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大学野球と将来の夢…23歳からの理系への転身は遅すぎる?

  • 就職活動
2025年06月27日

23歳男性の方から、大学時代に理系科目を学ばなかったことを後悔し、今さら理系分野への転身が可能なのか、将来のキャリアについて悩まれているご相談を受けました。「もう23歳、遅すぎる」とのお言葉、とてもよく分かります。大学野球を経験された方であれば、特に時間的な制約や、将来への不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。 この相談をきっかけに、大学野球経験者の方々、そしてそのご家族が抱える「野球と学業・キャリア」に関する様々な疑問にお答えしていきたいと思います。

大学卒業後、理系への転身は本当に遅すぎる?

「23歳で理系に転身するのは遅すぎる」と感じている気持ち、痛いほどよく分かります。 私もかつて、大学時代に選択した専攻に迷い、将来への不安に苛まれた経験があります。 しかし、年齢は決して壁ではありません。 大切なのは、「今、何をしたいか」「将来、どんな自分になりたいか」ということです。

例えば、私の友人にも、大学卒業後に全く違う分野に転身した人がいます。彼は文系出身でしたが、30歳を過ぎてからプログラミングを独学で学び、今ではIT企業で活躍しています。 年齢に関係なく、強い意志と努力があれば、道は開けるということを彼は証明してくれました。

公務員試験の勉強を通して理系科目に興味を持ったとのことですが、それは素晴らしいことだと思います。 その興味を活かさない手はありません。 薬科大学進学という選択肢ももちろんありますが、必ずしもそれが唯一の道ではありません。 オンライン講座や専門学校、あるいは独学でも、物理や化学を学ぶ方法はたくさんあります。 まずは、興味のある分野を深く掘り下げてみることから始めてみましょう。

興味と生活の糧は必ずしも一致する必要はない?

「興味のあることと、生活の糧にするものは別」という考え方は、確かに一理あります。 しかし、両者を完全に切り離す必要はないとも思います。 自分が本当に興味のある分野で仕事ができれば、モチベーションも高く、仕事自体が楽しくなりますよね。 そして、その楽しさは、結果的に仕事への取り組み方や成果にも繋がるでしょう。

もちろん、好きなことだけで食べていくのは難しい場合もあります。 しかし、自分の興味を活かせる仕事を探す努力をすることは、人生を豊かにする上で非常に重要です。 例えば、理系科目に興味があるなら、その知識を活かせる仕事を探してみるのも良いかもしれません。 研究職だけでなく、技術職や営業職など、理系知識が役立つ仕事はたくさんあります。

大切なのはバランスです。 生活を維持できるだけの収入を得ながら、自分の興味を追求できるような働き方を見つけることができれば理想的です。 趣味として理系科目を学ぶのも良いですし、将来、その知識を活かせる仕事に就くことを目指すのも良いでしょう。 選択肢はたくさんあります。

大学野球経験者が活かせるキャリアパスとは?

大学野球経験者は、粘り強さ、チームワーク、責任感など、多くの社会で求められる能力を培っています。 これらの経験は、就職活動において大きな武器になります。 特に、社会人野球クラブチーム所属や現役選手としての活動に配慮のある企業は、大学野球経験者を高く評価する傾向があります。

一般社団法人大学野球支援機構では、野球に理解のある中小企業をご紹介する活動も行っています。 もちろん、就職活動は個々の状況や希望によって最適な方法が異なりますが、自分の強みを活かせる企業を探すことが重要です。 大学野球での経験をどのようにアピールするのか、自己分析を通して考えてみましょう。 例えば、チームで目標達成のために努力した経験、困難を乗り越えた経験などを具体的に説明することで、企業にあなたの能力を効果的に伝えることができます。

また、大学野球経験者は、時間管理能力や計画性も高く評価されます。 部活動と学業を両立してきた経験は、社会に出てからも役立つスキルです。 就職活動においても、これらのスキルを効果的にアピールすることで、選考担当者に好印象を与えることができます。

人生は一度きりです。 今、自分が本当にしたいことを考え、それに挑戦する勇気を持つことが大切です。 年齢は関係ありません。 一歩踏み出せば、新たな世界が開けるかもしれません。

大学野球支援機構は野球と仕事の両立をサポートします

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私たちは野球と仕事双方を充実させる未来に向けてサポートをしています。