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大学野球と将来への不安…本当にこの努力は報われるの?

  • 就職活動
2025年06月27日

先日、機構にこんな相談がありました。「なぜ受験を頑張るのですか?なぜ就活を頑張るのですか?名門進学校、一流大学、一流企業に入って、貰える額がせいぜい30前後で800?1000行けば良い方。世の中には1億とか100億とか稼いでる奴がウジャウジャいるのに、これだけ努力して社畜になってそれしか稼げないって本当に馬鹿げてる。国民の平均年収400万よりかは多少高いかもしれないが、数百万の誤差のためにこんなに努力する必要があるのだろうか。いや、ないだろう。」 この相談、多くの大学生、特に野球部員が抱える本音ではないでしょうか。確かに、努力に見合うだけの報酬が得られるとは限りません。しかし、努力の価値は、必ずしも金額だけで測れるものではないと、私たちは考えます。

大学野球と将来のキャリア、どう繋げる?

大学野球に打ち込みながら、将来への不安を抱えている…わかります。私もかつてそうでした。高校時代は甲子園出場を目指し、大学でも全国レベルの舞台でプレーすることを夢見ていました。しかし、現実には、プロ野球選手になれるのはほんの一握り。卒業後は、就職活動という新たな戦いが待っています。その時に「大学で野球に打ち込んだ時間、本当に無駄だったのかな?」と感じるかもしれません。でも、そんなことはありません!

例えば、私の友人で、大学時代は野球部に所属し、主力選手として活躍していた人がいます。彼は就職活動では、「粘り強さ」「チームワーク」「責任感」といった、野球部での経験から培った能力を積極的にアピールしました。結果、彼の努力は評価され、希望する企業に内定を得ることができました。もちろん、企業側も、彼の野球経験を高く評価したのです。彼は、野球部での経験を、単なる趣味や特技としてではなく、社会で活かせるスキルとして捉えていたのです。

重要なのは、野球部での経験をどのように活かすかを考えることです。例えば、リーダーシップ経験、目標達成のための計画力、困難な状況下での問題解決能力など、野球部活動を通して得られた経験は、多くの企業が求める人材像と合致する部分が多いです。これらの経験を、履歴書や面接で効果的に伝えられるように準備することが大切です。

また、大学野球支援機構では、野球に理解のある中小企業との連携を強化しており、社会人野球クラブチーム所属や現役選手としての活動に配慮のある企業への就職支援にも力を入れています。もちろん、就職活動は企業選びだけではありません。自分のキャリアプランをしっかりと描き、その実現に向けて努力していくことが重要です。大学野球での経験を活かし、将来の夢を実現できるよう、しっかりと計画を立てていきましょう。

学業と野球の両立、本当に可能?

「野球に打ち込みたいけど、学業も疎かにはできない…」この悩み、多くの野球部員が抱えているのではないでしょうか。両立は本当に可能なのか?と不安になる気持ち、よくわかります。時間管理が難しく、睡眠不足に悩まされたり、テスト勉強と練習の両立に苦戦したり…大変ですよね。

しかし、不可能ではありません。工夫次第で両立は可能です。例えば、効率的な時間管理術を身につける、チームメイトと協力して学習時間を確保する、教授に相談して理解を深めるなど、様々な方法があります。時間管理アプリを活用したり、学習スケジュールを綿密に計画したりするのも効果的です。そして、何より大切なのは、自分自身で目標を設定し、計画的に行動することです。

例えば、A大学の野球部員は、毎朝早起きして授業前に自主練習を行い、授業後は図書館で効率的に勉強していました。また、週末はチームメイトと協力して、お互いに教え合うことで学習効率を高めていました。彼は、野球と学業の両立に成功し、卒業後は希望する企業に就職しました。彼の努力は、私たちに大きな勇気を与えてくれます。

就職活動で野球経験は本当にプラスになるの?

「野球経験が就職活動で本当に役立つのか?」と疑問に思う方もいるかもしれません。確かに、直接的なスキルとして結びつかないように見えるかもしれません。しかし、野球経験を通して培った能力は、企業にとって大きな魅力となります。面接官は、あなたの経験談を通して、あなたの人間性や能力を見極めようとしています。

  • 粘り強さ:厳しい練習や試合を乗り越えてきた経験は、困難な課題にも諦めずに挑戦する粘り強さを示しています。
  • チームワーク:チームの一員として活動してきた経験は、協調性やコミュニケーション能力の高さを示しています。
  • 責任感:チームの勝利に貢献するため、責任感を持って行動してきた経験は、企業における責任感の強さを示しています。
  • 目標達成力:明確な目標を設定し、それを達成するために努力してきた経験は、目標達成能力の高さを示しています。

これらの能力は、どの企業においても高く評価されます。就職活動では、これらの能力を具体的に説明し、野球経験と就職活動の希望する職種との関連性を明確に示すことが重要です。例えば、「野球部でのキャプテン経験を通して、チームをまとめるリーダーシップを学びました。この経験を活かし、貴社でチームを牽引する存在になりたいです」といったように、具体的なエピソードを交えて説明することで、面接官にあなたの能力を効果的に伝えることができます。

大学野球での経験は、必ずしも高収入に直結するとは限りません。しかし、人生の価値観は、お金だけでは測れません。大学野球を通して得た経験や友情、そして成長は、あなたの人生を豊かに彩るかけがえのない財産となるでしょう。そして、それらは、将来のキャリアにも必ず活きてきます。焦らず、一歩ずつ、自分らしい道を歩んでいきましょう。

大学野球支援機構は野球と仕事の両立をサポートします

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私たちは野球と仕事双方を充実させる未来に向けてサポートをしています。