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大学野球と就職活動…タトゥーがあると内定取り消し?不安を解消する方法

  • 就職活動
2025年06月27日

先日、大手銀行から内定を得た大学4年生の方から、背中にタトゥーがあることを心配され、内定取り消しの可能性についてご相談がありました。「健康診断でバレたらどうなるのか?銀行だけでなく、一般企業でも同じなのか?」と不安に思われているようです。野球部員として忙しい大学生活を送ってきた中で、就職活動も大変だったことと思います。この不安、とてもよく分かります。今回は、このご相談を参考に、大学野球と就職活動におけるタトゥーの問題、そして、将来にわたるキャリアプランについて考えてみましょう。

タトゥーがあると、本当に内定取り消しになるの?

まず結論から言うと、タトゥーの有無が内定取り消しの直接的な理由になるケースは、企業によってはあります。特に、接客業や制服着用が義務付けられている企業、あるいは企業イメージを重視する企業では、タトゥーを不適切と判断する可能性が高いです。銀行のような顧客との接点が非常に多い企業も、そのリスクを考慮する可能性は否定できません。しかし、すべての企業がタトゥーを理由に内定を取り消すわけではないことも事実です。企業によって、タトゥーに対する考え方は大きく異なります。

例えば、私の友人で、以前は飲食店で働いていた人がいます。彼は腕にタトゥーを入れていましたが、そのお店では特に問題なく働いていました。しかし、その後、よりフォーマルな雰囲気の企業に転職した際に、タトゥーを隠すように指示されたそうです。このように、職種や企業文化によって、タトゥーへの対応は大きく変わるのです。だから、一概に「タトゥーがあると内定取り消しになる」とは言えません。

内定を得た企業の人事担当者の方と、一度じっくりと相談してみることをお勧めします。正直にタトゥーの有無を伝え、企業の規定や考え方を丁寧に確認しましょう。もしかしたら、職務内容によっては問題ない、あるいは工夫次第で対応できる可能性もあります。例えば、長袖の着用を許可してくれるかもしれません。

大学野球と就職活動…両立の大変さ、そしてキャリアプラン

大学野球に打ち込みながら就職活動をするのは、本当に大変ですよね。練習や試合、合宿など、時間的な制約も多い中での就職活動は、並大抵のことではありません。私もかつて大学で野球部に所属していた経験から、その苦労は痛いほどよく分かります。時間管理、体力管理、精神的なプレッシャー…どれをとっても、並の大学生とは比べ物にならないほどの苦労があったはずです。

多くの企業は、大学野球部員のような責任感や忍耐力、チームワーク力を高く評価します。しかし、これらの強みを効果的にアピールするには、就職活動の戦略を綿密に立てる必要があります。限られた時間の中で、企業研究、応募書類作成、面接対策…すべてを完璧にこなすのは至難の業です。だからこそ、計画性と効率性が重要になります。

例えば、効率的な情報収集のために、大学キャリアセンターや就職情報サイトを積極的に活用しましょう。また、OB・OG訪問を通じて、企業の内部事情や社風を深く理解することも有効です。野球部OB・OGであれば、さらに親身になって相談に乗ってくれるかもしれません。さらに、時間管理アプリなどを活用して、練習や授業、就職活動の時間を効率的に管理することも重要です。計画的に進めることで、精神的な負担も軽減できます。

もしも内定取り消しになったら…新たなキャリアパスを考える

万が一、タトゥーが理由で内定取り消しになったとしても、決して諦めないでください。それは、あなたの能力や人となりを否定されたわけではないということを忘れないでください。大学野球で培ってきた経験やスキルは、多くの企業にとって貴重な財産です。その強みを活かせる企業は、必ず存在します。

例えば、中小企業の中には、大学野球部員を積極的に採用し、社会人野球クラブチームへの所属や現役選手としての活動を支援してくれる企業もあります。一般社団法人大学野球支援機構では、そのような企業との連携を強化し、野球部員の就職支援に力を入れています。もちろん、すべての企業がそうではありませんが、視野を広げることで、新たな可能性が見えてくるかもしれません。

また、フリーランスとして働く道も考えられます。近年は、スキルさえあれば、場所や時間に縛られずに働くことができる仕事が増えています。大学野球で培った経験を活かし、新たなキャリアを築くことも可能です。大切なのは、自分の強みと弱みを理解し、それに合ったキャリアパスを選択することです。

就職活動は、人生における大きな転換期です。不安や迷いを感じることは、決して恥ずかしいことではありません。周りの人に相談したり、専門機関に相談したりすることで、新たな視点を得られるかもしれません。そして、自分自身を信じて、前向きに進んでいきましょう

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