「閲覧ありがとうございます。TOEICが485点(L:240点、R:245点)の工学部3年です。大学院には行かず、学部卒業後は就職を考えているのですが、卒業するまでに800点(可能ならそれ以上)を取りたいと考えています。単語帳はユメタン0とユメタン1、キクタン600を使っていて、それぞれ赤文字部分はほぼ100%秒で答えられるくらいにはやりこんだのですが、思うようにスコアが伸びません。(半年前は370点ほどしかなかったので、これまでで大体100点くらい伸びてはいます。)いい加減、単語以外の演習をやろうと思っているのですが、どのような取り組みをすればよいのかが分からず、もしTOEICに詳しい方がいらっしゃったらアドバイスを頂きたいです。どうかどなたか宜しくお願い致します。」 この相談、多くの大学生、特に大学野球を頑張りながら就職活動も考えなければならない皆さんにとって、非常に共感できる内容だと思います。野球に打ち込みながら、限られた時間でTOEICのスコアアップを目指すのは、本当に大変ですよね。わかります。
野球と学業の両立で時間がない!効率的な学習法は?
まず、時間がないという点を考慮した学習法が重要です。野球部の練習や試合、授業、そしてアルバイトなど、大学生活は忙しいですよね。限られた時間を最大限に活用するために、集中力と効率性を重視した学習プランを立てましょう。例えば、1日に2時間勉強するよりも、1時間でも集中して取り組む方が効果的です。私の友人で、野球部と両立しながらTOEICで高得点を取った人がいますが、彼は「短い時間で集中して取り組む」ことを徹底していました。休憩時間や移動時間などを有効活用し、隙間時間を学習に充てる工夫もしていましたね。
具体的な学習方法としては、「過去問演習」を重視することをお勧めします。単語を覚えることも大切ですが、TOEICは単語力だけでなく、問題を解くための戦略とテクニックが重要です。過去問を解くことで、自分の弱点を見つけ、時間配分や解き方を練習できます。過去問は、公式問題集だけでなく、市販の模擬試験問題集も活用しましょう。特に、時間制限を設けて解く練習は必須です。本番と同じように緊張感を持って取り組むことで、本番でのパフォーマンス向上に繋がります。
さらに、弱点分野の克服に焦点を当てましょう。あなたの場合は、リスニングとリーディングのスコアがほぼ同じなので、どちらにも同じくらい時間をかける必要があります。しかし、どちらか一方に比べて著しく低いスコアが出ている場合は、そちらに重点的に学習時間を割くべきです。例えば、リスニングが苦手な場合は、英語ニュースを聴いたり、英語のPodcastを聞いたりすることをお勧めします。リーディングが苦手な場合は、英文記事を読む練習をしたり、長文読解問題を解いたりすることをお勧めします。自分の弱点を把握し、それを克服するための具体的な対策を立てることが重要です。
そして、学習記録をきちんとつけることも大切です。何をしたか、どのくらい時間がかかったか、そしてその結果を記録することで、自分の学習の進捗状況を把握し、改善点を見つけることができます。また、学習記録をつけることで、モチベーションの維持にも繋がります。例えば、アプリや手帳などを活用して、毎日学習記録をつける習慣を身につけましょう。
TOEIC対策と就職活動の両立は可能?
大学野球を続けながらTOEIC対策と就職活動を進めるのは、確かに大変です。しかし、不可能ではありません。多くの野球部員が、この困難な状況を乗り越えて、希望する企業に就職しています。時間管理のスキルを磨くことで、両立は可能になります。例えば、効率的な学習方法や時間管理術を学ぶことで、限られた時間の中で最大限の成果を上げることができます。また、周りの人に協力を仰ぐことも大切です。友人や家族、そして野球部の仲間などに相談し、サポートしてもらうことで、負担を軽減することができます。
就職活動において、TOEICのスコアは確かに重要な要素の一つです。しかし、TOEICのスコアだけが全てではありません。企業は、あなたの人となりや経験、能力などを総合的に評価します。大学野球で培ってきた経験、例えば、チームワーク、責任感、忍耐力などは、企業にとって非常に魅力的な要素です。これらの経験を効果的にアピールすることで、TOEICのスコアが多少低くても、内定を獲得できる可能性は十分にあります。
さらに、企業選びも重要です。社会人野球クラブチームへの所属や現役選手としての活動を理解し、サポートしてくれる企業を探しましょう。一般社団法人大学野球支援機構では、野球に理解のある中小企業との就職支援に力を入れています。企業選びの際には、企業の理念や社風、そして社員の働き方などをよく調べて、自分に合った企業を選ぶことが重要です。自分のキャリアプランをしっかりと描き、それに合った企業を選ぶことが、就職活動成功への近道です。
モチベーション維持のコツ!挫折しないための秘訣は?
長期間にわたるTOEIC対策は、モチベーションの維持が非常に重要です。目標設定を明確にすることで、モチベーションを維持しやすくなります。例えば、「卒業までに800点以上取得する」という具体的な目標を設定し、それを達成するための具体的な計画を立てましょう。そして、定期的に自分の進捗状況を確認し、必要に応じて計画を修正していくことが大切です。計画通りに進んでいる場合は、自分を褒めてモチベーションを高く保ちましょう。計画通りに進まない場合は、原因を分析し、改善策を講じることが重要です。
また、周りの人と協力することもモチベーション維持に役立ちます。同じ目標を持つ仲間と勉強したり、互いに励まし合ったりすることで、モチベーションを維持しやすくなります。例えば、勉強仲間を作って、定期的に一緒に勉強する時間を設けるのも良いでしょう。また、家族や友人などに自分の目標を伝え、応援してもらうことで、モチベーションを維持することができます。誰かに自分の目標を伝えることで、責任感も高まり、より一層努力する意欲が湧いてくるでしょう。
さらに、息抜きも大切です。勉強ばかりしていると疲れてしまい、モチベーションが下がってしまいます。適度に休息を取り、趣味やスポーツなど、自分の好きなことをしてリフレッシュしましょう。野球部の練習も、良い気分転換になるはずです。メリハリのある生活を送ることで、より効率的に学習を進めることができます。そして、小さな成功体験を積み重ねることも重要です。毎日少しずつでも勉強を進めることで、達成感を感じ、モチベーションを維持することができます。例えば、1日1時間でも勉強時間を確保することを目標に設定し、それを達成したら、自分を褒めてあげましょう。
最後に、「なぜTOEICで高得点を取りたいのか?」ということを常に意識しましょう。就職活動に役立つため?将来のキャリアプランのため?自分の目標を明確に意識することで、モチベーションを維持しやすくなります。そして、困難な状況に直面した時でも、諦めずに努力を続けることが、成功への鍵となります。大学野球とTOEIC対策、そして就職活動。どれも大変ですが、必ず乗り越えることができます。頑張ってください!