「僕は19歳で4月から偏差値46くらいの二部大学に進学する者です。高校中退後、大検に合格し大学進学を目指していましたが、母子家庭で経済的に事情があった為志望大を諦め二部大学を受験し合格しました。入学前ですが、科目一覧を見た所興味をそそる授業が多く、学問的には何の不満もありません。しかし最近、大検→二流大二部の僕は就職の際、だいぶ不利になるんじゃないかという不満から国立の有名大への編入を考える様になり、その大学の科目一覧を見たら僕が入学する大学に比べると興味をそそる授業が少なかったです。それで最終的に好きな学問ができる二部で頑張ろうという考えになりつつあるんですが、二流二部がどんだけ頑張っても有名大には就職の際勝つ事は不可能なんですか?好きな学問が多少できなくても、有名大に編入した方がいいんですか?もし二部大学や無名大学で大学生活こんな事をした、こんな事を頑張った!等で有名大並の就職ができた、学歴差別をはねのけたという体験談をお持ちの方いましたらお願いします。」 この相談、多くの大学生、特に経済的な事情を抱えながら大学生活を送る学生から寄せられる悩みを反映していますよね。学歴と就職活動の関係性、そして本当に「有名大学」だけが就職に有利なのか…一緒に考えていきましょう。
大学名だけで判断される就職活動は、本当に全て?
「二部大学だから就職に不利」と感じる気持ち、すごくよく分かります。私もかつては、大学名だけで企業が学生を評価するような、少し偏ったイメージを持っていました。しかし、実際はそうではありません。企業は、学歴だけでなく、学生一人ひとりの能力や経験、そして人間性を総合的に評価します。もちろん、大学名も一つの要素ではありますが、それ以上に重視されるのは、あなたの「強み」です。
例えば、私が知っているある企業では、地方の小さな大学の出身者で、大学時代に地域貢献活動に熱心に取り組んでいた学生を採用しました。その学生は、活動を通して培ったコミュニケーション能力や問題解決能力が高く評価されたのです。大学名は確かに履歴書に記載されますが、それ以上にあなたの経験や能力が、企業にとって魅力的な要素となるのです。
確かに、有名大学出身者は、企業から注目されやすい傾向にあります。しかし、それは「有名大学だから」という理由だけではありません。有名大学には、優秀な学生が集まりやすく、高度な教育を受ける機会も多いからです。つまり、大学名が持つ「ブランド力」は、その大学が提供する教育の質や学生の能力の高さを反映していると解釈できるのです。二部大学であっても、熱意と努力でそのブランド力に匹敵する、あるいはそれを超える「強み」を身につけることは十分可能です。
大学野球と就職活動…両立は本当に難しい?
大学野球を続けながら就職活動をするのは、確かに大変です。練習や試合で忙しい毎日の中で、就職活動の準備を進めるのは容易ではありません。しかし、野球部での経験は、就職活動において大きな武器になります。チームワーク、責任感、忍耐力、目標達成能力…野球を通して培ってきたこれらの能力は、企業が求める人材像と非常に合致するものです。
例えば、ある野球部員は、キャプテンとしてチームをまとめながら、難しい課題に粘り強く取り組むことで、リーダーシップと責任感を磨きました。その経験は、就職活動の面接で高く評価され、希望する企業への内定を獲得しました。また、野球部員は、厳しい練習や試合を通して、困難に立ち向かう力、そして諦めない精神を身につけています。これは、どんな仕事にも必要な大切な資質です。
もちろん、両立は容易ではありません。時間管理や体力管理、精神的なストレスへの対処など、工夫が必要になります。しかし、計画的に行動し、周りの人に協力を仰ぎながら、両立は不可能ではありません。むしろ、野球部での経験を通して培われた能力は、就職活動において大きなアドバンテージとなります。
さらに、野球に理解のある企業も存在します。中には、社会人野球クラブチーム所属や現役選手としての活動を配慮してくれる企業もあります。大学野球支援機構では、そうした企業との連携を強化し、学生の就職活動をサポートしています。もし興味があれば、機構の活動内容についても調べてみてください。
二部大学で輝くための戦略とは?
有名大学への編入を検討する気持ちも分かります。しかし、大学名よりも大切なのは、あなたが何を学び、何を成し遂げたかです。二部大学であっても、充実した大学生活を送ることは可能です。そして、その経験は、あなたにとってかけがえのない財産となります。
二部大学で学ぶメリットは、自分のペースで学習を進められる点です。時間的な制約がある中で、効率的に学習を進めるための工夫や、自己管理能力を磨くことができます。また、アルバイトと両立しながら学べることも大きなメリットです。経済的な事情を抱える学生にとっては、学費を稼ぎながら学べる環境は非常に貴重です。
二部大学で成功するためには、明確な目標設定と計画的な学習が重要です。そして、積極的に学び、積極的に行動することが大切です。大学で学んだ知識やスキルを活かして、ボランティア活動やインターンシップに参加するのも良いでしょう。これらの経験は、就職活動において大きな武器となります。
例えば、ある学生は、二部大学に通いながら、地域貢献活動に積極的に参加し、そこで培った経験を就職活動でアピールしました。その結果、希望する企業から内定を得ることができました。大学名にとらわれず、自分の強みを明確にし、それを活かす戦略を立てることが重要です。
大切なのは、「どこで学ぶか」ではなく「何を学ぶか」「どのように学ぶか」です。二部大学であっても、熱意と努力次第で、有名大学出身者にも引けを取らない、いや、それ以上の成果を上げることができるはずです。あなたの可能性を信じて、前向きに進んでいきましょう。