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大学野球と資格取得、そして就職活動…全部両立できる?

  • 就職活動
2025年06月27日

先日、国立大学の法学部に通う2年生の方から、こんな相談を受けました。「4月から3年生になり、昨年度行政書士試験に合格。今年の5月から予備校に通い、来年は地方公務員上級試験を受けようと思っています。民間の企業も併願を考えており、行政書士試験の勢いで宅建試験も取得しようかと考えているのですが、公務員試験の勉強と宅建の勉強は両立できるのでしょうか?また、宅建資格は就職に役立つのでしょうか?」 多くの大学生、特に野球部員は学業、部活動、そして将来のキャリアと、様々なことに追われる日々を送っていますよね。この相談を通して、大学野球と資格取得、就職活動の両立について、具体的な解決策を探っていきましょう。

公務員試験と宅建試験の両立は可能?時間管理の秘訣は?

公務員試験と宅建試験、どちらも難易度の高い試験で、勉強時間は相当なものが必要になりますよね。わかります。私もかつては、部活動と学業の両立に苦しみました。両立の鍵は徹底した時間管理です。まず、1日のスケジュールを細かく計画し、公務員試験の勉強時間、宅建試験の勉強時間、部活動の時間、そして睡眠時間などを明確に割り当てましょう。そして、絶対に守ることを意識しましょう。 例えば、1週間のスケジュールを立て、毎日同じ時間帯に同じ科目の勉強をするなど、ルーティンを作るのも効果的です。さらに、週末はまとめて勉強する時間を作るなど、メリハリをつけることも重要です。

さらに、効率的な学習方法も重要です。過去問を繰り返し解いたり、弱点分野を重点的に学習したりすることで、学習時間を有効活用しましょう。また、スマートフォンアプリなどを活用して、スキマ時間を有効に使うのもおすすめです。例えば、通学時間や待ち時間などに単語帳アプリで暗記を進めるなど、工夫次第で学習時間は意外と確保できますよ。

具体的な例として、私の知人の大学生は、朝6時から1時間、通学電車の中で宅建の過去問を解き、夜9時から1時間、公務員試験の専門科目を学習していました。週末は、図書館で一日中勉強に集中するなど、工夫していました。彼のように、自分のペースに合わせた学習計画を立て、着実に実行することが大切です。

宅建資格は就職活動で本当に役立つ?企業の求める人物像とは?

宅建資格は、不動産業界だけでなく、幅広い業界で役立つ資格です。企業によっては、宅建資格保有者を優遇するところもあります。特に、不動産関連企業はもちろんのこと、金融機関や建設会社などでも、宅建資格は有利に働く可能性があります。しかし、資格取得が就職活動の全てではありません。企業が求めるのは、資格だけでなく、その人の人となりや経験、そして社会貢献への意欲です。

企業は、単に資格を持っている人材ではなく、チームワークを大切にし、責任感があり、コミュニケーション能力が高い人材を求めています。大学野球で培った経験は、まさにこれらの能力を磨く絶好の機会です。チームプレー、責任感、困難を乗り越える力…これらの経験を就職活動で効果的にアピールしましょう。例えば、面接では、大学野球部での経験を通して学んだこと、そしてそれらをどのように社会に活かしたいかを具体的に説明することで、企業にあなたの魅力を伝えることができます。

また、企業研究も非常に重要です。企業の理念や事業内容、そして求める人物像をしっかりと理解した上で、自分の経験やスキルをどのように活かせるかを考えましょう。企業のホームページをよく読んで、説明会に参加するなどして、企業について深く知ることが大切です。 そして、自分の強みと弱みを理解し、それを企業の求める人物像と照らし合わせることで、より効果的な就職活動を進めることができます。

大学野球と就職活動の両立、そしてキャリアプラン…

大学野球と就職活動の両立は、確かに大変です。しかし、不可能ではありません。多くの先輩たちが、両立を成功させてきました。大切なのは、計画性と効率性です。時間管理を徹底し、効率的な学習方法を身につけることで、両立は可能になります。また、自分の強みと弱みを理解し、それを就職活動に活かすことも重要です。大学野球で培った経験は、就職活動において大きな武器になります。それを効果的にアピールすることで、多くの企業から注目されるでしょう。

さらに、キャリアプランを明確にすることも重要です。将来どのような仕事に就きたいのか、どのようなキャリアを歩みたいのかを明確にすることで、就職活動の方向性が定まり、より効率的に活動を進めることができます。もし、野球を続けながら働くことを希望するなら、社会人野球クラブチームの所属を考慮している企業を探すことも有効な選択肢です。一般社団法人大学野球支援機構では、野球に理解のある中小企業への就職支援にも力を入れています。そういった企業の情報提供も、将来的には検討していきたいと考えています。

最後に、周りの人に相談することも大切です。家族や友人、そして大学のキャリアセンターなどに相談することで、新たな視点を得たり、具体的なアドバイスをもらえたりします。一人で抱え込まずに、周りの人に相談し、サポートを受けながら就職活動を進めていきましょう。

大学野球支援機構は野球と仕事の両立をサポートします

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私たちは野球と仕事双方を充実させる未来に向けてサポートをしています。