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大学選びで迷う…偏差値だけで判断していいの?国立と私立、本当にレベルが違うの?

  • 就職活動
2025年06月27日

「私立と国立では、同偏差値でも国立のほうがレベルが上のようにみられるじゃないですか?慶応大学と神戸大学、立命館大学と大阪市立大学を比較した場合、後者の方が上だと主張する人もいますよね。でも、大学って偏差値では図れないと思うんです。卒業後のOBの社会的地位や難関試験の合格者数、知名度など、偏差値だけでは測れない要素がたくさんありますよね。地方の国立大学が、偏差値が低く知名度もないのに威張っているように見えるのはなぜなのでしょうか?旧帝大クラスや医学部を除いての話ですが…。」このようなお悩み、多くの大学生、そして保護者の皆様が抱えているのではないでしょうか。大学野球支援機構では、多くの学生、保護者の方々から同様の相談を受けてきました。今回は、この疑問を解き明かし、大学選びにおける正しい判断基準について考えていきましょう。

偏差値だけで大学のレベルを判断していいの?他の要素も考慮すべき?

確かに、大学受験において偏差値は一つの指標として役立ちます。しかし、偏差値だけで大学のレベルを判断するのは危険です。偏差値は、あくまでその大学の入試難易度を表すものであり、大学の教育内容や卒業後の進路、学生生活の充実度などを反映しているわけではありません。例えば、同じ偏差値であっても、国立大学と私立大学では、教育内容や学生のタイプ、大学文化などが大きく異なる場合があります。

質問者様がおっしゃるように、慶應義塾大学と神戸大学、立命館大学と大阪市立大学を比較した場合、どちらが「上」かは一概に言えません。それぞれの大学には、独自の強みや魅力があります。慶應義塾大学は、歴史と伝統を誇り、ビジネス界に多くの卒業生を輩出している一方、神戸大学は、研究力が高く、学際的な研究活動が盛んです。立命館大学は、グローバルな教育に力を入れている一方、大阪市立大学は、都市問題に関する研究に強みを持っています。

大学を選ぶ際には、偏差値だけでなく、自分の将来の目標やキャリアプラン、学習環境、大学文化、立地条件など、様々な要素を総合的に考慮することが重要です。例えば、研究に打ち込みたいのであれば、研究設備が充実している大学を選ぶべきですし、特定の業界への就職を目指しているのであれば、その業界への就職実績が多い大学を選ぶのが良いでしょう。また、大学生活を充実させるためには、大学周辺の環境や学生生活のサポート体制なども重要な要素となります。

地方国立大学の「威張っているように見える」のはなぜ?

地方国立大学が「威張っているように見える」というご意見、よく分かります。これは、歴史的背景や社会的な認識、大学の独自性など、様々な要因が複雑に絡み合っているからではないでしょうか。

多くの地方国立大学は、戦後、地域社会の高度化を担う人材育成を目的として設立されました。そのため、地域社会との繋がりを重視し、地域貢献を積極的に行っている大学が多いです。長年培ってきた伝統や独自の教育理念、地域貢献活動などを背景に、自信と誇りを持っている大学も多いでしょう。しかし、その自信や誇りが、時に「威張っている」ように見えることもあるかもしれません。

また、知名度や偏差値だけで大学の価値を測る風潮も、この問題を複雑にしています。偏差値が高い大学が必ずしも良い大学とは限らないにも関わらず、社会全体で偏差値の高い大学を優位に評価する傾向が未だにあることは事実です。地方国立大学は、その点で不利な立場に置かれていると言えるかもしれません。しかし、それは必ずしも大学の質の低さを示しているわけではありません。

重要なのは、大学の表面的なイメージではなく、その大学の教育内容や学生生活、卒業後の進路などをしっかりと見極めることです。地方国立大学の中には、独自の研究や教育プログラムを展開し、高い教育水準を誇る大学も多く存在します。偏差値や知名度にとらわれず、自分の目で見極めることが大切です。

大学選びで本当に大切なことは何か?将来のキャリアプランとの整合性

大学選びで本当に大切なことは、自分の将来のキャリアプランと大学選びをきちんと整合させることです。大学生活は、人生における重要な転換期であり、将来のキャリアに大きな影響を与えます。そのため、大学を選ぶ際には、自分の将来の目標やキャリアプランを明確に持ち、それに合った大学を選ぶことが重要です。

例えば、特定の業界への就職を目指しているのであれば、その業界への就職実績が多い大学を選ぶのが良いでしょう。また、研究者を目指しているのであれば、研究設備が充実している大学や、研究指導が充実している大学を選ぶことが重要です。大学野球を続けながら、将来のキャリアを築きたいと考えている学生さんにとって、部活動と学業、そして就職活動の両立は大きな課題となりますよね。わかります。私もそうでした。

  • 時間管理能力の向上:部活動と学業、就職活動の両立には、綿密な時間管理が不可欠です。効率的な学習方法や時間管理術を習得しましょう。
  • 目標設定と計画力:具体的な目標を設定し、それを達成するための計画を立て、着実に実行していくことが重要です。計画通りに進まない場合でも、柔軟に対応できるよう、常に計画を見直す習慣をつけましょう。
  • 周囲との連携:チームメイト、友人、教授、就職活動の担当者など、周囲の人々と積極的にコミュニケーションを取り、協力関係を築きましょう。困ったことがあれば、すぐに相談できる環境を作ることも大切です。
  • キャリアプランの明確化:将来のキャリアプランを明確にすることで、大学選びや就職活動の方向性が定まり、効率的に活動を進めることができます。大学で何を学び、どのようなスキルを身につけたいのか、将来どのような仕事に就きたいのか、しっかりと考えましょう。

大学野球支援機構では、野球部員が大学生活と野球、そして就職活動の3つをバランスよく両立できるよう、様々なサポートを行っています。例えば、野球に理解のある中小企業を紹介する就職支援プログラムなどもその一つです。社会人野球クラブチームへの所属や現役選手としての活動に配慮のある企業への就職を希望する学生さんにとって、心強いサポートとなるでしょう。

大学選びは、人生における大きな決断です。偏差値や知名度にとらわれず、自分の将来の目標やキャリアプラン、そして大学生活の充実度を総合的に考慮して、最適な大学を選びましょう。そして、大学生活を最大限に活かし、充実した人生を送ってください。

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