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大学進学、地元か?それとも憧れの地か?母子家庭の進路選択で迷うあなたへ

  • 就職活動
2025年06月27日

ご相談ありがとうございます。ご子息の大学受験を巡るお悩み、本当に胸が痛みますね。ご主人のご逝去から、ご苦労されてこられたことと思います。そして、ご子息の強い意志と、それを支えたいというお母様のお気持ち、どちらも痛いほどよく分かります。

経済的な負担は本当に大丈夫?関西への進学費用を具体的に考えてみましょう

まず、関西への進学にかかる費用について、具体的に見ていきましょう。学費はもちろんのこと、下宿費用、交通費、生活費など、様々な費用が考えられますよね。東京近郊と関西では、生活費の差も大きいです。例えば、家賃は東京近郊より関西の方が比較的安い傾向がありますが、それでも年間100万円を超える可能性もあります。食費や光熱費なども考慮すると、年間で200万円近い費用がかかることも珍しくありません。さらに、帰省費用なども加算されます。

760万円の学資保険金は確かに大きな助けになりますが、4年間の大学生活を賄うには、必ずしも十分とは言い切れません。2000万円の生命保険金は、ご自身の老後資金として温存しておきたい気持ちもよく分かります。しかし、ご子息の将来を真剣に考えるなら、その資金の一部を活用することも選択肢の一つとして検討する価値はあるかもしれません。もちろん、全てを使う必要はありません。例えば、学費の一部に充てる、下宿ではなく、比較的費用を抑えられる一人暮らしを選択するなど、工夫次第でリスクを軽減できます。

具体的な費用試算は、ご子息が志望する大学・学部、生活スタイルなどを考慮して、改めて行う必要があります。大学パンフレットや、大学のウェブサイトに掲載されている情報、あるいは大学の学生課などに問い合わせて詳細な情報を収集することをお勧めします。費用面での不安を解消するために、まずはしっかりと情報を集めることが大切です

息子さんの強い気持ち、どう受け止めたらいいの?親として、どうサポートできる?

ご子息の「高校受験の時の後悔」の話、胸に響きますね。わかります。あの時の悔しさは、大人になっても忘れられないものです。親として、子供には後悔させたくない、という気持ちは当然です。ご子息は、自分の将来について真剣に考え、強い意志を持って行動しようとしています。これは素晴らしいことです。

ただ、経済的な負担が大きいため、簡単に「応援する」とは言えないのも事実です。そこで、ご子息とじっくり話し合う時間を設けましょう。彼の「やりたいこと」を改めて聞き取り、その実現のために、一緒に具体的なプランを立てていくのです。例えば、奨学金制度の利用、アルバイト、サークル活動との両立など、費用を抑えるための方法を一緒に探るのです。彼も、ただ「行きたい」と言っているのではなく、現実的な問題を理解し、解決策を探そうという姿勢を見せてくれるかもしれません

また、ご子息の気持ちを受け止め、彼の努力を尊重する姿勢を示すことも大切です。彼の将来を真剣に考え、サポートする意思を伝えることで、彼はより責任感を持って大学生活に臨むことができるでしょう。「わがまま」と感じる気持ちも理解できますが、彼の強い意志を尊重する姿勢が、親子関係をより良好に保つことに繋がるでしょう。

大学野球と就職活動、両立は可能?将来のキャリアパスについて考えてみましょう

ご子息が大学で野球を続けるかどうかは、この進路選択に大きく関わってきます。もし野球部に入部する予定であれば、練習時間や遠征など、学業との両立が課題となるでしょう。特に、関西の大学に進学する場合、遠方の大学への通学や、部活動の遠征による費用負担も考慮する必要があります。しかし、野球部活動は、社会で必要な協調性や責任感、忍耐力などを養う絶好の機会でもあります。

大学野球支援機構では、野球経験者の方の就職活動支援にも力を入れています。野球に理解のある企業、社会人野球クラブチーム所属や現役選手としての活動に配慮のある企業への就職支援を行っています。もちろん、就職活動は、大学生活における重要な課題の一つです。大学生活と部活動の両立、そして将来のキャリアパスについて、早いうちから計画を立てていくことが重要です。ご子息が野球を続けるのであれば、その活動と学業、そして就職活動のバランスをどのように取っていくかを、一緒に考えていく必要があるでしょう。

例えば、大学によっては、部活動と学業の両立を支援する制度を設けている場合があります。また、就職活動においても、野球経験を活かせる企業は多く存在します。これらの情報を事前に収集し、ご子息と将来のキャリアパスについて話し合ってみるのも良いでしょう。キャリアカウンセリングなどを活用するのも有効な手段です。

大切なのは、ご子息とじっくり話し合い、彼の将来の夢を叶えるために、一緒に最適な方法を探していくことです。経済的な面だけでなく、学業、部活動、そして将来のキャリアまで、総合的に考慮して、最善の選択をしましょう。

大学野球支援機構は野球と仕事の両立をサポートします

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私たちは野球と仕事双方を充実させる未来に向けてサポートをしています。