を支えることで、自己犠牲の精神や共感力も養うことができました。」

このように、数字や具体的な行動、そしてそこから得られた学びを明確に示すことで、あなたの経験がより説得力のあるものになります。さらに、企業の求める人物像と関連付けて記述することも重要です。例えば、「チームワークを重視する企業」であれば、妹と協力して家事をこなした経験を強調することで、企業の求める人物像とあなたの経験を結び付けることができます。

家事経験以外にもアピールできるポイントは?

家事経験以外にも、あなたの強みをアピールできるポイントはきっとあります。アルバイトやサークル活動をしていないからといって、大学生活で頑張ったこと、成長した経験がないわけではありません。例えば、

  • 学業:難しい授業で良い成績を取った経験、研究活動に熱心に取り組んだ経験など
  • ボランティア活動:地域貢献活動、国際協力活動など
  • 資格取得:TOEICなどの資格取得
  • 趣味:深く取り組んでいる趣味を通して培ったスキルや経験

これらの経験を、家事経験と同様に具体的に記述することで、あなたの能力や人となりが見えてきます。「何を頑張ったか」だけでなく、「そこから何を学んだか」を明確に示すことが重要です。もし、これらの経験が乏しいと感じているのであれば、就職活動期間中にボランティア活動に参加したり、資格取得に挑戦するのも良いかもしれません。今からでも遅くはありません

また、大学野球部での経験も立派なアピールポイントになります。チームワーク、目標達成への努力、困難を乗り越える力など、多くの企業が求める能力を培ってきたはずです。部活動での経験を、具体的なエピソードと共に記述することで、あなたの能力を効果的にアピールすることができます。特に、野球に理解のある中小企業への就職支援に特化している大学野球支援機構では、社会人野球クラブチーム所属や現役選手としての活動に配慮のある企業を紹介するサポートも可能です。もし、就職活動で行き詰まったら、一度、自分自身の経験を振り返ってみてください。きっと、あなたの強みとなる経験が隠れているはずです。

大学野球支援機構は野球と仕事の両立をサポートします

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