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大学進学と将来の夢…医学部進学の岐路に立つあなたへ

  • 就職活動
2025年06月27日

「現在医学部を目指す高3です。もともと京大医学部を目指していたのですが、『京大医学部出身は皆研究医になる』という話を聞きました。私は臨床志望なのですが、本当に京大でいいのか、と今更ながら迷っています。志望を変えるとしたら、恐らく阪大医学部になると思います。そこで質問なのですが、①『研究医』というのは何をする職業なのでしょうか?②京大医学部医学科出身の方はその後どのような道に進むのでしょうか?③京大医学部と阪大医学部では大きな違いはありますか?質問が多くてごめんなさい。教えて下さいm(*_ _)m」というご相談をいただきました。将来の夢に向かって頑張る皆さんを応援したい、という気持ちから、このお悩みに寄り添いながら、一緒に考えていきたいと思います。

研究医って、どんな仕事?臨床医との違いは?

「研究医」って聞くと、白衣を着て毎日実験室で研究しているイメージを持つかもしれませんね。わかります!私も最初はそう思っていました。でも、実際はもっと多様な仕事内容があります。研究医は、医学の進歩に貢献するための研究活動が中心です。具体的には、新しい治療法の開発、病気の原因解明、診断技術の向上など、様々な分野で研究を行っています。一方、臨床医は、患者さんの治療や診察を直接行うのが主な仕事です。患者さんと向き合い、病気の診断、治療、予防などを行います。どちらも医学の発展に不可欠な存在ですが、仕事の内容ややりがいは大きく異なります。

例えば、ある大学の研究室では、新しい抗がん剤の開発に携わる研究医が、臨床医と連携しながら、研究成果を臨床現場に反映させる取り組みを行っています。研究医の成果が、臨床医によって患者さんの治療に活かされる、まさにチーム医療の一環と言えるでしょう。このように、研究医と臨床医は密接に連携し、医学の発展に貢献しているのです。

京大医学部卒業生の進路は?本当に研究医ばかり?

「京大医学部出身者は皆研究医になる」という話は、少し偏った情報かもしれません。確かに、京大医学部には優秀な研究者が多く、研究環境も充実しているため、研究医を目指す人が多いのは事実です。しかし、卒業生の進路は研究医だけではありません。多くの卒業生が、大学病院や地域の病院で臨床医として活躍しています。さらに、公衆衛生、医療政策、製薬会社など、様々な分野に進んでいます。

私の友人で、京大医学部を卒業後、地方の病院で地域医療に貢献している医師がいます。彼は、都会の大学病院ではなく、あえて地方の病院を選んだ理由として、「患者さんとの距離が近く、より深く関わることができる」と話していました。このように、進路は個々の志望や能力、そして人生設計によって大きく変わるのです。京大医学部だからといって、必ずしも研究医になるわけではないことを理解しておきましょう。

京大医学部と阪大医学部…あなたに合うのはどっち?

京大医学部と阪大医学部、どちらも日本を代表する名門医学部です。大きな違いは、大学の雰囲気や教育方針、そして研究分野の特色と言えるでしょう。京大は伝統と格式のある大学で、研究重視の傾向が強いと言われています。一方、阪大はより実践的な教育に力を入れている印象です。もちろん、これはあくまで一般的な傾向であり、個々の研究室や教授によって異なります。

どちらの大学があなたに合っているかは、あなたの将来の目標や学習スタイル、そして大学生活への期待によって判断する必要があります。例えば、じっくりと研究に打ち込みたいのであれば、京大が向いているかもしれません。一方、臨床経験を重視したいのであれば、阪大の方が良いかもしれません。オープンキャンパスに参加したり、在学生に話を聞いたりして、それぞれの大学の雰囲気を肌で感じてみることをお勧めします。大学選びは、人生における大きな決断です。じっくりと時間をかけて、後悔のない選択をしてください。

大学選びに迷うのは、決してあなただけではありません。多くの学生が同じような悩みを抱えています。大切なのは、自分の気持ちに正直になり、将来のビジョンを明確にすること。そして、周りの人に相談しながら、自分にとって最適な道を見つけることです。 もし、就職活動について不安なことがあれば、大学や専門機関に相談してみるのも良いかもしれません。大学によっては、キャリアセンターなどが設置されており、就職活動に関する様々なサポートを受けられる場合があります。また、大学野球支援機構では、野球に理解のある企業への就職支援も行っています。 これは、野球経験者にとって大きなアドバンテージとなる可能性があります。将来の選択肢を広げるためにも、様々な情報収集を心がけてください。

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