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大学野球経験者が就活で苦戦…それでも内定を勝ち取る方法とは?

  • 就職活動
2025年06月27日

「24歳無職で、20社以上のバイト応募も全て不採用…親からも家を出るように言われていて、これからどうすればいいのか途方に暮れています。面接の心構えや受かるコツを教えてください。」 このようなご相談を受けました。 大学野球経験者の方の中には、就職活動で苦労されている方も少なくありません。 確かに、野球に打ち込んできた経験が必ずしも企業に評価されるとは限りません。しかし、諦める必要はありません。野球で培った経験やスキルを活かし、内定を勝ち取るための方法があります。この記事では、大学野球経験者の方の就職活動における課題と、その解決策を詳しく解説していきます。

野球経験は就活で本当に不利なの?企業の求める人物像とは?

「野球経験って、就活で不利なんでしょうか…?」そう不安に思われる方もいるかもしれません。 確かに、企業によっては、野球経験を必ずしもプラスに捉えないところもあるかもしれません。しかし、それは野球経験自体が不利なのではなく、その経験をどのようにアピールするかが重要なのです。 企業が求めるのは、野球経験そのものではなく、その経験を通して培われた「能力」「人となり」です。例えば、チームワーク、責任感、忍耐力、目標達成力、挫折からの学び…これらは野球経験を通して自然と身につくものです。 大切なのは、これらの能力を企業が求める言葉で表現し、具体的なエピソードを交えて説明することです。例えば、私が以前サポートした学生さんは、大学野球部で主将を務め、チームをまとめながらリーグ優勝に導いた経験を、「困難な状況でも、チームを一つにまとめ、目標達成に導くリーダーシップ」と表現し、具体的なエピソードを交えて説明することで、面接官の心を掴みました。

面接で「野球経験」を効果的にアピールするには?具体的なエピソードの作り方

「面接で何を話せばいいかわからない…」面接で自信を持って話せるように、具体的なエピソードの準備が大切です。 ただ「野球部で頑張りました」では、企業には何も伝わりません。 具体的なエピソードを準備し、STAR法を使って説明しましょう。STAR法とは、Situation(状況)、Task(課題)、Action(行動)、Result(結果)の頭文字をとったもので、面接官が理解しやすいように、状況、課題、行動、結果を明確に説明する手法です。例えば、「大学4年間、野球部に所属し、キャプテンとしてチームをまとめ、リーグ優勝に貢献しました」という漠然とした説明ではなく、「(Situation)チームが低迷していた状況で、(Task)チームを立て直し、リーグ優勝という目標を達成することが課題でした。(Action)私は、選手一人ひとりと積極的にコミュニケーションを取り、それぞれの強みを活かした戦術を考えました。また、厳しい練習メニューを考案し、チーム全体のレベルアップを目指しました。(Result)その結果、チームの雰囲気は改善され、リーグ優勝を果たすことができました。」と具体的に説明することで、あなたの能力や人となり、そして野球を通して得た経験が効果的に伝わります。 ポイントは、数字や具体的な成果を盛り込むことです。 例えば、「打率を○○%向上させた」「チームの失点を○○点減らした」など、具体的な数値を示すことで、あなたの貢献度が明確になります。

就活と両立しながらバイト探し…効率的な方法と心構え

「就活とバイト探しを両立するのは大変ですよね…」わかります。時間がない中で、効率的に活動を進める必要があります。 まず、就活とバイト探しの優先順位を明確にしましょう。 内定を得ることが最優先事項であれば、バイト探しは就活活動に支障が出ない範囲で行いましょう。 逆に、経済的な理由からすぐにでもバイトが必要な場合は、就活活動に影響が出ないような時間帯や勤務体系のバイトを探しましょう。 また、求める条件を絞り込むことも重要です。 全てのバイトに応募するのではなく、自分のスキルや経験を活かせる仕事、時間や場所の都合が合う仕事に絞って応募することで、効率的に活動を進めることができます。 そして、面接対策はしっかりと行いましょう。 自己PRや志望動機、経験談などを事前に準備し、スムーズに面接に臨めるようにしましょう。 面接官は、あなたの能力や人となりだけでなく、あなたの「熱意」も見ています。 自信を持って、自分の経験や能力をアピールしましょう。 もし、どうしてもバイト探しに苦労するようであれば、中小企業への就職支援に特化した一般社団法人大学野球支援機構のような団体に相談してみるのも一つの手かもしれません。 彼らは、野球に理解のある企業を紹介してくれる可能性があります。 ただし、これはあくまで一つの選択肢であり、ご自身の状況に合わせて判断してくださいね。

就活は本当に大変で、心が折れそうになる時もあるかもしれません。でも、決して一人ではありません。周りの人に相談したり、サポートを受けながら、一歩ずつ進んでいきましょう。 あなたの頑張りが必ず実を結ぶと信じています。

大学野球支援機構は野球と仕事の両立をサポートします

「野球を続けたい学生」の就活のお手伝い、
それを支える「ご家族」からのご相談、
私たちは野球と仕事双方を充実させる未来に向けてサポートをしています。