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大学野球と進路…地方国立大前期合格後、将来への不安…どうすればいい?

  • 就職活動
2025年06月27日

先日、大学野球支援機構には、こんなご相談がありました。「国公立大の前期日程の出願先は地方の公立大学です。後期日程はどこも申し込みをしていません。どうしたらいいのでしょうか?」と。 野球を続けながら、将来の進路にも不安を感じている…これは多くの大学生、そして保護者の皆さんにとって共通の悩みではないでしょうか。この記事では、このご相談をきっかけに、大学野球と就職活動、そして将来設計について、具体的な対策を分かりやすく解説していきます。

野球部員は就職活動で不利?本当にそうでしょうか?

「野球部員は就職活動で不利」という声、耳にしたことありませんか? 私もそう思っていた時期がありました。確かに、練習や試合で忙しい日々を送る中で、就職活動に割ける時間は限られています。企業説明会に参加したり、履歴書やエントリーシートを作成したり…想像するだけで気が重くなりますよね。わかります。

しかし、必ずしも不利とは限りません。むしろ、野球部活動で培った経験は、企業にとって大きな魅力となる可能性を秘めているのです。例えば、チームワーク、責任感、忍耐力、目標達成力…これらは、企業が求める人材像と大きく重なる部分です。 私の友人で、地方の国立大学野球部出身の者がいますが、彼は粘り強い交渉力とチームワークを活かし、大手企業に内定を得ました。彼は、面接で積極的に野球部での経験を語り、その経験を通して学んだことを具体的に説明していました。

大切なのは、野球部活動と就職活動をどのように両立させるか、そして企業に自分の強みをどのように伝えるかです。 後述しますが、時間管理術や自己PRのスキルを磨くことで、野球部員であることをむしろ強みに変えることができます。

地方国立大進学後のキャリアパス…選択肢は本当に限られる?

地方国立大学に進学すると、就職活動の選択肢が狭まるのでは…と不安に思う方もいるかもしれません。確かに、東京などの大都市圏に比べて、企業数は少ないかもしれません。しかし、それは必ずしも不利ではありません。地方には、大企業にはない魅力的な企業がたくさんあります。中小企業の中には、野球に理解のある企業も多く、社会人野球クラブチーム所属や現役選手としての活動を配慮してくれる企業も存在します。

例えば、地元に根付いた企業は、地域貢献への意識が高く、社員を大切にする傾向があります。 また、大企業と比べて、アットホームな雰囲気で働きやすい環境が整っている企業も多いです。 重要なのは、企業規模ではなく、自分のキャリアプランに合った企業を見つけることです。地方にこだわらず、積極的に情報収集を行い、自分に合った企業を見つける努力をしましょう。大学野球支援機構では、野球に理解のある中小企業をご紹介する活動も行っていますので、ご興味があればお気軽にお問い合わせください。(※ただし、紹介を目的とした記述ではありません)

さらに、地方大学ならではのメリットもあります。例えば、地元企業との繋がりを築きやすく、就職活動がスムーズに進められるケースも多いです。また、地方ならではの生活の豊かさや、人との繋がりを大切にする文化に触れることで、人間的な成長を促す機会も得られるでしょう。

後期日程の受験…焦らず、冷静に将来設計を見つめ直そう

前期日程で地方国立大学に合格されたとのことですが、後期日程の受験を検討されていないとのこと。焦る気持ちはよく分かります。しかし、まずは深呼吸をして、冷静に現状を分析してみましょう。 地方国立大学への進学を決めた理由、そして将来のキャリアプランについて、改めて考えてみてください。

もし、地方国立大学への進学に不安を感じているのであれば、その不安の原因を具体的に書き出してみましょう。そして、その不安を解消するために、どのような対策を講じることができるのかを検討してみましょう。もしかしたら、大学選びの基準を見直す必要があるかもしれませんし、就職活動の戦略を練り直す必要があるかもしれません。

後期日程の受験を諦めるという選択も、もちろんありです。大切なのは、自分自身にとって最善の選択をすることです。そのためには、焦らず、じっくりと時間をかけて、自分自身と向き合うことが重要です。 大学野球支援機構では、進路相談も行っていますので、お気軽にご相談ください。(※ただし、紹介を目的とした記述ではありません)

具体的な対策としては、

  • キャリアカウンセリングの利用:専門家のアドバイスを受けることで、自分の強みや弱みを客観的に分析し、将来のキャリアプランを具体的に描くことができます。
  • 情報収集の徹底:企業のホームページや就職情報サイトなどを活用して、積極的に情報収集を行いましょう。企業説明会にも積極的に参加してみましょう。
  • 自己PRのブラッシュアップ:面接では、自分の経験や能力を効果的に伝えることが重要です。自己PRを何度も練習し、自信を持って面接に臨みましょう。野球部での経験を活かすことを忘れないでください。
  • 時間管理の徹底:野球部活動と就職活動を両立させるためには、時間管理が不可欠です。スケジュールを綿密に立て、効率的に時間を活用しましょう。

焦らず、一つずつ着実に進めていきましょう。あなたは一人ではありません。周りの人に相談したり、サポートを受けながら、将来設計を進めていくことが大切です。

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