先日、大学野球部の学生からこんな相談がありました。「1つ上の先輩から花火大会に行こうと誘われました。4回も2人でご飯に行ったり、出かけたりしていて、毎日連絡を取り合ったりもしています。もしかしたら自分に気があるのかも…と期待しているのですが、今度の花火大会で何も言われなかったら、5回目のお誘いは断るか、最後に気持ちを伝えようか迷っています。気持ちを伝えるなら、どのように伝えれば良いでしょうか？」 恋愛は、大学生活、そして野球部活動と将来の夢をかなえるためのキャリア形成と、どのように関わってくるのでしょうか？ 今回は、この相談をきっかけに、大学野球部員の恋愛と、学業・就職活動とのバランスについて考えてみましょう。

部活と恋愛、両立は本当に難しい？時間管理の秘訣は？

「部活が忙しいから、恋愛なんて無理…」そう思っている野球部の皆さん、わかります！私も大学時代は野球部に所属していましたが、練習や試合、遠征などで本当に時間がなく、恋愛どころではないと感じる時期もありました。でも、時間管理次第で、部活と恋愛の両立は十分可能です。

例えば、私の友人で、強豪大学の野球部に所属しながら、交際相手と充実した時間を過ごしていた人がいました。彼の秘訣は、「予定をしっかり管理する」ことと「効率的に時間を活用する」ことでした。彼は、練習や授業のスケジュールを細かく手帳に書き込み、隙間時間を有効に活用していました。例えば、移動時間には勉強したり、彼女と電話したり、効率的に時間を使い分けていたのです。

さらに重要なのは、「彼女としっかりコミュニケーションをとること」です。部活の事情をきちんと伝え、理解を得ることで、彼女も協力的に予定を組んでくれるはずです。お互いの時間を尊重し、信頼関係を築くことが、両立の鍵となります。相談者の方の場合、既に4回もデートを重ねているので、ある程度の信頼関係はできているのではないでしょうか。花火大会への誘いも、その延長線上にあると言えるでしょう。

時間管理ツールを活用してみるのも良いでしょう。スマホアプリや手帳など、自分に合ったツールを見つけて、計画的に時間を使いましょう。そして、大切なのは優先順位を決めることです。部活、学業、恋愛…どれを一番大切にしたいのか、しっかりと自分の中で整理することが重要です。

就職活動に恋愛は影響する？企業の反応は？

「恋愛に時間を取られて、就職活動に支障が出るのでは…」と心配する方もいるかもしれません。確かに、就職活動は時間と労力を要する重要なイベントです。しかし、恋愛が就職活動に悪影響を及ぼすとは限りません。むしろ、健全な恋愛は、精神的な安定をもたらし、就職活動のモチベーションを向上させる可能性もあります。

企業側も、学生の多様な一面を理解しています。もちろん、恋愛に溺れて学業や就職活動がおろそかになるのは問題ですが、適度な恋愛は、人間性を豊かにし、コミュニケーション能力を高めるというプラスの側面もあります。面接で恋愛について聞かれることはまずありませんが、明るく前向きな姿勢を見せることが大切です。

もし、就職活動と恋愛の両立に不安を感じるのであれば、信頼できる友人や先輩、そして、必要であれば大学キャリアセンターなどに相談してみましょう。具体的なアドバイスをもらえるかもしれません。また、大学野球支援機構では、野球に理解のある中小企業への就職支援を行っています。社会人野球クラブチーム所属や現役選手としての活動に配慮のある企業を紹介することも可能です。もちろん、就職活動の相談も受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。

気持ちを伝えるなら…大切なのは誠実さ

相談者の方は、花火大会で何も言われなかったら、気持ちを伝えるか迷っているとのことですが、大切なのは誠実さです。相手に好意を抱いていることを正直に伝えることが、一番良い方法だと思います。

告白の方法ですが、直接伝えることが一番です。LINEやメールではなく、きちんと顔を合わせて、自分の気持ちを伝えましょう。事前に、どんな言葉を伝えたいのか、しっかりと考えておくことが大切です。「あなたのことが好きです」とストレートに伝えるのも良いですし、これまでの思い出を振り返りながら、自分の気持ちを伝えるのも良いでしょう。大切なのは、自分の言葉で、誠実に気持ちを伝えることです。

もし、告白がうまくいかなかったとしても、落ち込む必要はありません。大切なのは、自分の気持ちを伝える勇気です。その経験は、将来必ず役に立つでしょう。そして、大切なのは、相手への配慮です。自分の気持ちだけでなく、相手の気持ちも尊重することが大切です。

花火大会、そして、これから始まる未来。素敵な思い出になりますように。