「去年の10月から今まで60社ほど受けてきました。夏頃大手の会社に決まったものの有名なブラック企業で辞退しました。しかしそれからなかなか決まりません。今まで7、8回最終面接までいくも、そこで落ちてしまいます…もう疲れました。もう受けたい会社もありません。」 この相談、多くの大学野球部員、そして保護者の方々から寄せられる、胸が締め付けられるようなお悩みです。私たちも、この状況を目の当たりにして、心を痛めています。 このお気持ち、本当に良く分かります。 一緒に、前を向いていきましょう。
最終面接で何度も落ちる…原因はどこにある?
60社もの応募、そして何度も最終面接まで進んでいるということは、あなたの能力や人となりは、企業から高く評価されているということです。何度も最終面接まで進みながら内定を得られない…その原因を、一緒に考えてみましょう。もしかしたら、企業が求める「何か」が、まだ見えていないのかもしれません。
例えば、企業は「企業理念への共感度」や「チームワークへの適応力」を重視している場合があります。野球部経験者は、チームワークや目標達成への強い意志は高く評価されますが、企業によっては、その伝え方が重要になってきます。面接で熱意を伝えることは大切ですが、企業の求める「熱意」と、あなたの「熱意」が一致しているか、改めて確認してみましょう。
また、自己PRや志望動機の内容も、見直す必要があるかもしれません。 多くの企業は、あなたの「経験」だけでなく、「これからどのように成長したいのか」「企業にどのような貢献をしたいのか」を知りたいと考えています。過去の経験を羅列するだけでなく、そこから何を学び、どのように活かしたいのかを明確に伝えられるようにしましょう。 例えば、私の友人で、大学時代に野球部で培った「粘り強さ」を、営業職で顧客との信頼関係構築に活かしたいと具体的に説明し、内定を獲得した人がいます。
さらに、面接の練習は十分に行っていますか? 鏡の前で練習したり、友人や家族にフィードバックをもらったりするなど、面接対策は入念に行いましょう。 企業の求める人物像を理解し、それに合わせた回答を準備することで、より効果的な面接ができます。
- 面接対策:模擬面接で練習する
- 自己分析:強みと弱みを明確にする
- 企業研究:企業理念や事業内容を理解する
- 質問準備:企業への質問を準備する
就活疲れ…心と体のケアも大切です
60社もの応募、そして何度も最終面接で落ちてしまう…想像するだけでも、どれだけの精神的な負担がかかっているか、私たちには痛いほど分かります。あなたは決して一人ではありません。 多くの就活生が、同じような苦悩を抱えています。 まずは、自分を責めないでください。 十分に頑張ってきたのですから。
就活疲れを感じているなら、休息を取ることを優先しましょう。 無理に就活を続けるよりも、心身を休ませ、リフレッシュすることが大切です。 友人や家族と話をしたり、趣味に没頭したり、好きなことをして気分転換を図りましょう。 彼氏さんのサポートも、心強いですね。 彼氏さんやご家族、周りの方々の支えを、しっかりと受け止めましょう。
また、必要であれば、キャリアカウンセラーに相談してみるのも良いかもしれません。 客観的な視点からアドバイスをもらえることで、新たな気づきが得られることもあります。
「もう受けたい会社がない」というお気持ちも、よく分かります。 しかし、焦らず、じっくりと自分自身と向き合い、本当に自分がどんな仕事がしたいのか、どんな会社で働きたいのかを改めて考えてみましょう。 もしかしたら、今までとは異なる業界や職種に興味を持つようになるかもしれません。
Fランク大学だから…という思い込みを捨てて
「Fランク大学だから…」という思い込みは、完全に捨ててください。 企業が求めているのは、学歴だけではありません。 あなたの能力、経験、人となりです。 60社もの応募、そして何度も最終面接まで進んでいるということは、あなたのポテンシャルは十分に高い証拠です。
周りの学生の状況に一喜一憂する必要はありません。 大切なのは、自分自身のペースで、着実に就活を進めていくことです。 周りの学生が簡単に内定を得ているように見えても、それは表面的な部分しか見えていないかもしれません。 焦らず、自分のペースで、着実に進んでいきましょう。
もし、あなたが野球に情熱を持ち続け、社会人野球クラブチームでプレーしながら働きたいと考えているなら、野球に理解のある企業を探すことも選択肢の一つです。 そのような企業を見つけるお手伝いも、私たち大学野球支援機構ができるかもしれません。 もちろん、これはあくまで選択肢の一つであり、あなたの意思を尊重します。
就活は、長く辛い道のりですが、必ずゴールにたどり着きます。 どうか、自分を信じて、一歩ずつ進んでいきましょう。 私たちは、あなたを応援しています。