「現在、ひどい耳鳴りと、鬱が原因で休職中（引きこもり状態）です。家に居ても何をする気力もなく、時間つぶしに映画を見ているのですが、鬱状態の時におすすめの映画はありますか？人がたくさん死ぬものや、恋愛中心のもの、ホラー映画、アクション映画、あと邦画は今は避けたいです。やたらビルや車が爆発するようなもの、下品すぎるものも苦手で、あまりに明るい内容のもの（テンションが高すぎるもの）も今は逆に気分が落ち込むので避けたいです。… 」このような相談を受けました。大学生活、そして野球部活動に疲れてしまった時、心を癒せる映画選びは、想像以上に大切です。今回は、心身ともに疲れている時にこそ、見てほしい映画をご紹介いたします。無理せず、自分のペースで、ゆっくりと映画の世界に浸ってみてください。
どんな映画が「今」のあなたに合うのか？選び方のコツ
鬱状態の時は、映画を選ぶのも一苦労ですよね。わかります。私も以前、似たような経験をしたことがあります。元気になれる映画を見ようと思っても、逆に疲れてしまったり…。そんな時、大切なのは自分の気持ちに正直になること。無理して明るい映画を見なくても大丈夫なんです。
相談者の方の鑑賞履歴を拝見すると、「めぐりあう時間たち」「ミリオンダラー・ベイビー」「日の名残り」「17歳のカルテ」「イン・ハー・シューズ」「セント・オブ・ウーマン／夢の香り」など、落ち着いた雰囲気で、登場人物の心の機微に焦点を当てた作品がお好みであることがわかります。これらの作品に共通するのは、静かな感動や共感できる人間ドラマが描かれている点です。激しいアクションや派手な演出ではなく、登場人物の感情や葛藤にじっくりと寄り添える作品を選びましょう。
例えば、重苦しいテーマを扱っていても、美しい映像や音楽、そして登場人物の繊細な感情表現によって、心の安らぎを得られる映画もあります。逆に、一見明るい映画でも、テンポが速すぎたり、刺激が強すぎたりすると、かえって疲れてしまうこともあります。
- 自分のペースで観られる作品を選ぶ：長編映画に集中できない時は、短編映画やドキュメンタリーから始めてみるのも良いでしょう。
- 好きな俳優や監督の作品を選ぶ：お気に入りの俳優や監督の作品であれば、安心して観ることができるはずです。
- レビューサイトなどを参考に選ぶ：映画レビューサイトには、多くのユーザーの感想が掲載されているので、参考になります。ただし、他人の評価に左右されすぎないように注意しましょう。
休学中の時間、どう過ごす？野球部員としての将来を考える
休学中、野球部活動から離れていると、将来への不安が募るかもしれません。「このまま野球を続けられるのだろうか？」「卒業後、どうすればいいのか？」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。 私も大学時代に、ケガで思うように練習ができず、将来への不安を感じた経験があります。そんな時、大切なのは焦らず、自分のペースで考えること。まずは、心と体の健康を取り戻すことに集中しましょう。
映画鑑賞以外にも、読書や音楽鑑賞、散歩など、リラックスできる方法を見つけることが大切です。そして、時間があるうちに、自分のキャリアについてじっくりと考えてみるのも良い機会です。野球部活動だけでなく、自分の興味や強みを改めて見つめ直してみましょう。例えば、大学で学んでいる専門分野を活かせる仕事を探してみるのも一つの方法です。あるいは、野球経験を活かせる仕事を探してみるのも良いでしょう。中小企業の中には、社会人野球クラブチームへの所属や、現役選手としての活動に理解のある企業もあります。そういった企業の情報収集も、時間のある今だからこそできることです。
具体的な映画のオススメと、休学からの復帰について
相談者の方の好みに基づき、いくつか具体的な映画をオススメします。もちろん、全ての人に合うとは限りませんので、あくまで参考としてください。
- 「はじまりのうた」：音楽をテーマにした、心温まる物語です。主人公の葛藤や成長を通して、自分自身を見つめ直すきっかけになるかもしれません。
- 「かもめ食堂」：フィンランドを舞台にした、癒やしの映画です。穏やかな雰囲気と、美味しい料理のシーンが、心を落ち着かせてくれます。
- 「奇跡」：東日本大震災を背景にした、感動的な物語です。困難な状況の中でも、希望を捨てずに生きる人々の姿に勇気づけられるでしょう。
- 「マンチェスター・バイ・ザ・シー」：重いテーマを扱っていますが、繊細な描写と、俳優の素晴らしい演技によって、観る者の心を深く揺さぶります。感情の整理に役立つかもしれません。
休学から復帰するタイミングは、人それぞれです。焦らず、自分のペースで回復に努め、心身ともに万全な状態になってから復帰することをお勧めします。周りの人に相談したり、大学の保健室やカウンセリングセンターを利用したりするのも良いでしょう。大学によっては、学生サポート体制が整っているところもあります。まずは、自分の健康を第一に考えましょう。
そして、復帰後も、無理せず自分のペースで野球に取り組むことが大切です。周りの人とコミュニケーションを取り、困ったことがあれば相談しましょう。大学野球支援機構は、学生の皆さんを様々な面からサポートしています。もし、キャリアについて相談したいことがあれば、お気軽にご連絡ください。