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大学野球と留学、そしてUSCPAへの道…夢を叶えるための現実的なステップ

  • 就職活動
2025年06月27日

「大学四年生で、9月から1年間アメリカに留学予定です。帰国後、USCPA(米国公認会計士)の資格取得を目指したいと考えていますが、会計の知識がほとんどありません。アメリカのコミカレで会計を学ぶ予定ですが、日本で予備知識がないと難しいでしょうか?また、帰国後に日本で専門学校に通う方が効率が良いのでしょうか?留学期間中にTOEFLは何点くらいを目指すべきでしょうか?」というご相談をいただきました。留学とUSCPA取得、そして野球部活動との両立…多くの不安を抱えていることと思います。一緒に、実現可能な道筋を探っていきましょう。

アメリカのコミカレで会計は学べる?日本の予備知識は必要?

会計の授業をほとんど履修していない状態から、アメリカのコミカレで会計を学ぶことに不安を感じるのは、当然のことです。「日本で予備知識がないと無理だ」と断言はできませんが、ある程度の準備は必要です。全くのゼロから始めるのは、時間的にも精神的にも負担が大きくなります。例えば、高校レベルの簿記の基礎知識があれば、授業への理解度が大きく変わってきます。

私の友人で、経済学部出身ながら、全くの独学で簿記の基礎を学び、アメリカの大学院で会計学を専攻した人がいます。彼は、日本の独学サイトや入門書を活用して、留学前に基本的な会計用語や概念を理解していました。もちろん、苦労もあったと言いますが、「全くのゼロからでも不可能ではない」という彼の経験は、希望の光となるでしょう。ただし、彼の場合は、英語力が高かったことが大きなアドバンテージでした。

留学前に、日本のオンライン講座や書籍で簿記の基礎を学ぶことをお勧めします。無料のオンライン講座も数多くありますので、まずはそちらから始めてみるのも良いでしょう。完璧を目指す必要はありません。「概要を理解する」ことを目標に、無理なく学習を進めてください。重要なのは、会計学への興味と学ぶ姿勢です。

また、コミカレの授業のレベルも考慮する必要があります。コミュニティカレッジは、大学よりも授業の進度が速い場合もあります。そのため、事前に英語力と基礎知識をある程度身につけておくことで、授業についていく余裕が生まれます。

帰国後の勉強方法:日本で専門学校?それとも海外留学?

帰国後の勉強方法については、「日本で専門学校に通う方が効率が良い」と一概には言えません。それぞれのメリット・デメリットを比較検討する必要があります。

日本で専門学校に通うメリットは、日本語で学習できること、生活環境が安定していること、そして、試験対策に特化したカリキュラムが用意されていることです。一方、デメリットとしては、費用がかかること、海外での経験が積めないことなどが挙げられます。

一方、海外で再度留学し、CPAの学校に通うメリットは、英語力の向上、異文化体験、そして、グローバルな視点での会計知識の習得などが挙げられます。デメリットとしては、費用がさらに高額になること、生活環境の不安定さ、そして、時間的な制約などが挙げられます。

どちらを選ぶかは、あなたの学習スタイル、経済状況、キャリアプランによって異なります。じっくりと時間をかけて学習したい、費用を抑えたいのであれば、日本で専門学校に通う方が良いでしょう。一方、英語力をさらに高めたい、海外での経験を活かしたいのであれば、海外留学も選択肢の一つです。そして、USCPAは、単なる資格取得ではなく、将来のキャリアプランに大きく影響する要素であることを忘れないでください。

TOEFLの目標点数は?留学期間中の学習計画は?

TOEFLの目標点数は、あなたが目指すコミカレや大学院の入学基準によって異なります。最低でも80点以上は目指すべきでしょう。しかし、点数だけで判断するのではなく、「自分の英語力で授業についていけるか」を重視してください。会話力も重要です。授業に参加し、教授やクラスメイトと積極的にコミュニケーションをとるためには、ある程度の会話力が必要です。

留学期間中の学習計画は、USCPAの試験対策と英語学習の両立が重要です。短期留学の経験があるとのことですが、大学での授業や日常生活で英語を使う機会を増やすことで、自然と英語力は向上します。また、TOEFL対策だけでなく、会計用語を英語で理解できるよう、専門用語の学習も並行して行いましょう。

例えば、週に数日は会計の勉強に、残りの日は英語学習に充てるなど、具体的なスケジュールを立て、無理なく学習を進めることが大切です。完璧主義にならないことも重要です。計画通りに進まなくても、焦らず、柔軟に対応していきましょう。そして、定期的に自分の学習状況を見直し、必要に応じて計画を修正していくことが重要です。

大学野球部での経験は、あなたの将来のキャリアに必ず活きてきます。責任感、チームワーク、目標達成への粘り強さ…これらは、どんな仕事にも求められる大切な資質です。USCPA取得という目標に向かって努力する過程で培われるこれらの資質は、将来のあなたを大きく支えてくれるでしょう。そして、もし就職活動で、野球経験とUSCPA資格を活かせる企業を探したいと思われたら、大学野球支援機構が中小企業への就職支援を行っていることを覚えておいてください。もちろん、これはあくまで可能性の一つです。まずは、目の前の目標である留学とUSCPA取得に集中しましょう。

大学野球支援機構は野球と仕事の両立をサポートします

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