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大学野球と就職活動…20代後半からのスタートでも遅くない?

  • 就職活動
2025年06月27日

先日、大学野球支援機構には、こんな相談が寄せられました。「自分は、下位国立大学工学部を留年して、25歳で卒業しました。在学中、精神障害になりました。卒業後、父親の建設会社の手伝いを2年して、51歳になる今まで、B型作業員をしています。在学中、就職活動をしませんでした。今の自分は、ニートと変わらないでしょうか。両親と実家暮らしです。」 この相談者の方のように、大学時代に様々な事情を抱え、就職活動に遅れを取ってしまった方もいるかもしれません。年齢や過去の経験に捉われず、新たな一歩を踏み出すためのヒントを探っていきましょう。

野球部経験は就活で本当に不利になるの?

「野球部だったから、就活で不利だった…」そう感じている方もいるかもしれませんね。わかります。私もかつてそう思っていました。確かに、企業によっては、体力勝負の仕事や、長時間労働を前提とした選考基準を持つところもあります。しかし、野球部経験は必ずしも不利ではありません。むしろ、多くの企業は、野球部で培った粘り強さ、チームワーク、責任感といった点を高く評価してくれるケースが多いのです。

例えば、私が以前関わった学生の事例では、地方大学野球部の主将を務めていた学生が、大手企業の営業職に内定を得ました。彼は、面接で「野球部での経験を通して、目標達成のために仲間と協力することの大切さを学びました」と語り、その経験が営業職に活かせることを明確に示しました。彼の言葉には、実績に基づいた自信が感じられ、面接官の心を掴んだのだと思います。

大切なのは、自分の経験をどのように企業にアピールするかです。野球部での経験を単なるエピソードとして語るのではなく、そこから何を学び、どのように成長したのかを具体的に説明することが重要です。例えば、「厳しい練習を乗り越えた経験から、困難に立ち向かう粘り強さを身につけました」や「チームメイトと協力して目標を達成した経験から、コミュニケーション能力を高めることができました」など、具体的な成果を交えて説明することで、企業はあなたの能力をより深く理解し、評価してくれるでしょう。

年齢や過去の経験をどう克服すればいいの?

相談者の方のように、20代後半、30代からの就職活動に不安を感じている方も少なくないでしょう。年齢や過去の経験をどのように克服すればいいのか、悩まれている方もいるかもしれませんね。私もそうでした。でも、年齢はただの数字です。大切なのは、あなたの能力と意欲です。

まず、自分の強みと弱みを明確に把握しましょう。過去の経験は、必ずしもネガティブなものではありません。例えば、精神障害を経験されたことは、困難な状況でも諦めずに努力する力、そして共感力や周囲への配慮といった強みに繋がっているかもしれません。これらの経験を、どのように活かしていきたいのかを考え、面接で自信を持って伝えましょう。

また、キャリアプランを明確に持つことも重要です。年齢を重ねてからの就職活動では、キャリアプランが明確であることは、企業にとって大きな安心材料となります。なぜ今、この会社で働きたいのか、将来どのようなキャリアを築きたいのかを明確に示すことで、企業はあなたの意欲と能力を評価してくれるでしょう。そして、積極的に情報収集を行い、自分に合った企業を探しましょう。求人サイトや企業ホームページなどを活用し、企業の理念や社風を理解することが重要です。

  • 自分の強みと弱みをリストアップする
  • 過去の経験をどのように活かしたいかを考える
  • 明確なキャリアプランを立てる
  • 積極的に情報収集を行う

大学野球支援機構はどんなサポートができるの?

大学野球支援機構では、野球経験者の方々の就職活動をサポートしています。特に、野球に理解のある中小企業との連携を強化し、社会人野球クラブチーム所属や現役選手としての活動に配慮のある企業をご紹介しています。もちろん、強制ではありません。あくまで、選択肢の一つとしてご検討いただければ幸いです。

例えば、ある学生は、当機構を通じて、地域密着型の建設会社に就職しました。その会社は、社会人野球チームを支援しており、学生の野球経験を高く評価。彼は、仕事と野球を両立させながら、充実した日々を送っています。これはあくまで一例ですが、あなたの経験と情熱を理解し、受け入れてくれる企業は必ずあります

就職活動は、決して簡単な道のりではありません。しかし、諦めずに努力を続ける限り、必ず道は開けます。年齢や過去の経験にとらわれず、あなたの能力と可能性を信じて、前向きに進んでいきましょう。そして、もし迷うことがあれば、誰かに相談してみるのも良いかもしれません。一人で抱え込まず、周りの人に相談することで、新たな視点や解決策が見つかることもあります。

就職活動は、人生における大きな転換期です。焦らず、じっくりと自分自身と向き合い、将来のキャリアプランを描き、一歩ずつ進んでいきましょう。応援しています!

大学野球支援機構は野球と仕事の両立をサポートします

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私たちは野球と仕事双方を充実させる未来に向けてサポートをしています。