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大学野球と推薦入試:評定平均と活動、どっちが大切?

  • 就職活動
2025年06月27日

高校2年生の皆さんから、指定校推薦入試に関するご質問を多くいただきます。「評定平均は高いけれど、部活動や生徒会活動に力を入れていないと不利でしょうか?」といったご心配、よく分かります。大学進学を希望する野球部員とそのご家族にとって、推薦入試は大きな関門ですよね。今回は、推薦入試における評定平均と活動実績のバランス、そして大学野球と将来のキャリアについても考えてみましょう。

評定平均4.6は安全圏?推薦入試の選考基準って?

「評定平均4.6で、明治学院大学(条件4.0以上)の指定校推薦は安全圏でしょうか?」というご質問、とても気になりますよね。結論から言うと、評定平均だけで安全圏かどうかは断言できません。なぜなら、各高校の評定基準や、大学側の選考基準はそれぞれ異なるからです。4.6という高い評定平均は大きなアドバンテージですが、大学側は評定平均だけでなく、多角的な視点で学生を選抜します。

例えば、A高校とB高校では、同じ4.0でも、その実力に差があるかもしれません。また、大学によっては、評定平均に加えて、面接や小論文、調査書の内容を重視するところもあります。さらに、定員3名という狭き門を考えると、評定平均だけで判断するのは危険です。

私の友人で、高校時代、野球部に所属しながら、評定平均は4.5以上をキープしていた学生がいました。彼は、部活動に打ち込みながらも、時間管理を徹底し、勉強にも真剣に取り組んでいました。しかし、指定校推薦では不合格となり、一般入試で合格を勝ち取りました。彼の場合は、大学側の求める人物像と、彼の活動内容にずれがあったのかもしれません。

大切なのは、評定平均だけでなく、大学が求める人物像に合致しているかを考えることです。大学側の求める人物像は、大学パンフレットやホームページ、説明会などで確認できます。しっかり調べて、自分の強みをアピールしましょう。

評定平均と活動実績、どっちが重要?大学が求めるのは?

「評定平均とその他(欠席・委員・部長)だったら、評定平均の方が重視されますよね…?」というご質問、多くの高校生が抱く悩みです。一般的には、評定平均は重要な要素です。しかし、評定平均が同程度の場合、活動実績は大きな差を生みます。特に、リーダーシップや責任感、協調性などを示せる活動は、大学側にとって魅力的なポイントになります。

例えば、評定平均4.0で委員会活動に積極的に参加していたAさんと、評定平均3.7で部長を務め、皆勤賞のBさんでは、どちらが選ばれる可能性が高いか?これは、大学側の選考基準によって変わってきます。しかし、Bさんのように、責任ある立場を経験し、継続的な努力を証明できる実績は、大学にとって魅力的な要素です。部活動や生徒会活動での経験は、大学生活や将来の社会生活にも役立つスキルを身につける機会となります。

大学は、学力だけでなく、人間性や社会性も重視します。部活動で培った経験は、これらの要素をアピールする上で大きな武器になります。もちろん、部活動に打ち込みすぎて学業がおろそかになるのは避けなければいけません。バランスが大切です。

指定校推薦を得た先輩たちの活動は?成功事例から学ぶ

「指定校推薦を過去に貰った方は、委員会活動などはどのくらいやっていましたか?」というご質問には、一概に答えられません。大学や高校によって、選考基準は異なります。しかし、多くの成功事例から言えることは、「バランスのとれた活動」をしていたということです。

例えば、私の知人の息子さんは、野球部で活躍しながら、生徒会役員も務めていました。彼は、時間管理能力が高く、野球部と生徒会活動の両立を完璧にこなしていました。また、彼は、リーダーシップを発揮し、チームや生徒会に貢献していました。これらの経験が、推薦入試での選考に大きく貢献したと考えています。もちろん、彼も評定平均は高かったです。

大切なのは、単に活動に参加するだけでなく、その活動の中で何を学び、どのように成長したのかを示すことです。活動内容だけでなく、活動を通して得られた経験や学びを具体的に説明することが重要です。例えば、部活動で培った責任感やチームワーク、生徒会活動で培ったコミュニケーション能力などを、具体的に説明することで、大学側にあなたの魅力を伝えることができます。

大学野球を続けることを希望しているなら、その経験をどのように将来に活かしたいか、明確に示すことも重要です。社会人野球への挑戦や、野球に関連した仕事への関心などを伝えることで、大学側へのアピールポイントになります。大学野球支援機構では、野球に理解のある企業への就職支援も行っています。もし、将来のキャリアプランに迷いがあれば、相談してみるのも良いかもしれません。

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