先日、大学野球部員の方からこんな相談を受けました。「友達に発達障害を疑われている人がいます。ほぼ確定ですが親が認めたくないらしく普通学級です。知能が低く、話理解できないし行動や仕草や顔つきなど幼稚園児がやるようなことをします。発達障害もIQが80とかの人がいると聞いたんですが、自分的には知的障害もあるんじゃないかと思います。可能性として有り得ますか?その人は勉強苦手です。偏差偏差値50の公立高校合格してて大学は偏差値42の所を奇跡的に6割行かないのに合格してます。ここまで勉強できてたらやっぱり知的障害では無いのでしょうか?」 この相談、実は「学業と野球の両立」というテーマとは一見関係ないように見えますが、深く掘り下げていくと、学生生活全般における困難、ひいては将来のキャリアプランへの影響という点で、多くの大学生が抱える共通の悩みと深く繋がっていることがわかります。 今回は、この相談をきっかけに、大学野球部員が抱える「学業とキャリア」に関する様々な課題と、その解決策について考えてみましょう。
野球と学業の両立は本当に難しい?時間管理のコツは?
大学野球部員にとって、野球と学業の両立は大きな課題ですよね。練習や試合、遠征などで時間を取られる中、授業や課題、試験勉強に追われる日々…想像するだけで疲れてしまいます。わかります。私もかつてはそうでした。
でも、諦める必要はありません!工夫次第で、両立は可能です。大切なのは時間管理です。例えば、私の友人で、綿密なスケジュール管理で両立を成功させていた人がいました。彼は、毎朝早起きして朝練前に勉強時間を確保し、授業の合間や移動時間にも隙間時間を有効活用していました。さらに、週末は集中して課題に取り組む時間を設けるなど、メリハリのある生活を送っていました。
具体的には、以下のような方法が有効です。
- スケジュール帳やアプリを活用する:授業、練習、課題の締め切りなどをしっかり記録し、見える化することで、時間配分を意識しやすくなります。
- 優先順位をつける:重要なタスクから先に取り組むことで、効率的に時間を活用できます。例えば、期末試験が近い場合は、試験勉強を優先するなど。
- 休憩時間を挟む:集中力を維持するためには、適度な休憩が大切です。疲れたら少し休んで、リフレッシュしてからまた勉強に取り組みましょう。
- チームメイトと協力する:分からない問題があれば、チームメイトに質問したり、一緒に勉強したりするのも良い方法です。お互いに教え合うことで、理解が深まります。
もちろん、完璧に予定通りにいくとは限りません。予期せぬ出来事が起こることもあります。そんな時は、柔軟に対応し、予定を調整することも大切です。大切なのは、「完璧を目指す」のではなく「できる範囲で最善を尽くす」ことだと私は思います。
野球部員は就活で不利?企業が求める能力と対策
「野球部員は就活で不利なんじゃないか…」そう不安に思う人もいるかもしれません。確かに、練習や試合で忙しい日々を送る中で、就活活動に十分な時間を割けないという悩みはよく聞きます。しかし、野球部員としての経験は、企業にとって大きな魅力となる可能性も秘めているのです。
企業が求める能力は、学力だけではありません。責任感、協調性、忍耐力、目標達成能力など、野球部活動を通して培ってきた経験は、これらの能力を証明する強力な武器となります。例えば、チームメイトと協力して目標達成を目指した経験、厳しい練習を乗り越えた経験、試合で逆境を克服した経験などは、面接で効果的にアピールできます。
就活対策としては、以下の点を意識しましょう。
- 自己分析を徹底する:自分の強みや弱み、経験を客観的に分析し、企業が求める能力と自分の経験を結びつけることが重要です。
- 情報収集を怠らない:興味のある企業について、業界動向や企業文化などをしっかり調べて、企業理解を深めましょう。
- 早期準備を始める:就活は早ければ早いほど有利です。余裕を持って準備を進めることで、落ち着いて活動できます。特に、野球に理解のある中小企業への就職支援に特化した一般社団法人大学野球支援機構のような組織の存在を知っておくことも重要です。
- 面接練習をする:面接では、自信を持って自分の経験を伝えられるように、事前に練習しておきましょう。友人や先生にフィードバックをもらえるとさらに効果的です。
一般社団法人大学野球支援機構は、野球に理解のある中小企業への就職支援に力を入れています。社会人野球クラブチーム所属や現役選手としての活動に配慮のある企業を紹介していますので、興味があれば、一度調べてみるのも良いかもしれません。ただし、就職活動はあくまで自分自身の努力が最も重要です。
将来の夢を実現するために…大学生活をどう過ごす?
大学生活は、野球だけでなく、将来の夢を実現するための大切な時間です。野球に打ち込みながら、同時に自分の将来について真剣に考える時間を持つことが重要です。
例えば、将来は指導者を目指したいと考えているなら、コーチングに関する資格取得を目指したり、指導経験を積んだりするのも良いでしょう。研究者を目指したいなら、研究室に所属して研究活動に励むのも良いでしょう。
自分の興味や関心に従って、積極的に行動していくことが大切です。大学には、様々なサークル活動やボランティア活動など、多くの機会が用意されています。積極的に参加することで、視野を広げ、新たな発見や出会いがあるかもしれません。
また、キャリアセンターなどを活用するのもおすすめです。キャリアカウンセリングを受けたり、就職活動に関する情報を集めたりすることができます。
大学生活はあっという間です。野球に打ち込みながら、将来の夢に向かって、充実した大学生活を送ってください。そして、もし何か困ったことがあれば、一人で抱え込まずに、周りの人に相談してみましょう。相談することで、新たな解決策が見えてくるかもしれません。