「新卒採用で、誤字のある手書き履歴書と完璧なワープロ履歴書、どちらが評価が高いのでしょうか?1年半就職活動をしていますが、未だに内定がありません。就職活動帰りの電車で上着を脱いでうちわであおいでいると、周りから白い目で見られているような気分になります。大学にスーツで行くのも格好が悪く、コンビニのトイレで私服に着替えています…。手書きの履歴書は4000文字近く書き、ボールペン一発勝負で完璧なものが書けるわけがありません。ひどい時は生で書いてハンコを押した時点でボツになり、ハンコが手に移って履歴書を汚してしまうのです…。一枚に3日近くかかる履歴書が一瞬でボツになってしまう…これは頭にきます。出来上がったと思っていても必ず2~3か所の質問が来ます。そこで履歴書をパソコンで作ろうと思います。スキャナで取り込み完璧に合成する技術はあります。今までの履歴書はそうやって作成したものを等倍で印刷して二枚を合わせて写し取っていたものです。それでも必ずミスが発生し、誤魔化そうとして悪化…しかし最初から書き直すわけにもいかず、どうせ落ちるのでそのまま提出していました。等倍印刷した原版そのものを提出してはいけませんか?もちろん写真とハンコはちゃんと押します。もうひとつの誤字対策として消せるボールペンを使用しています。消せるボールペンを使えば気付いたミスなら訂正することが出来、指摘されるミスが半減しました。しかし消せるボールペンは受けが悪く、3社に出しましたが内定はありません。」…このようなお悩み、本当に辛いですよね。わかります。就職活動は、想像以上に心身を消耗するものです。
手書き履歴書とワープロ履歴書、どちらが良い?企業の求める本質とは?
結論から言うと、企業が求めているのは「完璧な字」ではなく、「あなた自身の能力と熱意」です。手書き履歴書にこだわって、時間と労力を費やし、精神的に追い詰められている現状を考えると、それは本末転倒です。確かに、丁寧に書かれた手書き履歴書には、誠実さが伝わるという一面もあります。しかし、誤字脱字があったり、修正跡が目立つようでは、かえってマイナスの印象を与えてしまう可能性があります。完璧なワープロ履歴書の方が、間違いなく読みやすく、内容に集中してもらえます。
私の友人で、かつては手書きにこだわっていた人がいました。彼は、何度も書き直し、徹夜で履歴書と向き合う日々を送っていました。しかし、内定はなかなかもらえず、精神的に追い詰められていました。最終的にワープロソフトを使い、簡潔で正確な履歴書を作成したところ、面接の機会が増え、見事内定を得ることができました。彼の経験からも、完璧な見た目よりも、内容の正確性と、あなたの能力を効果的に伝えることが重要だとわかります。
等倍印刷した原版を提出するのは、正直おすすめできません。企業は、あなたがどれだけ丁寧に仕事に取り組むかを見極めようとしています。不自然な修正跡や、印刷の粗雑さは、その姿勢を疑わせる可能性があります。まずは、ワープロソフトを使って、正確で読みやすい履歴書を作成することを目指しましょう。
就職活動のストレス…どうやって乗り越える?
就職活動中のストレス、本当に辛いですよね。電車の中で汗だくになりながら、コンビニで着替えをする…そんな状況、想像するだけで息苦しくなります。あなたは決して一人ではありません。多くの就活生が、同じような悩みを抱えています。まず、ご自身の状況を客観的に見て、何があなたを苦しめているのかを分析してみましょう。そして、その原因に対処していくことが大切です。
例えば、電車での暑さ対策として、携帯用の扇風機や冷却スプレーなどを活用してみてはいかがでしょうか。また、大学での着替えについては、大学の近くにあるコインロッカーなどを利用するのも一つの方法です。小さな工夫で、精神的な負担を軽減できることもあります。
さらに、相談できる相手を見つけることも重要です。友人、家族、大学のキャリアセンターなど、信頼できる人に話を聞いてもらうことで、気持ちが楽になることもあります。一人で抱え込まず、周りの人に助けを求めることをためらわないでください。
そして、自分を責めないでください。就職活動は、うまくいかないことの方が多いものです。うまくいかない時こそ、自分をいたわり、休息をとり、前向きな気持ちを取り戻すことが大切です。
消せるボールペンは本当にNG?企業が求める「誠実さ」とは?
消せるボールペンを使用していることについてですが、企業によっては、修正跡が残ることに抵抗を感じるかもしれません。しかし、重要なのは、修正跡があること自体ではなく、その修正がどのように行われているかです。例えば、修正液で塗りつぶして、その上に書き直すよりも、消せるボールペンで修正した方が、見た目も綺麗で、誠実さが伝わるかもしれません。
大切なのは、「ミスをしないように努力している」という姿勢を示すことです。履歴書は、あなたの「人となり」を伝える重要なツールです。完璧な履歴書を作ることに固執するよりも、あなたの経験や能力、そして熱意を効果的に伝えることに焦点を当ててみましょう。消せるボールペンを使ったとしても、丁寧に、そして正確に履歴書を作成していれば、企業はあなたの努力を評価してくれるはずです。
また、企業によっては、あなたの個性や経験を重視するところもあります。例えば、大学での野球部活動経験は、チームワークや責任感、目標達成能力などを示す良い材料になります。これらの経験を、履歴書や面接で効果的にアピールすることで、企業の印象を大きく変えることができるかもしれません。 もしかしたら、あなたの経験に理解のある、中小企業との出会いが待っているかもしれません。社会人野球クラブチームへの所属や現役選手としての活動に配慮のある企業も存在します。大学野球支援機構では、そうした企業との就職支援にも力を入れています。